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コロナ禍でもないのに自主的に家にいる私

コロナ全盛期だった数年前に、「コロナうつ」という言葉が流行った。コロナうつを引き起こす原因の1つには、生活の変化や家から出られないストレスなども含まれていた。「自粛」、「三密」という言葉も記憶に新しい。

コロナが落ち着いた2024年現在では、コロナ前のようにみな自由に外へ出られるようになった。

だが、私は今でも自主的に引きこもっている。
理由は、自分が外に出なくても生きていける人間だとわかってしまったからだ。

もちろん、全く外に出ないわけではない。しかし、私はできるだけ家に引きこもっていたいのだ。用事がなければ近所すらぶらつきたくないレベルである。
外で遊ぶのは楽しいけれど、人が多く集まる場所は疲れてしまう。それに、夏は暑いし冬は寒い。春と秋は体調を崩しがちだから、なおさら家から出たくない。

「一緒に遊ぶお友達すらいないのだろうか?」、という疑問を持たれる方もいるかもしれないので念のため補足しておく。お察しの通り、いない。

いや、お友達はいたはずなのだが、いつの間にかみな疎遠になってしまった。別にお誘いを断っていたわけではないのだけれど、私は深く付き合える友人がおらず、元から誘うことも誘われることも少なかった。

しかも、私は在宅ワーカーだ。休日すら外に出ないと、1週間以上引きこもってしまうことになる。それなのに、まったくもって平気だから自分でも困惑する。

とはいえ、ものぐさな自分を恥じていないわけではない。

「休日何をしているの? 」と人に聞かれたら、「インドアなのでYouTube見たり部屋の片付けをしたりしています」と返答している。

YouTubeを見ているのは本当だが、部屋の片付けはそんなにしていない。
でも、「引きこもりで遊んでばかりいる人間には見られたくない」という見栄は一丁前にあるので、つい話を誇張してしまう。

そんなわけで、このゴールデンウィークもとくに用事はないし、部屋の片付けも多分しない。

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