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🌱起立性調節障害のリアル④ 遺伝

我が家の長男は「起立性調節障害」です。
今は大学1年。
おかげ様でずいぶんマシになっています。

長男は、中1の3学期以降
症状がどんどん重くなっていきました。

朝いくら起こしても目が覚めない、
起きても動けない。
頭痛、吐き気、めまいに
毎日苦しめられていました。

そんな頃のある休日、
長男がぜんそくの発作を
起こしてしまったことがありました。

前回の記事にも書きましたが
起立性調節障害の症状が重かった当時
時々ぜんそくや気管支炎にも
苦しめられていました。


衝撃のひとこと

その日は日曜日で
かかりつけの病院はお休み。
少し離れたところに
休日診療している小児科があり
そこに連れて行きました。

診察を受け、お薬を処方していただき、
吸入もしていただいたのですが
起立性調節障害でお薬を飲んでいると
お伝えすると、衝撃のひとことが。

お母さんも中学とか高校とか、
朝弱かったんじゃない?
結構ね、遺伝するんだよねー

さらっと、心をえぐるひとこと…

私はXでもよく言っているのですが
朝はめっぽう弱いのです。
会社の健康診断でも
「血圧低いですね、大丈夫です?」
と聞かれるくらい血圧も低い。

子供達のお弁当を作っていた時は
なんとか必死に起きていましたが
今はもう無理💦
次男には申し訳ないですが、
簡単なものを用意するのが精一杯。

で、先生のひとことにもありましたが
学生時代も朝はほんとに
漂うように動いていただけで
意識がやっとはっきりしてくるのは
電車で乗換駅に着いた頃。
毎日、あまり記憶がなかったことを
思い出しました。
(よく事故らず通っていたもんだ💦)

そうだったんだ・・・
私からの遺伝か・・・

なにかと私と長男は近いところがあって、
血液型、骨格、腕が長いところ、
小さい頃は視力が非常に良かったこと、
ややこしい性格まで💦

・・・結構ショックでした。
長男に申し訳なくて。
でも同時にわかったことがありました。


ただ、朝弱い大人

自分自身のことを考えてみたのです。
当時はお弁当も作っていなかったので
早起き必須の時期ではなかったのですが、
次男はまだ小学校に通えていた時期。
それなりに朝は闘って
早く起きていました。

つまり、たとえ起立性調節障害で
それが治りにくかったとしても、
「年齢を重ね大人になれば、
症状は軽くはなるってことだな」

自分を通して感じました。

そうです、
「ただめっぽう朝に弱い大人」
になることはできるんです!
(ポジティブか💦)

…とはいえ、改めて記事を書くにあたり
やっぱり気になり、調べてみました。

子供の場合は小学校高学年以降の思春期に自律神経失調症状が現れやすく、起立性調節障害と呼ばれます。
遺伝性もあり、両親のいずれかに同じような症状があることも多いです。

福岡地区小児科医会丹々会「起立性調節障害(Orthostatic Dysregulation, OD)」より引用
岡山県教育委員会「起立性調節障害対応ガイドブック」

他の文献も見ると、
やはり遺伝的要因は半数ほど
ありそうでした。

だとするならば。
症状が重い間は無理だとしても、
今後、朝弱い大人になっていくならば
できるだけの策を練ってみましょう!

  • 早めに眠るようにする

  • 眠りにつきやすい環境をつくる

  • 目覚ましを工夫する

  • 覚醒しなくてもとりあえずカーテンを開ける

  • 朝の支度は前日に済ませておく

  • たっぷり眠っていい日も作ってみる

遺伝子に刻まれてしまっているなら
後天的工夫で乗り切るしかない。
長男は大学生になり
上記項目を結構実践しています。

少しずつで構いません。
ゆっくりで構いません。
試してみてはいかがでしょうか?

***************

まとめ

今回は「起立性調節障害」について
お医者様から聞いたお話から
私や長男の現実、調査した内容について
お知らせしました。
みんながみんな遺伝ではないと思いますが
私にとっては「まさに!」でした。

もし少しでも思い当たる節があり、
お子様が朝辛そうにされているようでしたら
「起立性調節障害」かもしれません。
一度検査されてみてもよいと思います。

いずれにせよ、早めに診断されれば
対処に余裕も生まれますので!

今後もリアルに起こった事象を元に
書いていきたいと思います。

必要な方に届きますように✨

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