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Amazonほしい物リストの危険性

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はじめましての方ははじめまして
そうでない方はお久しぶりになるかもしれません

今回はずっと気になっていたことをお伝えしたいのでnoteにまとめています
それは題名の通り、【Amazonほしい物リストの危険性】についてです

【ほしい物リストとは?】

皆様はAmazonでほしい物リストを利用したこと、ありますか?
私はあります。絵師さんやVtuberの方なら利用している方も多いかと思います。

わからない方にかんたんに説明すると、Amazonに登録されている商品のうち、自分がほしいと思った物をリスト化し、そのリストを公開することによって知り合いにプレゼントとして送っていただけるというサービスです。
・送られる側は欲しい物が届いて嬉しい
・送る側は相手が喜んでくれるものがひと目で分かるので悩まなくてすむ
といった利点があります。(誕生日プレゼント考えるの大変ですからね)


で、これの何が危険なの?って話ですよね

結論から言うと、住所特定などのストーキング被害に合う可能性が格段に上がります。

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利用したことある方なら「都道府県までしかわからないのにどうやるんだよw」って思われるかもしれません。
確かに、Amazonはちゃんとプライバシー保護のため番地など詳しい情報は表示せず、設定した名前と都道府県までしか表示されません。

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そう、Amazonでは...


【そもそもシステムに欠陥が多い】

まずほしい物リストにはおかしいところが数点あります

・アカウント名が公開されてしまう
ほしい物リスト自体に自分の名前を入力する項目があるにも関わらず、Amazonアカウントで設定した名前が表示される部分が多々あるので、アカウント名は本名以外にしないといけない

・ほしい物と一緒にカートに入れた別の商品を相手の住所に送れる
 
相手のほしい物に+αで自分からのプレゼントを送れるのでまだ理解できますが「ほしい物リスト」としては受け取る側でどうするか判断したいところですよね

・ある方法を使うとほしい物リストにない商品だけを相手の住所に送ることができる
これに関しては意味がわからない。俗に「宅配テロ」と呼ばれる行為なのですが、ほんとにテロ。私が知ってる中だと火山灰とか送られた人もいるらしい。
やり方は割愛しますのでご自身でお調べください。

・ほしい物リストで贈り物をすると送った側の人だけトラッキングIDが見える
ここが今回の一番のポイントです。
もちろんお金を払って注文した商品が無事なのかどうか、わかるべきではあると思います。
しかし、これが見えることによって荷物が今どこまで運ばれているかがわかるわけです。

これを悪用すると市町村くらいまでは余裕で特定できます。

Amazonデリプロなどで配達、”Amazon側がサイトの表示を変えさえすれば問題なくなる”(現在サイトからは確認できませんがメールにて問い合わせ番号が届くようです…)のですが今の所都内くらいしか対応してないっぽいです。
デリプロなら安全ってわけではないですが現状ではだいぶ特定が困難になります。


【更に情報があると家までバレる?】

皆様の中には特定されないように少しずつ情報にフェイクを混ぜたり、ばれない程度の情報しか出さないようにしている方もいると思います。
なぜそんなことをしないとダメなの?と思った方は危機感を持ってください。
特に女性の方はめちゃくちゃに気をつけないと世の中どんな人がいるかわかりません。

とても雑になりますが、例えば「よく行くコンビニはどこですか?」「移動によく自転車をつかいますか?」などの情報があればどういった場所に住んでるのかある程度そうぞうできます。
もちろん、こんなド直球の質問に答えるはずがありませんよね?
相手もそれをわかっているので少し変化球を加えてきます。

「好きなコンビニスイーツはなんですか?」

こんな質問されたらよく行く近所のコンビニのスイーツなんて答えちゃダメですよ?
なぜかって?先程のAmazonの一件で近所の配送センターを絞り出したらあとはその近くにあるコンビニなどを調べたらいいだけだからです。
「そんな、コンビニ程度で…」と思わないことが大事です。
特定してくる人はマジで特定してきます

もっと特殊な球投げてくる人もいます。

「最近自転車で事故っちゃったんだよね~w○○さんも怪我しないよう気をつけて自転車乗ってね!」

こんなことを少し仲良くなった人に言われても適当な答えにしましょう!
「よく乗るので怖いです」「全然乗らないので大丈夫です」
とはっきり答えてしまうと普段自転車を使うのかがわかります。
そして乗ることわかると最寄り駅まで自転車を使う確率が上がるので駅から遠目で配送センターの周囲に住んでいると特定できるのです。

もちろん例外もあります。
自転車に全然乗らない→車、バイクなどに乗る
そもそも電車を利用しない
こういった場合もあり得るわけです。

だからといってペラペラと情報を小出しにしていくとそれをかき集めて特定してストーキングする人が現れたりします。

なにか答える際、自分からなにか発信する際は軽いものでいいのでブラフを混ぜて発言するようにしましょう。これのあるなしで特定の難易度が全然違いますので。
特に女性の個人Vtuberでほしい物リストを使って支援を求めてる方は配信などでそういったことを話さないようにしましょう。

なんども言いますが世の中にはどんな人がいるかわかりませんので


【取れる対策】

最後に取れる自衛策を書いて終わりにしようと思います。

・そもそもリストを公開しない
事情があってリストで支援求めている方もいるかも知れませんがこれが一番安全です。危険なものを利用しないのが一番の自衛です。

・リストに住所を登録しない
リストだけ作って住所を登録しない方法です。この場合はAmazonギフト券をリストに入れておき、そちらで支援していただく方式にすれば自分はほしい物を買え、個人情報はもれないといった形を取れます。

・知り合いのお店などに協力してもらい住所を借りる
できる方は限られますが、住所バレしても気にしない、もしくは中のいいお店等に宅配を受け取ってもらう方法です。人脈がモノを言うので誰でもできる技では無いですがこちらも特定が困難になってきます。でも迷惑かけてしまうことをしっかり頭に入れておきましょう

・すごい筋肉の屈強な黒光りマッチョと暮らす
筋肉を信じましょう。筋肉はすべて解決してくれます。住所バレも怖くない。

・自分自身がすごい筋肉をつけ屈強な黒光りマッチョになる
筋肉を信じましょう。筋肉は人生を豊かにしてくれます。来る災厄をすべて薙ぎ払いましょう。

・諦める
諦めてしまいましょう。私はそうしました。住所も氏名もフリー素材!僕は自由になったんだ!ひゃっほい!


ここまで読んでくださってる方は少ないとは思いますが、読んでくださった方に少し危機感を感じていただければ幸いです。

そして、必ず悪用しないようにしましょう。

悪用する人がいるから問題が起きるのであって善意で動く人だけなら問題は起きないのです。
「情報があるから特定した」「そういうことをしゃべるやつが悪い」
そんなのは言い訳です。ストーキングは犯罪ですし、特定するやつが一番悪いです。絶対に悪用しないでください

駄文長々と失礼いたしました。

それではまたどこかで。


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