見出し画像

TRPGセッションログ34 グランクレストRPGキャンペーン北①(GM)

富士見書房『グランクレストRPG』のセッションログ。特殊なリレーの進め方をしている。第二回は「北」組。こちらはGMとしての参加。
南とはまた雰囲気が違うセッションとなった。南の方(シルヴィオさんの人)が一人見学に来ていたが、始終「上品!?!」と困惑していた。ログの「ガヤ」はシルヴィオさんのPLだ。

ヴィクトリヤ(ロード・セイバー)、ユハナ(メイジ・サイキック)、エィニ(投影体・エルフ)。北の大国「エスクリル」のうち、左の山間部「エンダルソル」を領地としている。

画像1

画像2

(PCたちがいる今回の舞台は左上の羽ペンが置いてあるところ)


==================================

GM : かつて……遠い北の地、エスクリルから王達は現れた。
GM : かの屈辱から二十年。
GM : レダンシア北部には、緩やかな微睡みの日々が続いていた。
しかし王達はその使命を片時も忘れたことはないのだという。

GM : グランクレストRPG キャンペーン『レダンシアの地に栄誉あれ』
GM : 北 第一話「彼方の栄誉、伝承の続き」





GM : オープニング ユハナ・エィニ
GM : きみたちは、城内……魔法師に割り当てられた室内にいる
GM : 備え付けられた鏡を伝って……魔法師ユハナは、この北部に存在する魔法師協会の者に、定期の報告をしている。
GM : その内容は国内に現れた投影体、エィニに関する事柄。
GM : きみの仕事の一つは、彼女の監視だ。
魔法師 : 「……特に今の所異常はないな」
魔法師 : 鏡を通して、かつてきみの師であった魔法師が言う
ユハナ : 「はい、大丈夫ですって!」
ユハナ : 「この山吹のショールに誓って、こんなヤツには絶対負けないんで」
魔法師 : 「……負け 負け?そうか」
魔法師 : 「そうか……?」鏡の向こうで師が少し戸惑った声を返すが
ヴィクトリヤ : 首を捻っている
魔法師 : 「……君自身はどうだ。特に身体に異常はないかね」
魔法師 : エィニさんにもまた言葉が投げられる
エィニ : のんびり茶を啜りながらやりとりを眺めている……。
エィニ : ……しばらくして、自身に向けられたのだと気づく。
エィニ : 「……わたしか?特に異常というものもないね」
魔法師 : 「そうか」
魔法師 : 咳払い、そして返答……「混沌がいつ揺らぐか、我々にはそう計り知ることはできない」
ユハナ : 「あーセンセ、用そんだけならもうオレ行っていいスか? 今日もうちょっと訓練したいんで」
魔法師 : 「だが……ある程度観測することができるのではないか。そう考えた我々はこうやって……何と?」
魔法師 : 鏡の向こうで師が動揺する
エィニ : 動揺している……w
エィニ : 少年は気が早い。
魔法師 : 「ユハナ。君は確かに優秀な生徒ではあったが、やはりそういうところに問題はある、魔法の体系を学び、他の分野であろうとも混沌を注視することはひいては……」
ヴィクトリヤ : 師も師で話が長そう
ユハナ : 「だってコイツ観測するっつってもただ人より耳長いだけじゃん」
エィニ : ずー、と茶を飲んで……。
エィニ : 「話し相手が欲しければ、わたしがなっていようか?」
魔法師 : 「い、いや。君はいい。そういう話ではないのだ」
ガヤ : そういう事ではないww
ユハナ : 「くそ、余裕ぶっこきやがって、次の弓術大会はぜってェオレが……!」
エィニ : 「そうか、それは残念。こちらの魔法の話は興味があったのだが……」
魔法師 : 「……まあいい。先に言ったことを、ゆめゆめ忘れぬように」
魔法師 : 師は咳払いをしそう話を締める。
GM : 鏡の表面が揺れ……そこに映るのは元通りのきみたち自身だ。
ユハナ : 「……え、センセなんか言ってたか?」(小さい声で)
GM : 言ったじゃん!!!!!!!!!
GM : 混沌揺らぐって!!!!!!!(鏡の向こう
エィニ : 「君は優秀な生徒だと褒めていたよ」
GM : そこ?!そこはいいよ!!!!
ガヤ : 人の話聞かない選手権優勝
ユハナ : 「まあな、分校舎でもこっちの兵舎でも弓はオレが一番だからな」
エィニ : 「そうだねえ。君はまだこんなに若いのに腕がいい」
エィニ : 「良い狩人になるだろうね」茶を飲む……。
ユハナ : 「さぁて、そんじゃオレは練兵場に――」
GM : すぐ鍛錬
ユハナ : 「……なんか忘れてるような……まあいいか」
GM : よくないよ!!!!!!(師
ヴィクトリヤ : 師ーーー!!!
エィニ : 「どれ、話が終わったのならわたしも行かないとだね」
エィニ : さっさと行っちゃったであろう背中を追うかな……。監視対象……。
GM : 監視とは?
GM : きみたちは魔法師のための、陰気な部屋を後にする……



