ご報告があります。(2020年11月18日)

※この記事は2020年11月18日に投稿した記事をnoteに移行したものです。


ご無沙汰しております。華那です。
2018年の1月に適応障害と診断され、当時の所属事務所である株式会社ビーフォレストの社長に掛け合いましたが理解していただけず、クビだと言われ解雇されました。
そのため、これまでの社長の行為に対し、2018年3月頃から弁護士を立て交渉を行い、2018年6月、ビーフォレストを提訴(未払金・パワハラ)しました。
東京地方裁判所の第一審では、ビーフォレストが僕に対して約320万円の未払金があることと、ビーフォレスト社長の僕に対するパワハラの事実が認められ、ビーフォレストに対して合計約370万円の支払を命じる勝訴判決をいただきました。

しかし、ビーフォレスト(社長)はそれを認めず控訴し、東京高等裁判所の控訴審で、2020年8月に和解成立となりました。和解条項は、ビーフォレストが僕に対して330万円の和解金を支払うことと、僕の適用障害の罹患につき配慮を欠いたことを謝罪することを主な内容とするもので、勝訴的和解といえます。
9月に和解金の受け取り等、全ての手続きが終わりましたので色々と報告です。
現在は心身共に健康に毎日を過ごしています。
今まで心配と迷惑かけてごめんなさい。

下記は簡単にですが、今まで僕が言えなかった事や裁判に関することです。
今後の事にも少し触れているので目を通して頂けたら幸いです。

裁判で争っている内容だったので前回の公表文では書く事ができませんでしたが、僕は社長によるパワハラを受けていました。
長い期間、様々なことがありました。正直思い出すのもまだ辛く、内容については割愛させて下さい。
結果として、それが原因で僕は知らず知らず適応障害になっており、あの日、自分でも気づかないうちに逃げ出していました。
適応障害である旨を診断書と共に手紙で伝えましたが、社長はそれを認めたり理解しようともしてくれず、クビだと言われ解雇されました。
社長はパワハラに関して最後まで認めませんでした。しかし、和解するならば適応障害であると伝えた後の言動に対しては非を認めて陳謝の意を示すとのことでしたので、和解に応じることにしました。

パワハラは許されることではないし、きちんと反省して欲しい、メンバーや先輩・後輩のバンドに対してもう2度と繰り返してほしくないという想いから、当時は裁判所の判決にこだわっていました。
ですが、パワハラの事実を認定してくれた第一審の判決を認めず控訴してきた事などから、「和解条項の中だけであったとしても陳謝の意を示してくれるなら僕としても救われる」という思いで和解という結果に至りました。
僕にだけではなくコドモドラゴンのメンバー、そして所属事務所のバンドにもきちんと未払い金の支払いをしてもらいたいです。

和解条項の中ではありますが陳謝の意を示してくれたので、この文章をみて社長(事務所等)に対して誹謗中傷などの言葉を送らないよう、お願いします。

自宅療養、裁判と約2年半もかかってしまったけれど、こうして発表できて本当によかったと思っています。
裁判を行っている間は、当時の嫌だった事を思い出さなくちゃいけなかったりと辛く長い時間が続きました。
だけど、ここで逃げたら何も変わらない。未払金の問題に関しても、大切なメンバーや先輩、後輩は報われないままだし、もう続けて欲しくない。
ファンの子達やメンバー、関係者の方達に「どうして僕が突然居なくなったのか」という本当の理由を伝えないまま終わりたくないという一心でここまで闘い抜くことができました。
その結果、自分の主張が裁判で認められて、報われたと思うし、ここまで頑張って本当に良かったと思っています。

裁判が無事に終わった事を支えてくれた兄に報告したら、「終わったんじゃなくて、これからじゃない?」という前向きな言葉をかけてもらい、ここから再スタートか、頑張らないとなという気持ちでいっぱいです。
裁判が終わったらみんなの前できちんと気持ちを伝えたいと思っていました。これも僕が裁判を頑張れた理由の一つです。
みんなの前で2年半の想いを伝えられたらと考えています。
みんなに会いたいから。みんなに「おかえりなさい」って言ってもらいたいから。
またステージに上がれたらなって思っています。

何よりも、ごめんなさい、ありがとう
を直接言わせて下さい。

コドモドラゴンの華那としてではなくなってしまうけれど
笑顔で再会できる日をもう少しだけ待っていて下さい。

コロナの時期で大変だとは思うけれど、身体だけではなく心の健康にも気をつけて下さい。

今後はTwitterやブログで情報を発信していけたらと思っています。

また会える日まで、アディオス!!

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