モスクワの電気代1ヶ月800円 減税政策で復活した経済 と資源大国ロシアの底力


ロシアのモスクワ在住の方からお話を聞く機会がありました。

ロシアで一人暮らしをしている方で1カ月の電気代が800円通信費が1000円ほどですむそうです。

ドイツ?イギリス?だったかは聞き漏らしましたが ロシアに制裁を加えているはずのEUの国では  同じような一人暮らしで、節電に努めても 月2万円から3万円の電気代がかかっているようです。

天然ガスがふんだんにあるロシアでは 制裁によって行き場を失ったエネルギー資源を 保管するタンクも満杯になってしまうので 毎日日本円にして20億円ほどの燃料を燃やしているのだそうです。

小麦粉も 腐らせるほどほど余っているらしくて 日常生活で不足する物資などないそうです。

日本のメディアが 制裁を受けているロシアが食品などが品不足しているという映像を流したいということで 現地に住む日本人に商品を取り去って空になった棚を撮して欲しいというリクエストを出した事がありました。


フェイクニュース。
捏造した情報を 

日本で流そうといていたのですね。

プーチンが2000年大統領になって為したことは 税金を下げることでした。
法人税も 所得税も税率を下げたのです。その代わり脱税を厳しく取り締まるということをした結果、かえって税収は増えたのです。

今ロシアの脱税率は6%程 翻って イギリスでは26% EUのドイツは25%もあり 概ね10%を越える国ばかりです。

また 年初にはプーチンによる水のなかで身を浄める 洗礼にも似た ロシア正教の儀式を映像で報道しているようです。

宗教が禁止された共産主義の時代は ロシアにとっても 例外的な時代だったのだと お聞きしました。元は信仰心のある国民性のようでした。

共産ソ連時代も、
1989年に共産主義が倒れたあとであっても
プーチンが政治の表舞台に立つまでの間は
ロシア国民にとって不幸な時代だったようです。

共産主義の一党独裁から解放され
民主主義や資本主義を導入するといっても
西側の資本家とオルガリヒが結び付いて ロシアの富を収奪してしていった時代だったようです。

政治の腐敗と グローバリストの餌食となって 国民のために豊かな資源が活用されるのではなく、海外に富が流れていくようなシステムが作られようとしていたのでしょう。

プーチン以前のロシアとと今のロシアの両方を知る50代以上の国民にとっては プーチンの功績は十分に知られ 支持も8割を越えているのだと聞きました。

私たち日本人が 日本のなかでだけ聞くロシアとは全く違うロシアの今を 聞けたことは とても良いことでした。


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