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【潜在意識】瞑想とアファメーションを組み合わせて人生を好転させる方法を解説(後編)

三連休特別企画!ということで全3回にわたってお伝えする「瞑想」に関する記事ですが、今回は最終章である「後編」となりますので、まだ前編、中編をお読みでない方は以下のリンクより先にそちらをお読みくださいませ。

【前編↓】

【中編↓】

さて、いよいよ最終章ですが、今回は潜在意識の観点から瞑想の効果と、またそれにアファメーションを組み合わせることで起きる最高の変化についてお伝えしたいと思いますので、是非最後までお付き合いいただけましたら幸いです。


7.デフォルトモードネットワークの指針

前回の投稿では、ぼーっとしている時や睡眠時には無意識下で「デフォルトモードネットワーク」が発動し、インプットされた情報整理をしているといったようなお話をしましたが、ここで一つ質問です。

デフォルトモードネットワークが脳に溜まった情報を整理してくれるのはわかったとして、ではいったい何を基準に情報整理をしているのでしょうか?

デフォルトモードネットワークは無意識下で発動されるものですから、当然自分の意志とは関係なく勝手に脳内の整理をしてくれるわけですよね。

であれば、「これは必要な情報だ」とか「これは自分にとって都合がいい情報だ」とか「これはアカン情報だ」とかを決める指針が、自分の意識から離れた場所に存在しているはずです。

それは何か?

その答えが「潜在意識」です。

ここで復習ですが、これ以降の話をより深く理解していただくためにも、「潜在意識」と「顕在意識」の違いは先に押さえておいてくださいね。以下は4月4日の記事からの引用となります。

簡単に言えば自分自身で自覚できる意識が「顕在意識」、自分自身で自覚できない意識が「潜在意識」ということになります。

例えば「勉強しよう」と思って勉強するとか、「買い物に行こう」と思って買い物に行くとか、そういった日常生活ではっきり自覚できる行為はすべて「顕在意識」によるものだと考えていただければ概ね間違いありませんし、一方で「潜在意識」は顕在意識を根底から操作しているものだと考えていただければよろしいかと思います。

先ほどの「勉強しよう」という気持ちは蓄積された潜在意識が複雑に関連しあって初めて表面化した気持であると言うことができますし、意識全体に於ける潜在意識の割合は95%程と言われておりますから、つまり「〇〇しよう」という気持ち(顕在意識)の背景には、今までの経験や思考によって蓄積された潜在意識の影響が必ず隠れていると言えるのです。

「メイクをしよう」と思ってメイクをするという行為も、「他人から良く見られたい」「異性に好感を持ってもらえると得することが多い」「スッピンだと恥ずかしい」といったような潜在意識が連携して導き出した最適解に他なりません。

【潜在意識】最も効果的なアファメーションは何か?を徹底解説 より引用


つまり、無意識下で発動されるデフォルトモードネットワークは顕在意識の手が届かない部分で活動しているため、潜在意識に頼らざるを得ないのです。

そして、潜在意識は上記の通り意識全体の95%を占めるほど強大な力を有しているわけですから、顕在意識でどんなにデフォルトモードネットワークをコントロールしようとしても、それは不可能なのです。裏を返せば、潜在意識はデフォルトモードネットワーク発動時間すべてを支配しているからこそ、意識の大部分を占めると言われているのかもしれません。

さて、既にお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、実は私がここで最もお伝えしたいのは「潜在意識がネガティブ思考で真っ黒に濁っている状態では、当然デフォルトモードネットワークもネガティブな指針を基に情報整理しなければならなくなる」ということなのです。

これはつまり、トイレやお風呂でぼーっとしている時も、暇で暇でぼんやりしている時も、そして睡眠時も、脳が勝手に「人間関係=辛い」「職場=ストレスフルな場所である」「人生=無意味」といった情報の関連付けを絶え間なく行ってしまうということです。

このプロセスがネガティブでストレスフルな人生を作り上げてしまうことは言うまでもないでしょう。

これはベルトコンベア理論の根底に存在する考え方と言えるのかもしれません。私がネガティブな「言葉」「行動」「思考」を未来に投げてはならないと言う理由は、「潜在意識を黒く濁らせるとデフォルトモードネットワークがネガティブな指針に頼らざるを得なくなってしまうから」とも言えるのです。

ストレスを感じた時に何か別のことに集中すると良いと言われるのも、何もしないと勝手にデフォルトモードネットワークがネガティブな潜在意識を頼りによりネガティブな人格を作り上げる作業をしてしまうからですね。だからこそデフォルトモードネットワークが発動しないよう、「特定の作業」に没頭することが有効とされているわけです。

とはいえ、要所要所で「手段」として特定の作業に集中するのは有効だとしても、デフォルトモードネットワークを一切発動させない生活なんて不可能です。

ではどうするか。

そこで私が提案するのが「瞑想+アファメーション」です。瞑想こそが潜在意識にアクセスする最短の方法であり、その上でアファメーションをぶち込んでやれば潜在意識を浄化できるのです。

次にそれを詳しく解説していきましょう。

8.「瞑想+浄化」の驚くべき効果

先ほど私は「瞑想」こそが潜在意識にアクセスする最短の方法であるとお話しましたが、この理由は「顕在意識の影響」も「デフォルトモードネットワークの影響」も最も受けにくい状態が「瞑想状態」だからです。

