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【投資】かけうどんの株日記(85話)

(全3,333文字)
おはようございます。

個人トレーダー2年生の、かけうどんです。

この記事は、私個人がこれまで勉強したことや、実際に株式取引をやってみて感じたこと、気付いたことなどをつづる株日記です。

株に興味のある方や株が好きな方とお友達になれたらいいなと思ってやっております。

(投資手法の売り込みや特定の銘柄推奨を目的としたものではありません)

今日は『エントリー/仕掛け』について少し書いて見ようと思います。

過去の投資記事はこちらにまとめております。


【重要/注意事項】

○ 投資は全て自己責任で行う

○ ネットや本に書かれていること
  他人の意見を鵜呑みにしない
  必ず自分の頭で考え自分で判断

以上をご理解頂ける方に限り、続きをご覧ください。
投資での損失につきましては当方は一切責任を持ちません。

1.エントリー/仕掛けとは

簡単に言うと市場への参加、『株を買う』ことです。色々な投資本を読みましたが、特にこの項目に関する本だけは何故かたくさんあります。

そもそも、株には大別して二つのアプローチのしかたがあります。

★ファンダメンタルズ分析:会社の業績や保有資産などから会社の将来的な価値を分析して株を買うか判断する。

★テクニカル分析:日々の株価の値動きが示すテクニカルチャートのパターンや傾向から、将来の株価変動を予測して株を買うか判断する。

ちなみにですが、

株式取引をはじめた当初の頃、私自身、その違いがよくわかっていませんでした。(本を読んで勉強していてもです…笑)

今はテクニカル分析を主体にしつつ、大きな視点でのファンダメンタルズ的要素を考慮した株式取引に落ち着いています。

『何を根拠に株を買う判断をするか?』

たいへん重要な要素にはなるので、私個人的な考えにはなりますが、両方の知識があるに越したことはありません。

どちらが簡単か、難しいか、といった質問も良く受けますが、フィギュアスケートの一級選手を目指すのと、スピードスケートの一級選手を目指すのではどちらが簡単か、難しいか、と同趣旨の質問になっちゃってるかなと(笑)

株をやってると、つい未来を予測したくなってしまいますし、そのような視点はもちろん重要とは思いますが、一年ちょっと株を独学でやってみて思ったことがあります。

仕掛けなんて、ぶっちゃけどうでもいい。

(厳密にはどうでもよくはありませんが…笑)

株を買ったら…

値が上がれば売って利益を確定する、

値が下がったら売って損を小さく切る、

だけです。

大事なのは、そこの『判断』だと思います。

私はエントリー条件にいくつかの項目を設定しておいて、観測してる銘柄がその条件にいくつ該当したら購入するとルールを定めています。

そうすると、毎日株価チェックをしていたら、購入候補の銘柄が自動的に浮上してきます。

あとはその銘柄の詳しいチャート分析や、会社・業界に関する情報を整理して、最終的に買うかどうかを判断するだけです。

株をやりはじめた頃は、とにかく初心者あるあるなのですが、『ポジポジ病』が抜けきれず、条件にあってない株を無理に購入してしまって、
無駄なロスカットを繰り返した時期もありました。

損益の大半は、その間違ったエントリーがもたらしたものでした。

自分で決めた稚拙なルールとは言え、それに従ってトレードしていたら、試算しただけで数十万円はプラスになっていた計算になります。

一見、『私はアホです』と言ってるようにも聞こえますが(実際ちょっとアホなんですが(笑))、後で分析できるように投資ノートをつけるのが大事という意味を身をもって経験しました。

きちんとデータを整理しておかなければ、あとになって理論的に分析ができません。感情や裁量でのトレードや、記録をつけない『やりっぱなしトレード』では、恐らくそのあたりの問題点も見えなかったと思います。

