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漢方ツボ押し大全 櫻井大典・中神洋和。

読書感想文です。

今回の本はこちら

漢方ツボ押し大全
                 櫻井大典・中神洋和


漢方の塾の先輩たちです。
お二人とも、塾時代に授業にも来てくれました。

現在は「成城漢方たまり」に所属、漢方相談や色んなお仕事をされてます。
そうそう、ブログによく出てくれてる、なーちゃんと同じところ😊



今回の出版を聞いたのは、わたしも二度ほど出演させてもらってる
「中医学のとびら」にお二人が出演してる時。

前、紹介したかな??
基本的には中とびのアーカイブは有料なんだけど、
この回は超!!大盤振る舞いの無料なんですよ😳


これです✨


この時のテーマが心理学ってのもあって、てっきり中医心理学の本だとばかり思ってました
(はい思い込みがブラジルまで貫通します申し訳ありません)

さて、本の内容なんですが。
タイトルに「ツボ押し」が全面に押し出されてるんですけどね、
なんていうか、、、

もう全部!!!
ツボどころか色々まるっと!!
網羅してましたよ😳😳

ほんとに、家庭に一冊系です。

みかほちゃんの本も相当ゴツい一冊でしたが🥰
また違ったパンチの効き方ですね。




少し知識がある人や
「これから漢方相談受ける人」
に、特にお勧めしたい。
全く知らない人が、漢方相談を受けた後におさらいする教科書として!
ものすごい秀逸な教科書になります。

それにしてもです。ひとつひとつのテーマに対する言語化が、さすがすぎるなぁ、、、
って思います。

のっけから西洋医学と東洋医学の説明のところとか。

少しなら引用しても怒られないかな、、、(NGだったらすぐ消しますね)

ー引用ー
たとえて言うならば、雨が降った時に

「どうしたら雨を止められるかを考えるのが西洋医学」

「雨が降ってる時にどう過ごせばいいかを考えるのが東洋医学」

他にも、

西洋医学は「データ」がすべて。
データベースにないものは「例外」として切り捨てられます。
東洋医学は「個々で違って当たり前」が前提です。
そういう
「これといった原因はわからないけどなんとなく不調」
が、得意だったりします。

などなど、、、

それがどうして得意なのかがわかるページが11ページ。



自律神経失調症を例にあげてくれてるんだけど、、、
これをみて自律神経失調症のひとが役立てて!って言うわけじゃなく(いや役立ててくれて良いのですが)
こういう角度から不調の場所を見つけていくんだよーっていうメカニズムが分かりやすく可視化されてるなぁと。


あとね、ツボ押しの「強さ」についても言及されてて。
押し方にも「瀉」「平」「補」があるんだって。
それぞれの症状に対して、ツボの位置だけじゃなくて押し方まで備わってます。

内容ひとつひとつが本当に深くって、間に入ってるコラムもめっちゃ興味深いものばかり。

そして、中医学ではお馴染みの

「子牛流注(しごるちゅう)」

イラストは毎度おなじみ妊活姉妹のよしみお姉様のをお借りしました☺️


この子牛流注のことも、ひとつひとつの時間ごとに詳しく説明してくれてます。
ここまでしっかり説明されてる本は少ない気がする。

気になったら、読んでみてください。

絶対損しない、立派な「家庭の医学書」です😊


本を作るって、、、本当にすごいですよね。

最近は買ってばっかりで中々読めてないですが😂
主に集中力のなさに起因しております・・・

もっと読みたいなぁと思うし、過去に好きだった小説もまた読み直したい。

だけど気になる本がまたいっぱい出るんですよ…
大変だ。
昔に比べて時間はあるはずなのにな。。。

集中力、どこに売ってますかね。


まあ、ブログを書くに当たって『読む』という行動を推し進められたりもするので、、
わたしにとってブログは理気薬かもしれない🤣

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かつらこ。


おまけ
中神さん=ぴーてんさんの著者近影がハグリッド過ぎて見た瞬間笑いが出ちゃった🤣
直にお話してると、目がクルクルで永遠にオタクな内容を楽しそうにドングリ食べるリスさんのように話し続けるような人なのに🐿


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