GM : オープニング マスターシーン
GM : さて。
GM : この地レダンシアは、元々数々の小国から成り立つ大陸であった
GM : 緩やかな平和がそこにあったが……北の大国の侵略によりその平和は脅かされることになった……
GM : ……と、南の国では今、伝えられているようだが
GM : きみたち北の民、エスクリルの王たちに伝えられる話は多少様相が異なる。
ガヤ : おおおお!?!?
GM : 『かつてレダンシアという呪われた地があった』
GM : 『我らが北の王たちは、そこに巣くう呪いを解き放ち』
GM : 『囚われている人々を救い出しに来たのだ』
ヴィクトリヤ : 侵略の口実!!!!!!
GM : ……その戦いはしかし、今より二十年の昔……
GM : キリル峠にて阻まれることになった。
GM : ──そして今。
GM : きみたち北の一族は、かつて解放した民たちの統治を行っていた。
GM : まず、峠近く「キナート」を納めるのは、きみたちの一番上の姉
GM : 名をアリナ。彼女は武勇でその名を知られるほどの武闘派だ。
ヴィクトリヤ : おねえちゃーーん!!!世界一かっこいいーーー!!!
GM : そして東の森林地帯、「アリスター」
GM : そこを納めるのはアレクサンドル。きみたちの二つ上の兄になる。
ヴィクトリヤ : お兄ちゃーーん!世界一フリルが似合う男ーーー!
GM : さらに、北の常雪地帯に位置する「クラウスター」
GM : この地を治めるのはミハイル。
ヴィクトリヤ : お兄ちゃーーーん!!!世界一横顔が知的
GM : そしてきみたちの居る西の山岳地帯、「エンダルソル」
GM : ……そして未だ本国にいる国王ルスラン、きみたちの末弟イネッサ
ヴィクトリヤ : 弟ーーーー!!世界一かわいい
GM : 以上が北部を納める王族達となる