結論ですが、自分が得意とする市場のパターンを早く見つけ、観測している銘柄が『買う条件』にハマるまではじっと我慢し、買ったあとは感情を挟まずに自動的に売ること。

これに尽きると思います。

なので、エントリーって、条件設定さえきちんとしておけば、さほど難しくはないのかなと思います。

2.もっと重要な要素

株で一番難しく、重要なことがあるとしたら。

人それぞれかも知れませんが、私は『手仕舞い』(持ってる株を売って利益又は損を確定すること)になるような気がします。

実際に自分で株取引をやっていて、いつも、思うことです。

★値段が上がると思って持っていたら、翌日に急反転して大幅に下落した。

★上がり切った前後で売っておけば、○万円の利益が出ていたはずなのに、急落しても持ち続けた結果、逆にマイナスになった。

★株価が下がってロスカットラインに達したのでルール通りにロスカットをしたら、その後、急激に反転・暴騰した。ほんの少し我慢していたら、○万円儲かったはずだった。

こんなことが、何度もありました(笑)

正直いいますと、ロスカットは非常に簡単です。

自分で決めておいた金額に逆指値(○○円以下になったら売る)としておくだけなので。

難しいのが、利益の確定。

相場がどこまで上昇するか分かりませんし、下手したら急に下がってしまって、簡単には戻らなくなることも少なくありません。

なので、上と下に必ず明確な数字で『売る』(=利益確定or損切り)ラインを引いておかないといけないんだなと。

一旦、利益を確定しても、そのまま上昇を続けるようであれば、またエントリーして同じように利益を確定すればいいし、反転して下がるようならロスカットするだけです。

どうしても、自分で引いている利益確定のラインを超えると『欲』が出てしまって、『もっと上がるだろう』、『○○円まで上がれば○○万円儲かる』といった邪念めいたものが出てきます。

そこは感情を挟まず、最初に決めているルール通りにトレードするのが一番いい。これは1年ちょっとの実戦結果が物語っていました。

同じ銘柄に再エントリーして成功した例も少なくはありません。だいたいは、値段が上がり切ったあとに下落しはじめ、『そろそろ反転時期かな?』という時に、自分で決めている購入条件に合致していれば再エントリーする。こういったやり方でしたが、同じ銘柄で複数回、利益をいただいたこともありました。

こういうのを『相性』?とでも言うのでしょうか、この会社は安心してエントリーできるし、利益確定した後も後悔せずに見れる。再エントリーもしやすい。みたいな。

逆に、愛称がすこぶる悪く、毎回ロスカットになったり、ロスカット直後に急上昇したりと、まるで誰かがどこかで見ていて全部逆をしてきているような心境になる銘柄もあったりします(笑)

3.その他

今回の記事では、株を買うところと、売るところのお話を少し書きましたが、他にもトレードで気をつけたい要素はあると思います。

例えばですが、『資金管理』です。

私のように少額投資で元金10万円くらいからはじめられる方は、最初のうちは、ほぼ全力で投資していかざるを得ません。

利幅が少ないので仕方ないことです。

でも、これがあるラインを超えると、『予備の戦闘力(資金)』がとても重要になってくる。

今の私は、まだ元金がそれほど増えていませんが、それでも全体の約10~15%くらいを常に予備戦力として待機させています。

投資元金が約1,000万以上まで増えたら、最低でも全体の1/3は予備として取っておきたいと思います。

(理由は詳しく書けませんが、ちょっと特殊な考えからそのように設定しています。また、この辺の考え方は人それぞれだと思います。)

4.おまけ

今回は文字数の関係上、ここまでしか書けませんでしたが、これから株をやってみようかな?と思われてる方は、とりあえずこのあたりの本から株のイロハを勉強してみてはいかがでしょうか。

初心者でも分りやすく株の仕組みなどを説明してくれています。

初心者のうちは、(自分もそうでしたが)いきなり難しい本ばかりに目がいってしまい、「これだけ難しい本を読めば儲かるはず!」的な罠に陥りやすいです。

最初は簡単な本を何度も読み返すほうがいいと個人的には思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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