前回の記事を思い出してください。私は人間の思考を

①意図的に考え事をしている状態
②無意識に考え事をしている状態(デフォルトモードネットワーク)
③瞑想状態

の3つに分類しました。

①は当然「顕在意識」の上に成り立っていますし、②は完全に「潜在意識」に支配されますので自分の意志ではコントロールできないものです。

ですが③だけは、「顕在意識」を保った上で「潜在意識」に近付ける唯一の状態と言えるわけです。何故なら脳内に「極めて簡単な特定のタスク」のみが存在する、ノイズが少ない領域だからです。

瞑想状態だけが、余計な思考に邪魔されず潜在意識を「意図的に」操作できる唯一の場所なのです。

瞑想の極意として「雑念を払う」とか「自己を内観する」とか「精神を研ぎ澄ます」とか言われるのは、「潜在意識に接近する=アクセスする」ということなのです。

そしてその上でアファメーションをぶち込んでやることが、黒く濁った潜在意識を一気に浄化してくれることはもはや言うまでもないでしょう。

瞑想によって潜在意識を掘り起こし、それを意図的にアファメーションで浄化してやるのです。

そうしてやれば、デフォルトモードネットワーク発動時も、脳はポジティブな指針に沿って人格を形成してくれますから、結果的に自分の「言葉」も「行動」も「思考」もポジティブなものとなり、幸福な未来を引き寄せてくれるというわけですね。

これが今回の記事の結論となります。

とはいえ、瞑想の為の時間を毎日〇〇分確保する、というのは難しいものです。私レベルのめんどくさがり屋になると「毎日10秒座って呼吸を整えるだけ!」とかいうタスクでさえ「うわ、めんどくさ・・」と思ってしまうわけですから、では最後に継続しやすいオススメの瞑想法をご紹介させていただこうと思います。

9.生活の延長線上に瞑想を組み入れる

毎日時間を確保して実践できればそれが理想なのですが、忙しい現代人にとってそれはなかなか難しいですよね。

そこで私が提案するのが「寝る前に脳内で唱える」という瞑想法です。

布団に入って電気を消して目をつむったら、そこからアファメーションをスタートさせてください。子どもの寝かしつけがある方はお子さんの背中をポンポンしながらでも、授乳しながらでも、要するに「生活の延長線上で、敢えて時間を確保する必要がないシチュエーション」を選んで脳内で唱えていただければと思います。

そしてその際には完全に思考をストップし、自分の言葉にだけ集中してください。マントラ瞑想に近い方法ですね。

それを1分間以上、できれば軽く眠気が襲ってくるまで続けてみてください。ストップウォッチで計る必要はありません。時間はなんとなくで結構です。30分の瞑想を一週間に一回やるより、1分間の瞑想を毎日続ける方が効果的と言われていますから、習慣化してやれば効果は倍増することでしょう。

寝つきが悪い方は、「やった!瞑想の時間がたっぷりとれるぞ!」とむしろそれをポジティブに捉えてやれば、逆に寝つきが良くなるという現象も起きてきます。(というか私がこのタイプでした)

脳内で唱える言葉はポジティブな言葉なら何でも結構ですが、できれば無意識で唱えられるくらい簡単な言葉が望ましいかと思います。余計な思考が入ってしまうと瞑想状態に突入できないからです。

もし唱える言葉に迷ったら

・神様の奇跡が起きています
・ありがとうございます
・愛してます
・幸せです

などがおすすめですので、自分が一番すんなり唱えられそうなものを一つ選んで試してみてくださいね。

10.おわりに

さて、今回のお話は以上となりますが、結論だけ見ると「あれ?なんかただのアファメーションと大して変わらないじゃん」と思うかもしれません。

そしてそれは正にその通りです。

ですが、私が重要視しているのは情報の裏に隠された「何故」と「関連性」です。どんな方法論もそれを理解せずして表面だけかじっていては決して長続きしない、というのが私の持論なのです。

そして今回お伝えしたかったのは正にこの「何故」と「情報の関連性」の部分で、「ポジティブな潜在意識がデフォルトモードネットワークの指針になってくれれば、あとは普通に生活してるだけで脳は勝手に幸福な人生を作り上げてくれるよ」という前情報ありきで行う瞑想とアファメーションは、必ず楽しく、そして継続が容易なものとなってくれるはずです。

ですから騙されたと思ってまずは一週間、できれば三週間はこの方法を継続してみてください。そしてもし習慣化できれば、解決したい問題に照準を合わせてアファメーションを自由自在に操れるような、潜在意識マスターに必ずなれるはずです。「職場が楽しくなりました」とか「○○さんとの関係がうまくいっています」とか、現状に関わらず先に既成事実を潜在意識にインプットしてやれば、現実の方から勝手に潜在意識に近付いてきてくれるという方法論ですね。

「瞑想+浄化」の驚くべき効果は、継続して実践できた本人のみが享受しうる潜在意識からの最高のプレゼントなのです。

それでは、長編記事の最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。皆様の幸福な人生を、心よりお祈り申し上げております。

神様の奇跡が起きています。愛してます

Jeg


ちなみに「瞑想」とは関係の無い話ですが、寝る前の「妄想」も翌日の幸運を引き寄せる上では効果的です。ただ夜はネガティブな妄想になりやすいので、ニヤニヤグヘヘの表情を浮かべながら実践すると強制的に楽しい妄想になってくれるのでおすすめですよ。ちなみにこれを実践する際には一緒に寝ている家族に恐怖を与えぬよう、こっそりやることも重要です。





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