9月5日(横浜スタジアム)18時開始予定のDeNA-広島22回戦のみどころ

予告先発は広島が床田(11勝5敗)、DeNAがケイ(5勝6敗)

3連戦初戦。当チャンネルの書き出しはこうだった。

<今夜の横浜スタジアムは大変な熱気に包まれるだろう。DeNAは現在勝率5割で3位阪神を1・5差の射程に捉えている。首位までは7差。当然3連勝を狙ってくる。対戦成績6勝13敗と大きく負け越しているのだから…。>

毎年、2月のキャンプ時になると、地元の中国新聞、スポニチ、デイリースポーツなどの記事や広島ローカル局のニュースを見ていると、いったいどんだけカープは強いんか!というような話のオンパレードになっている。

例えば斉藤優汰。2月の勢いなら今頃最低でも5勝はしているはずだが、実際は二軍でさえもうずっと投げていない。そりゃ新井監督も黒田博樹さんも期待される人材に「ダメ」とは言えない。それもコレも含めて報じる側は、後になって「あってたよね」というものを出力しないと意味がない。

当チャンネルでは一度も斉藤優汰を褒めたことはない。もちろん大器であることは間違いないが、花開かぬまま終わる大器も大勢いる。現在、広報を務めている河内さんなどその典型だ。高校時代にキャッチボールさせてもらったことがあるが、すっゴイ球を投げていた。

マスメディアとは所詮、その程度で自業自得的にネット全盛時代においての存在感が著しく低下した。特に新聞。日刊スポーツが乃木坂46新聞なるものを始めたが、新聞ラックに置かれた部数はぜんぜん減ってない。デイリースポーツは何を思ったのか連載漫画をスタートさせたが、販促には何の効果もなさそうだ。今日付けの新聞各紙には「新聞協会賞」の自画自賛記事なども掲載されているが今時の大学生などは完全スルーだろう。

当チャンネルはいいものはいい、ダメなものはダメを地で行く。また当然ではあるが相手をリスペクトする。

DeNAば今回の3連戦を、首位まで7差でカープ戦残り6試合という状況で迎えた。だからベイスターズファンもDeNAナインも全勝狙いでくる。本拠地での凄まじい応援はまさに「横浜進化」でありマツダスタジアムのそれを上回るエナジーが感じられる。実際、DeNAはハードオフ新潟での1試合を含めてホームで1試合平均3万2000人以上を集めていてマツダスタジアムの2万9000人は及ばない。

複数の「住みたい街ランキング」で横浜市はトップになっている。(当チャンエルは福岡市だと思うけど)。洗練された街の球団は当然、洗練される。

で、初戦で森下が4回5失点、昨夜はアドゥワが初回に5失点…

特に今季6度目の対戦になるアドゥワはもう3月、4月、5月の時のようにはいかず、7月15日の4回6失点に続いてDeNA打線に打ち込まれた。相手の目も相当慣れてきたようで、上から目線で来られるから余計に甘い球が行く、という悪循環…

さて、床田がそんな勢いづくDeNA打線をどうやって止めるか。

同じように床田も研究されているはずで、その上を行くしかない。今季は3度投げて2勝0敗、対戦防御率2・84。

前回8月14日のマツダスタジアムではジャクソン(6回4安打1失点)と投げ合い5回8安打3失点(勝ち負けつかず)。88球で交代指令が出たのは内容が怪しかったから。初回、先頭梶原に内野安打され、牧の適時打で失点。四回は山本、林、ジャクソンに打たれて2失点。佐野、オースティンは抑えたが他に打たれた。

その前が7月31日のマツダスタジアムで東(6回5安打2失点)と投げ合い7回8安打1失点で勝ち投手。六回に牧、宮崎に連打されて失点も東に勝った。

その前はずっと遡って4月16日のマツダスタジアムでジャクソン(三回途中8失点)と投げ合い大量援護をバックに7回6安打失点。宮崎にカットボールをスタンドまで運ばれた。

この3連戦の内容に今のDeNA打線を重ねると、なんかやばそう…。ならば打つしかない。ケイは7月14日の巨人戦8回無失点で勝利投手になったがそのあと6試合勝てていない。

古い話になるが5月4日のマツダスタジアムでは六回までゼロ行進のあと七回に森下、秋山のヒットで何とかマウンドから降りてもらっている…

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