見出し画像

2023年9月号の見どころ(Vol.64, No.9)

世間ではお盆真っ最中ですが,みなさまいかがお過ごしでしょうか.夏休み期間に会員のみなさまに届く8月号(7月15日発行号),9月号(8月15日発行号)は,いつもお時間のない方であってもじっくり読んでいただけるのではないかと,編集委員会では特に幅広い世代に楽しんでただけるコンテンツを検討しています.今回の特集は「ChatGPT」をテーマにお届けします.

特集を組む裏側をご紹介

特集は「新時代の道具,ChatGPT:14の視点からその可能性を探る」です.
ChatGPTは,本会会員のみなさまであればすでに使いこなしている人も多いかもしれません.昨年(2022年)にChatGPTが登場して以来,月1回開催している編集委員会でも,何度も特集として取り上げないかと話題に上がりました.そのたびに,どんどん進化するChatGPTを「緊急記事」ではなく,どのようにすれば「通常の特集」として取り上げることができるのかを編集委員みんなで時間をかけて議論を重ねました.そして,ようやくたどり着いた形が今回の特集です.

「編集にあたって」でも金子先生らが書いてくださっているように,今回の特集は現時点でのスナップショットになります.多くの分野の方々や様々な使い方をしている方にコラムのようにご執筆いただきました.各執筆者が執筆依頼をさせていただいてから2023年5月末の初稿締め切りギリギリまでChatGPTの進化を極力反映してくださっただけでなく,初稿締め切りから6月最終原稿締め切りまでの間に反映された内容もありました.

通常の特集は4~6名の執筆者で進めていますが,今月号のように多人数の執筆者による特集では,原稿の締め切り管理や閲読,レイアウトや校正にも多くの労力が必要となります.今回の9月号特集を主に進めてくださった編集委員の金子先生,山本ゆうかさん,天野由貴先生を始めとした編集委員一同もようやく肩の荷が降りてほっとしていることと思います.そして8月号の特集「◯◯×情報処理」に引き続き,9月号も多人数での特集であったため,膨大な作業をこなしてくださった事務局に感謝です.

ちなみに,「編集室」というコーナーもご存知ですか? 会誌には毎号「編集室/次号予定目次」というページがあります.特集を担当してくださったエディタが特集の裏側を主に執筆しているコーナーです.今回の特集タイトルがどのようにつけられたのか…?!  特集とあわせて是非お楽しみください!

ChatGPTでこんなことができるよ,こんな使い方しているよ,というご報告などもぜひ編集委員会へお寄せください.楽しみにしております.