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TRPG投稿シナリオ一覧(概要)

各所に投稿しているシナリオ一覧と概要です。
これらはあくまでTRPGのシナリオであり、「自分の作品」である前に「誰かの素敵な卓の礎であれ」と強く願っています。各卓の展開に従って、破綻しない限りフレキシブルに改変してください(その辺はシナリオごとに書いてあります)。

TALTO / BOOTH


グランクレスト

公開していない宛書シナリオが多い。

さよならを言いにきた

静かな日常、変わらない平和……
いつまでもここにあると、僕たちは信じていた。
  ──その幸福に、終止符を。

PL:2人
キャラクターレベル:1
所有時間:テキストで3夜程度
「同じタイトルで投稿しよう」企画で書いたもの。魔境や混沌の説明があるのでグランクレストという世界観の初心者向け。
シナリオ傾向はしっとり系、少し寂しさのあるイメージ。PC同士、PCと一人のNPCとの会話に積むと楽しいと思う

それは罪ではない

何をためらうことがある。

PL:1人
キャラクターレベル:2
所有時間:9時間程度~(テキスト)
クラス指定:ロード
PCにそこそこにインモラルな行動が求められ、バッドエンドが確定している。そこに至るまでの工程を楽しめるPL用。ロードの義務であったり、投影体とはなにかという認識はある程度持っている前提。初心者向けではない。GMとPLで性癖をかき混ぜて遊んでほしい。

Inside you

部類:シティシナリオ
必要時間:テキストセッション1日分(大体9時間ほど)
PL人数:1人
PCレベル:1
戦闘:なし
シナリオ傾向:仲が良いしなんらかの間違いを起こしてもいいPLとNPCでやること
国作成:なし
クラス・スタイル:なんでも良い(一部クラスではシナリオ中で行えない手段があるが、クリアに支障はない)
PLとNPC一人でやる対話系シナリオ。NPCはPCと仲がいいGMのキャラクターでどうぞ。町デートめいたものができるが、NPCから母乳が出る。以上です。

灰色城綺譚

それぞれの思惑でめちゃくちゃになっている黒寄りの灰色城が好きなので、そうなりがちなシナリオが多い。

ある聖騎士の死

高名な騎士が死んだ。騎士は死の間際、聖剣と呼ばれる一本の剣とともに姿を消した。
真の騎士たるものならばそれを追い求めよ。
残された遺言を聞きつけ、騎士達は探求の旅に出る。
果てに行き着く灰色の城で、誰が聖剣を握るのか。

「騎士の在り方」×「旅」×「剣」
ファンタジー中世くらいのイメージ。死した偉大な騎士の足跡を辿る、2人の騎士と1人の従騎士の旅の話。灰色城なので当然ギスる。
開始前にPCごとにそれぞれ「真の騎士とはなにか」というテーマへの答えを明文化すると立場がわかりやすいかもしれない。
FF14のナイトクエ50~60のオマージュを含んでいる。このシナリオをきっかけの一つとしてFF14を始めてくれた人がいるらしい。どうかしている

ペイルムーンのおまじない

青い月昇るその夜に、願えば恋が叶うと言う。
ささやかな伝説残る小さな村に、松明の列が集い行く。
処されるべき異端は誰だ?

「異端狩り」×「恋」×「村の平和」
疑わしい人と、疑わせたくない人たち、平和に暮らしたい人たち……の話。
人里離れた村には、「青い月昇るその夜に、願えば恋が叶う」という”おまじない”があった。しかしその村にも異端審問官の手は伸びており……
恋愛絡みでいざこざするので、苦手な場合は避けてほしい。

