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コンプライアンスとイノベーション

「コンプライアンス」
企業で働いていても、テレビを観ていても、いろんなところで「コンプライアンス」という言葉をよく耳にする。
日本語では「法令遵守」と訳されるけど、法律に加えて社会的なルールを守ることとも言われる。

一方で、いまは時代の転換点とも言われ、「変わらなきゃ」とか「イノベーション」とか「トランスフォーメーション」を迫られる時代とも言われる。

でも、これって、すごく矛盾してる気がする。

「コンプライアンス」では社会的なルールとか言いつつ、みんなで決めたこと、さらには定められてはいない暗黙のルールも含めた枠内でやりなさいとか言われる。

一方で、「イノベーション」も「トランスフォーメーション」も今までの常識を超えなければまず生まれない。
他人の家に泊まる、他人の車の乗るなんて非常識からAirbnbやUberは生まれてるし、今までの常識をひっくり返すから新しい価値が生まれるんだと思う。

だから、「コンプライアンス」に縛られまくった地上波テレビなんかは辛いんだろうなと思う。
それでもテレビ局はBSやネットテレビという新しい場を作ることで、これまでのテレビの常識に収まらないものを産み出そうとしているけど。

業界団体や自社の前例に縛られている(縛っているともいえる)企業はこれからどんどん厳しくなっていくんだろうなと思う。

逆にこれまでのルールをバンバン外して、これまでとは違う働き方や人材採用や取引の仕方をチャレンジしまくることでしか、新しい価値は生産み出せないんじゃないかなと思います。

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