「散歩がアイデンティティになりつつある」雑記 2022/4/18〜4/24
・大学飽きた。週1くらいでいいな、これ。
・大学に行って一言も喋らず帰ってくる毎日が2週間ほど続いている。サークルにも入らず、クラスの人にも話しかけず、話しかけられたら逃げているので、これは当然の結果なんだけど。
とはいえ、もとからサークルに入らないつもりではなくて、先々週のサークル紹介の時点では写真部に入ろうかなと思っていた。「写真散歩」という文言に心をひかれたから。そのとき貰ったチラシに、構内でお花見ランチ会をするのでぜひご参加くださいというようなことが書いてあった。当日、それに参加しようと思って指定の場所まで足を運んだんだけれど、レジャーシートに座った大学生の集団のなかに入っていく勇気がなくて、そのまま素通りしてしまい、それっきりになっている。
・実技系の必修授業で、先週の火曜日に課題が出た。「自己紹介」をテーマに1分~1分半の映像を作るという課題。そしてそれの締め切りが今週の火曜日だった。
1週間で、映像作品を……??? 自己紹介がテーマの映像作品って、何……???
とはいえみんなそれなりの映像を作ってきていた。「レシピ番組風に自分自身を説明する」とか、「オリジナルキャラと対話する」とか、「監視カメラ風の映像で、監視レポート風に自分を説明する」とか。あるいは、シンプルなアイデアだけどただただ技術力で殴ってくる作品とか、「これは自己紹介なのか……?」と思うような独自の世界観の作品もあった。
僕はアイデア出しだけで1週間かかった。というか、1週間かかってもアイデアが出なかった。仕方がないので前日にアドリブでカメラを回して散歩動画を撮った。映像の中でもそういう経緯を説明して、「適当さ」を押し出すことでウケをとった。もとい、失笑を買った。美大生として最悪の態度すぎる。
言い訳をさせてください……。僕は風景が好きなので、なんとか風景を入れたいと思っていた。でも、風景をただ撮っても自己紹介にはならない。だから風景+αで自分を紹介できるような案を色々考えてみたんだけど、やっぱりどう考えても、風景と一緒にエモく仕上げられるような人間性や経験は僕の中には存在しない。というようなことを色々考えた結果「ゆるい散歩動画」にたどり着いたというわけです。
……なんだけど、クラスの人の作品でひとつ、本当にただただ風景を流しているだけの映像があった。静かなピアノの曲をバックに、風に揺れる木々とか、公園で遊ぶ子どもたちの、どこかノスタルジックな雰囲気の映像がひたすら流れ続ける。自己紹介要素は一切なくて、講評でもそこを突っ込まれてはいたんだけど、あれは本当に格好よかった。映像そのものも好みだし、「自己紹介」というテーマであれを出すのも格好いい。
ということで、僕の映像は本当にただ適当なだけでした。殺してくれ。
・ちなみに、その散歩動画の中で動物園に行った。ちょうど雨が降っていて、いつか雨の動物園に行ってみたいなと思っていたから。
・そういえば先週の雑記に書き忘れたんだけど、大学の近くにスーパー銭湯があったので帰りしなに行ってきた。よかった。
・最近の僕、散歩の話ばっかりしててアイデンティティが散歩になってきている気がする。「散歩の人」だ。「ドット絵の人」に戻らなきゃな。
・ということで、4年ぶりくらいにドット絵のラフを描いた。←中途半端な誇張をするな。
こんなにがっつりアニメーションをさせるのは初めてだ。動きがぎこちなさすぎるね。めっちゃ伸縮してるみたいでちょっとかわいい。頑張って描きます。
・今週読んだ本。
『同志少女よ、敵を撃て』:最高……。好きな小説2022年暫定1位かもしれない。
『黒牢城』
・今週観た映画。
『平静狸合戦ぽんぽこ』
『耳をすませば』:「これって耳をすませばだったんだ」がめちゃめちゃ多い。なんか一種の「正解」みたいな作品だ。
・今週読んだ漫画。
『チ。地球の運動について』第一集:ちょっと思ったんだけど、「シンプルに説明できるから」以外に地動説を採用する理由ってあるのかな。「なにを中心に動いているか」なんて相対的なものなんだし。
『よつばと!』2巻~4巻
・来週読みたい本。
『戦争は女の顔をしていない』
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