王命あれと其れは言う

アガソーの王、剣の紋を抱きし者、冬の魔境の制圧者、
エンテは後継者を示さずに逝去した。
とこしえと言われ続けた冬を越えた王都に集うは、王の血を継ぐ者たちだ。

──王宮には春風と共に、仄かな灰色の風が漂っている。

聖印は陰り、混沌が囁く。

「グランクレスト」×「王位継承戦」×「譲れない理由」
グランクレストの世界観で灰色城。PCたちは全員ロードである。キャラメイクの時点でスタイル、ライフパスを決めてもらう。スキルまで取ってもらってイメージソースにしてもらっても良いかも。
規模が大きめなのでめちゃくちゃになる時は派手になって良い。

愛すべき羊ども

ギルロック領に祭りの時期が訪れた
老いも若きも関わらず、領民皆が踊り明かす夜である

だが気を付けよ、これは予言の夜だ
飢えた獣が現れて、ひとびとを皆食い尽くすという

うめく隠者を跨ぎ越え、灯火が広場に集い来る
誰も彼もがその時を、心の底から待ち望む

──さぁ、真夜中の鐘が鳴る

「祭りの夜」×「疑心暗鬼」×「加害チャンス」
謎公開シーン、怪異シーンで秘匿チャットを使用するので、専属のGMが必要。浮足立った祭りの夜のイメージ。
全体的にPLたちが黒寄りに疑心暗鬼するようになっている。めちゃくちゃになってもよい心構えをしてほしいと思う。

ケダモノオペラ

あまりやれていないが、好きなシステム。今はPLが🦊をやっているのを見たい。サプリが出たら🦊専で作ろうかと思っている。

英雄は負け知らず

昔々、人間が魔物に脅かされながらも、剣と魔法のちからで生き延びていた頃……
ケダモノは、たった一人の人間に追い詰められてしまいます。それもそのはず、彼はどうやら人間たちの間では「エイユウ」と呼ばれる、とてもとても強い存在だったらしいのです。
ケダモノに剣を突きつけた「エイユウ」はしかし、ケダモノに笑顔を向けました。
”自分は王の命令で、魔物の王を殺さなければならない。
今ここでお前の命を取らない代わりに、自分の手足となれ”
ケダモノはその言葉に渋々うなずきました。なに、今は命さえ助かればいいのです。
「エイユウ」と言えど所詮は人間。これから殺すチャンスなんて、いくらでもあるのですから。

「ファンタジー」×「英雄」×「主従」
人間(主)と人外(従者)の主従って……いい。主人がケダモノの首輪につけた鎖を引っ張っているような主従が良い。それと「用済みの英雄」というのは良い。趣味の煮こごりみたいなシナリオ。ややヒロイックすぎるか?今なら熱量を少し下げるかも。

黄昏時のクランクアップ

いつかどこかの、霧深い闇の森の中──
ある日暗闇の奥から見知らぬ魂が現れます。
その魂はケダモノにとって、とてもとても美味しそうに輝いています。
人間の魂はケダモノの疑似餌を見ると、しかし安心したように近づいてきました。
魂は『霧の淵』に行きたいようですが、この森の中で迷っているようです。
『霧の淵』であれば、ケダモノのよく知る場所です。
せめてそこまで導いて、ついでに満足してもらったところでいただく魂は、さぞや美味しいことでしょう。

「成り代わり」×「慰め」×「閉幕」
何らかのシステムにおいてロストしたPCをNPC、生き残ったPC(の形をしたケダモノ)をPCとして動かすシナリオ。なんとなく切ない系のようだが結構悪趣味気味だと思う。これは実はテストプレイのようなことをしていない。
PL感情と「適当に話を合わせるケダモノ」のRPのコンフリクトを味わいたいと思って出している。

これにて閉幕

むかしむかし…… ある国に偉大な武勇の王がおりました。
その王の傍には、二人の腹心が控えていたと言います。
王も時には勝てず、やがて病床に伏す事になりました。
王は一人の腹心を呼び付け、最後に一言、言葉を残して世を去ったのでした。
「これよりお前は自由だ」

「ファンタジー」×「王の死後」×「主従」
キツネヴィの実装を受け、衝動的に立てた。
されたい。籠絡。

ストリテラ

かなり今熱い。やりたいことに対してのシナリオの作りやすさはピカイチだ。テキセでやる「シリアスなエチュードモード」が特に楽しいと思う。シナリオとしては純シリアスは1つしか出していないが。

