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お盆といえば

子供の頃は夏休みといえば、冬休みといえば、春休みといえば、祖父母の家に帰省して長い時間を過ごすのが常だった。
父は和歌山市出身で5人兄弟だったので、8人の叔父叔母と8人の従兄弟がいつも集まった。
そこに祖父母とうちの家族が入るので22人が集まってわーわーやってたんだと思う。
時によっては祖父母の兄弟家族がやってきたりもした。

母はみかんで有名な有田の出身で3人兄弟だったので、4人の叔父叔母と4人の従兄弟がいた。そして、僕が小学校低学年の頃はひいおばあちゃんも健在だった。
母の実家はみかん農家だったし、近所付き合いも親戚付き合いも濃かったので、いろんなお客さんが出入りしていて賑やかだった。

そんな親戚付き合いも僕が中学生になり、高校生になり、大学生になり、社会人になっていくうちに、祖父母や叔父叔母が亡くなったりということもあり、だんだんと少しづつ薄くなっていった。

以前はお盆になれば毎年のように会っていた人たちだけど、それも40年ほど前のこと。
ここのところは結婚式の世代の親戚もあまりいないので、集まる時は誰かのお葬式になってしまう。

14日には姉と一緒に父方の叔父と従兄弟に会う予定になっている。
今回は誰かの家に行くという形ではなく、梅田の料理屋に集合。
ただ、台風がちょうどぶち当たってしまうかもしれない。
久しぶりの親戚との集まりなんだから、台風にはなんとか行き先かタイミングをずらしてほしい。

すごく楽しみなんだから。

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