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台北のナイトクラブWaveで陽キャ女子が散らかしたボールを片付ける羽目になった話

Wave Club Taipei

Wave Club Taipeiは、台北の商業ビルATT4FUNの7階にあるナイトクラブです。

ATT4FUNは、昼はショッピング施設、夜はクラブ営業という、2つの顔を持った商業施設で、昼夜問わず若者が出入りしています。

ビルの営業自体は23時くらいまでなのですが、クラブの階は4時くらいまで営業していて、深夜になってもビルの中、外にはたくさんの人がいます。

どうでもいいですが、「ATT4FUN(エーティーティーフォーファン」ってなんかすごい言いたくなりませんか?

そんな謎に言いたくなるビルの7階にあるのが、台湾の人気クラブWaveです。屋外スペースもあって、台北101という台北1の高さを誇る商業ビルの夜景を眺めることもできます。

台北のクラブの中でも有名なクラブで、台湾の若者に「有名なクラブは?」と聞けば、3本指くらいには入るクラブです。実際に聞いてませんが、
たぶん入ります。

料金はたぶん700NTDくらいだと思います。

この曲が流れていて良かったです。

https://youtu.be/iv3E0mxQqlE?si=UMczPj9f_ENocAj3

陽キャ女子に翻弄される

台湾の女性はやたらと薄着だ。
暖かい季節というのもあるけれど、
カルチャー的な要素の方が強いと思う。

日本の女性は世界的に見てもオシャレと言われているけれど、比較的落ち着いた服装の人たちが多い。大して台湾では、ノースリーブ一枚だったり、やたらとスタイルを強調していたりする人が多い。

日本では、女性が性被害に遭った時に、「そんな服装だから悪い」と被害者を非難する人たちが一定数いる。台湾ではどうなのだろう?
きっと日本よりはマシに違いない。

椅子に座っていたら、隣に女子高生みたいな制服を来た2人組の女性が来た。彼女たちは、スカートの中が見えそうなくらいのセクシーポーズで、キャッキャッしながらスマホで写真を撮っていた。

反対側の席では、地味目なカップルが写真撮影をしていて、私は彼らの間に挟まれて、もはや地面から浮いているんじゃないかってくらい、浮きまくっていた。

少ししたら、ちょっとモンスターっぽい派手目な2人組が来て、目の前ではしゃぎ出した。そのうちの一人が近づいてきて、スマホを渡された。言葉は通じないけれど、「すぐに写真を撮ってほしい」のだなとわかった。

彼女たちは、ゴムボールの入ったプールに入って、ポーズを取り出した。女子2人でイチャイチャしている。
日本語で言うなら「ハイ、チーズ」のことを、中国語、それがダメなら英語で何て言えば良いのかがわからない。

「OK?」と小さな声で言ってみたけれど、撮影者が「準備はいい?」なんて聞くことがあるのだろうか?
「OK?」に応えていたら、表情が動いてしまって、撮影の瞬間には目を瞑ってしまうかもしれない。

そんなくだらないことを考えている間にも、彼女たちはボールを散乱させている。「これ、動画で撮ったほうが良くないですか?」

なぜ女性って、何でもかんでも写真に残そうとするのだろうか?
何枚か撮影して、彼女たちにスマホを渡すと、その場で写真を確認し、

「No,No」

と叫んでいた 笑

そのNoが、彼女たち自身の問題なのか、あるいは私の撮影技術の問題なのかはわからなかった。彼女たちはボールを散乱させていき、なぜか私が後片付けをすることになった。

彼女たちが散らかしたボールを後片付けしながら、私もあんなふうに少しくらい図々しく生きてみたいと思った。

Wave Club Taipei

所在地:ATT4FUNの7階
料金:700NTDくらい
営業時間:22時半〜4時半
月曜日定休

イベント情報などは、インスタかFacebookでチェックするのが良いです。

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