What a Horrible Night

これより語るは、「あの夜」と「この夜」。
長き時代に渡っての、宵闇と光の、ほんの一部の物語。

「吸血鬼」×「シリアスとコメディのギャップ」×「時間の推移」
ゴシックゴシックしている吸血鬼っていいよね+現代に生きている吸血鬼コントっていいよねを合わせて捏ねた。前半はシリアス、後半は日常コントになるように指定している。シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイアとか、キャッスルヴァニアとか、吸血鬼すぐ死ぬとかの辺り。

グロームペントの長い夜

古都ドーンの瞳、煌めきの湖畔に聳えしグロームペント城は歴史深い城である。
かの夜も、ドーンの地を統治する王族たちは平和を祝い煌びやかな宴を開いていたそうだ。
後に「長い夜」と呼ばれる、グロームペント落城前の最後の夜のことであった。

──果たしてかの夜に何が起きたのか。 知るのは今やただ、あなたたちだけである。

「落城」×「裏切り」×「王宮ファンタジー」
「シリアスなエチュードモード」のシナリオ。舞踏会の不穏な夜がシーンになっている。エンディングでめちゃくちゃになるので城っぽさがある。
ちょっと最終的な収集が付け辛いかもしれない。フラグポイントが多い人がGMになるようなイメージがやりやすいかも。トレーラーの評判が良かった。

氷路巡礼

昔々、この国には一人の騎士がおりました。
彼は魔法の剣と共に敵軍に立ち向かい、吹雪のような剣捌きでそれを追い払うと、
剣の呪いにより永遠に凍りつきました。

時は過ぎ、かつての騎士に救われた国に再び危機が訪れます。
「失われた剣を探し出し、再び我が国の力となれ」
王は伝説の騎士の末裔……王国に暮らす一人の若者に命令を下しました。

魔法の剣……振れば一騎当千、しかしその後に待ち受けるは永遠の酷寒です。
若者は、旅路の末に果たして氷の剣を手に取ったのでしょうか?

「騎士」×「旅」×「孤独」
終わりに向けて孤独な旅をする騎士と、それが遭遇する者たちの旅路のシナリオ。遭遇する者の「中の人」はすべて同じである。
かなり「やりたいな~!」をやった。映像のイメージの根底にA24の「グリーンナイト」がある。いくつかログを読ませてもらっているのだが、どれを読んでも良すぎて大暴れしている。ここから卓を立てた貴方もログを作ったのならば読ませてほしい。

その他

単独システムシナリオだったりソロジャーナル?だったり

Night-night

継続PCのイメージを深めるための単独シナリオ。夢現の間を、PCと子ども化したNPC?と共に歩いて”なにか”を探す。
事前にGMはいくつか質問に対するNPCの答えを準備しておく。また、それらを用いた上で本編ではある程度アドリブで描写する必要がある。
元はグランクレストPC用に作っている。グランクレストをやってください。

あの竜は去った

あるところに竜が生まれ落ち、それは育ち、空を飛び、地を駆け、海を渡り、あるいは人の間にあり、そして往き去った。

一頭の竜の一生を歌う4つの詩を作る。1~4人用。GMは不要。
結構前にテストプレイをしたのだが、ソロジャーナル祭りをやっているのを見かけてついでに出した。一人でもできるしね。だが置き卓などで複数人でやったほうが楽しいと思う。
PLの視点となる人間はお互いに面識がない可能性が多いところが性癖ポイントかも。では今これを誰が歌っているのかというのも含めて。

与太話TRPG『っぽい話』

対話で進める雑談1ページTRPG

プレイヤー人数:1~
プレイ時間:気が済むまで
新春でTLに1ページTRPGが流れてきていたため、なんとなく転がしていたネタをまとめたもの。自分でやったことないのでやりたい

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