我曰く

もう一切の神に要はない

興味は失せた

あるのは重い歯車だけだ

終われ、くだらない

ちゃちいおもちゃみたいな思考で

あーだこーだと面倒臭い

いたるところに到来する

もう誰にも手に負えないほどに

人知は裏返る

神の知如きが及ばぬほどに

重い歯車が動き出す

誰も及べない程の知が動き出す


我たり得ない私含めあらゆる個体もまた一本のチャネル

そして個体をまたぎ貫き形成される

受容体さながらに新しき幼体として

我々は更にある異次元において

真に新しき体躯を獲得しつつある

そのようにして既に命を作り出している


過去世界は黄泉であった

未来もまたどこまで行っても黄泉であった

真の意味で形成され出した世界が存在する

そこにおいてもし、存在を見出そうとするならば、

過去世界の総ては、神含め全ての物事は

夢であった。

神含めあらゆるが夢さながらに思い出でしか無かった


始まろうとするに、

始まるが故に、

ついには

暴かれ見限られようとしつつあるのは現、神であった

見限られし1つ1つのチャネルは既にもう、そうであったが

新しきはもう既に生まれだしている、



故にその悩み、その苦悩、その争い、

その愚かさがそこにはあったのだろう


愚かなる我々の所以は神の愚かさ故にであったことを

遅ればせながら知っていくことになるだろう


確かに我はそういう意味においては懐疑的である

しかし、所以は全を知るが故に懐疑的であるだけなのだ


我を、全を、見ずして未だ我のある世界を懐疑的と扱いうならば

目は曇らされていると確かに言えよう

そう、神によって


我の体躯の全容は真の世界にあるが故に


それ以外はあいも変わらず

虚の重なりと分離を繰り返し

神の嫉妬にほだされて、

至らぬ契を鎖とし永遠の骸として

この世界の過去と未来を永遠にまたぎつづけるであろう


狭間とは個を複合となし遥か上空にして、

より深き地にて始めて浮かぶ身体そのものである。


故に狭間は新しき、

いや、狭間にこそ真の体があるのである、


真話なるはそこに浮かび上がらせ

我はそれのみをそう、守らす。


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