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そういうことだったのか! 「引き寄せの法則」
「引き寄せの法則」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
どちらかというとスピリチュアルな話で、眉唾ものだと思われる話である。
お金、恋人、幸せ、そういったものを「引き寄せる法則」のことをいう。
わたし自身あまりスピリチュアルなことを信じていないので、しっかりとそういう本を読んだわけではないのだが、なんとなく気にはなっていた。
ーーー
ある日のこと、暇だったのでTikTokを見ていた。すると、何かこう物理だかの専門家さんが「周波数」のことについて話していた。
周波数、つまり物体、物質の振動の値。
たとえば「音」だけれども、基本的なチューニングとして使われる「A」という音は440ヘルツである。(本当は「A」という音を440ヘルツにしましょうと決めたのだがまあいいだろう)
耳のいい人は、その周波数からちょっとでもずれると「違和感」を感じる。
それは、周波数が合わない同士がぶつかると、「歪み」ができるからだ。
ところが、周波数がぴったりとあうと、「同調」する。
それをたとえにして、その物理だかの専門家さんは「引き寄せの法則」のことを話していた。
この世の中にあるものは、すべて物質で出来ている。それは人の脳波でも同じで、脳の中の電気信号も周波数で表すことが出来る。
(中略)
同じような趣味の人、同じような暮らしぶりの人、同じような年代の人、同じような価値観の人同士が一緒になることはそれは自然の摂理としてあたりまえのことなのだ。
だから、「引き寄せの法則」というものは自然科学的にも、物理学的にも立証されていて、どうのこうの、
という話だった。
わたしは暇つぶしにTikTokを聞いていたので、なんとなく聞き流していたけれど、「なるほどね」と思った。
目からウロコというか、腑に落ちたというか、そういった感情を持った。
ーーー
なぜわたしに友人が居ないのか(本当は少ないけれどちゃんと居る。いてくれている)。なぜわたしにはお金がないのか。なぜわたしには恋人ができないのか。なぜわたしは結婚できないのか。なぜSNSのフォロワー数が伸びないのか。なぜわたしはそんなにお洒落ではないのか。なぜわたしの部屋は散らかっているのか。なぜわたしは多趣味なのか。なぜわたしは、
そういったすべてのことの理由がその物理的な、自然科学的な「引き寄せの法則」で納得出来たような気がした。
たとえば今日、わたしは「ちょっと気になっている女の子」とおしゃべりをした。
だけどなんか、「合わなかった」。
他の人と話すときは自然に話せたのに、なぜだかその子と話をしたときは感覚的に「合わない」と感じた。
合わないのは、わたしの発していた周波数と、その子の周波数が同調していなかったからだと悟った。
わたしは、テンパっていたのだ。
かっこよく見せようとか、よく思われようと、心のどこかで思っていたのかもしれない。だから、なんとなく「変」な波長を出していたのだ。
だから、話が噛み合わなかったし、動作もぎこちなかったのだ。
帰りの車の中で、わたしは大いに反省をした。
と、まあこんな具合で、「引き寄せの法則」というものは、恋愛にも活用できるのではないかなとわたしは思った。
つまり、気になっている子と同じ周波数を出せばいいのだ。
たとえばだけど、「その子が来ている服」。その服装の隣で歩いていても不自然ではないファッションをする。
その子が笑顔でいるなら、自分も笑顔でいる。
その子が元気なら、自分も元気でいる。
その子の声のトーン。その子の話すテンポ。
そういったすべての「波長」を同調させるようにすれば、きっと、その子と「近づく」ことができるだろう。
恋愛をこう「戦略的」に考えている時点で、わたしは「かわいくない」のかもしれないが、まあ一般論としてここでは語らせてもらう。
わたしもわたしでその子と「お近づき」になりたいので必死なのである。
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恋愛だけでなく、お金のことや、仕事のこと、成功や幸福についてのこと、それらすべて、「周波数」という観点からみると、なかなかに面白い。
わたしは今までスピリチュアルなものを信じていなかったので、「引き寄せの法則」的な本はろくに読んでこなかったけれど、少しだけ興味を持ちました。
おそらく今日わたしが書いたようなこと、あるいはTikTokで物理だかの専門家さんが語っていたことと同じようなことが書かれていると思う。
とりあえずわたしは、これから、自分の「周波数」を上げる努力をしようと思います。
それは、部屋を片付けたり、身だしなみを整えたり、言葉遣いや仕草なんかを気をつけたり、まあそんなことです。
でもきっと、そういった「習慣」が、わたしを今とは別のステージへと運んでくれるものだと信じています。
SNSを見ていても思うことですが、「同じような人」が本当につながっている。
面白いなと思います。
今日の記事が、あなたにとって何かの参考になれば、幸いに思います。
読んでくれてありがとうございます。
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