かに座の満月、藍色に染めた板にカニを描きはじめた。
カニでグループ展に参加することになった。
場所は、なんと田中一村記念美術館である。
1月28日からはじまる
「奄美の星空 写真・アート展」で
展示の壁を一枚いただいたのである。
美術館でわたしのカニが展示されるなんて
まるで本当のカニアーティストではないですか!
人生がおもしろいことになってきたぞ。
今年最初のきょうの満月は、かに座の満月。
昨年からずっとあたためてきたカニイメージを
いよいよカタチにしはじめる時が来たのである。
カニを描くための板は
昨年2022年11月8日の満月の日に
藍の染料で染めた。
もちろんその日の朝は
作業に取りかかる前に
横歩きで浜に行って
地球の平和と
豊かなカニ活動の繁栄を祈願した。
そして
藍の染料を薄めるときに
月桃の蒸留水を入れたのは
誰にも見えない
わたしの小さなこだわり。
月桃は月と仲が良い植物なので
きっと何かよい作用があるような気がする。
その日は太陽の光がとても澄んだ美しい日で
作業はとても楽しかった。
祈願の甲斐あってか
想像よりもいい感じに染まった。
きょうは、その板に
カニを描きはじめたのである。
いつもは布に描いているので
板に描くのはいつもと勝手が違う。
板には木目もあるし
絵の具ののりかたが違って
感覚を掴むまで
結構時間がかかった。
それでもなんとか
最初の作品を完成。
わたしの今回の展示のテーマは
「命の循環」のようなものになりそうだ。
きょうは命がやってくる絵ができた。
板に描くカニ作品
思いがけないものができて
なかなかおもしろい。
初めてのあそびに真剣に熱中する子どもみたいに
とても楽しく自分でもびっくりしながら創っているので
ぜひ観に来ていただけるとうれしいです。
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