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いつでもどこでも何度でもという話

私には2歳の長男と0歳の双子男児、合わせて3人の子供たちがいる。
子供たちが起きてから寝るまで、毎日ドタバタだ。

今朝も6:00に起き、双子にミルクをあげ、長男を起こしに寝室へ向かう。
「おはよう」と呼びかけると、むくっと起き上がり、のそのそと這って私のところまで来てしがみつく。

「おかぁさん、おはよ。」

抱きかかえてダイニングへ行き、朝食にクリームたっぷりのクリームパンを出すと、本当に美味しそうに頬張りながら長男が一言。

「おかぁさーん、おかぁさーん、えへへ」

その後も、何かするたびに、おかぁさん、ママ、Mamanと何度も何度も呼ぶ。

嬉しいときも楽しいときも悲しいときも、私を呼ぶ。

大袈裟でも何でもなく、その回数は1日100回は軽く超えているのだが、こんなに自分のことを呼んでくれる存在は他にあるのだろうか。

私も息子達にたくさん呼びかけてはいる。
けれど、それは1日100回には満たないだろう。

自分が母になり、過去を振り返り、色々と考えてみると、母が抱く子への愛情は確かに深いのだろうとは思うが、子が抱く母への愛情の方がより純粋無垢で深いもののように私は感じた。

なぜなら、親というものは、時に打算的で、わが子を自分の思い通りに動かそうとするからだ。

こんな私にいつでもどこでも何度でも呼びかけてくれる長男は、一体いつまでどこまで何回まで私を呼んでくれるのだろうか。

今回は、全力で自分に感情をぶつけてくれる長男を見て、まだ少し先の長男の成長を想像し、胸がキュンとなった話でした。

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