画像3




GM : オープニング3 全員
GM : ……
GM : というようなことを、ヴィクトリヤ。きみはいつも通り教師が話しているのを聞いていただろう
GM : 冬が終わり、まだ少し冷たい空気が残る城内……
GM : 光が差す室内はしかし、暖かくきみに眠気を誘う……
ヴィクトリヤ : 瞬きしながら話を聞いてよう、なんて私の家族は素敵なんだろう……
教師 : 「……そうして、今のこの状況となっておるのですな」
教師 : 話し終えた教師はヴィクトリヤさんの様子に満足そうに頷き……
教師 : 「何かご質問はございますかな」
ヴィクトリヤ : 「私たちは、最初はどこにいたのかしら」
教師 : 「おお……良きご質問にございます。北はクラウスターより山を越えて、さらに遠く……」
教師 : 「山間の静かな国におわしました」
教師 : 「そこより、この地レダンシアから民を解放せんと、こうして地を広げられてまいりました」
ヴィクトリヤ : 「誰が最初に、この土地が呪われていると気づいたの?」
教師 : 「皆様方の偉大なる父君様、ルスラン国王陛下にございます」
教師 : 本国にまだいる親父殿ですね
教師 : 「さて。本日はアレクサンドル様が来訪されると伺いました」
エィニ : ヴィクトリヤさん、いい生徒だ……。
ヴィクトリヤ : 「あら、お兄様が」口元に手を当てて嬉しそうに微笑む
教師 : 「ええ。まあよくもこう何度もご来訪なさ……」咳払いをし……
教師 : 「妹君たるヴィクトリヤ様がえらくご心配のようですね」
ヴィクトリヤ : 「ふふ、嬉しい」頬に手を当ててうっとりしつつ
ヴィクトリヤ : 「先生の授業の時間も惜しいのですけれども」
ヴィクトリヤ : 「お兄様をお迎えする礼節を果たしてもよろしいかしら」
教師 : 「は……何卒、失礼のございませんよう……」
ヴィクトリヤ : 先生のこともうちのお嫁さんに欲しいなあと思ってるよ心の中では
教師 : 少し悪戯っぽく笑いながら、若い講師は頭を下げ
教師 : 学習部屋を退出していく
ガヤ : もう喋り方が草食べてる人たちと違うよね
ガヤ : まとうオーラっていうか
ヴィクトリヤ : 立ち上がって洋服の裾を持ち上げて礼をしながら見送ろう
GM : さて。同時に
GM : ユハナ、エィニ、きみたちも、きみたちの主君たるヴィクトリヤの兄が来訪してくるという話を聞かされただろう。
GM : きみたちは彼、アレクサンドルには初めて会う。それを前に、主君の話を良く聞いてこい、とこの部屋に送り出された。
GM : きみたちは学習部屋の前で、彼女の歴史を担当していた講師とすれ違い……彼は少し浮き足立った様子で去って行った。
GM : なんかこう、ヴィクトリヤさんと話してウキウキしやがってる
ヴィクトリヤ : あ、かわいい
エィニ : 魔性……!
エィニ : 「残念だったね、鍛錬が先延ばしになって」
ユハナ : 「なんだよ、ったく……、オレが会う必要なくねェか?」
ユハナ : 「その……アレ……えーと、アレクさんって、悪いヤツなのか?」
GM : アレクサンドルはシスコンですね
ヴィクトリヤ : お兄ちゃん!!!
エィニ : 「ヴィクトリヤの兄だそうだよ」
エィニ : 「離れた場所に住む妹を案じるとは、良い兄上を持っているね」
ユハナ : 「なんだ、悪いヤツなら倒さなきゃいけねェけど」
ユハナ : 「良いヤツなら兄妹水入らずで過ごさせてやりゃあいいのに」
エィニ : と話しつつ、扉を叩こうかな。
ヴィクトリヤ : 「入って」と声をかけつつ教書を整えている
エィニ : 「ヴィクトリヤ、教師が随分と上機嫌だったよ」
ユハナ : 「おっす、姫さん」
ヴィクトリヤ : 「ふふ、嬉しい。私も先生とお話しできて起きしなに小鳥の囀りを聞いたような心持ちよ」
ヴィクトリヤ : 「二人が迎えにきてくれて、もっと嬉しい」
ユハナ : 嬉しいことの喩えに寝起きに小鳥の囀りを聞くことと言い出すの、優雅すぎる……
エィニ : 「君に会う人会う人、皆あの調子だ。妖精のようなものだね、君は」
ヴィクトリヤ : 「ふふ、本物のエルフの王族に褒められるとより一層の嬉しさね」
ユハナ : 「姫さんはいつも褒め上手だよな」
ヴィクトリヤ : 「皆のことを愛しているからよ」ふふ、と笑い
エィニ : 「それで、君の兄の来訪にはわたしたちは何をしたら良いのかな」
GM : 挨拶してってくらいです(フワ
エィニ : 傍の椅子に座る。
ヴィクトリヤ : 「元気な顔を見せてくれたらきっと喜んでくださるわ」くるくると回って
ヴィクトリヤ : 「アレクサンドルお兄様は優しい方だから、きっと二人にもよくしてくださるわ!」
ガヤ : ディズニープリンセスだ
ユハナ : 「ふーん……、ま、会うだけ会ってみっか」
エィニ : 「そうだねえ。ヴィクトリヤの世話になっているのだから。挨拶くらいはしておこうじゃないか」
ヴィクトリヤ : 「二人とも、私の未来の伴侶なんですもの」ふわふわ笑う
エィニ : 「ふふ、本気なのだから面白いね」
ユハナ : 「アカデミーなんかさっさと卒業して正規の魔法師として契約できたらいいんだけどな」
ユハナ : 「伴侶」を単に「一緒に行動する人」と認識しています
ヴィクトリヤ : 「あら、何事も障害が多い方が燃えあがりますのよ」
エィニ : 「その提案は受け取れないけれど、君には感謝しているよ。ヴィクトリヤ」
ユハナ : 退屈してきたのかおもむろに弓のイメージトレーニングを始める。
ヴィクトリヤ : 「こんなに真剣なのに、何がいけないのかしら……」ふぅとため息をつきつつ
ヴィクトリヤ : 「あら、もうこんな時間。お兄様のところへいきましょう」
エィニ : 「そうだね。待たせてはいけないね」
エィニ : 「挨拶が済めば、その後は兄弟水入らずで過ごしてもらおうじゃないか、ねえ、ユハナ」
ヴィクトリヤ : 「ふふ、真剣な横顔も素敵」
ユハナ : 「……」一射分の動作を終えて
ユハナ : 「え、ああ……姫さんの兄貴に会いに行くんだっけ」
ユハナ : 北、3人全員マイペースだな……
ヴィクトリヤ : 「そうよ、行きましょう?」まってる
ユハナ : 「……弓とか使えんのかな……?」と、ついていこう
ヴィクトリヤ : マイペース…マイペースですね!!!!!!
ヴィクトリヤ : お兄様弓は……?
GM : ゆ……
GM : 使えないんじゃないかな……(真顔
ガヤ : www
ヴィクトリヤ : お兄様、後方支援っぽそうだものね……
GM : きみたちは部屋を後にした。そろそろきみたちの兄が訪れる頃だろう……



GM : ミドルシーン 全員
GM : きみたちは応接間へと招かれる
GM : そこには既にヴィクトリヤの見知った顔がいくつかあった
アレクサンドル : 「……!!!!ヴィクトリヤ!!!!!!!!」(↓)

兄4


エィニ : 声が大きい
ヴィクトリヤ : おにいちゃん びっくりまーく 大きい
アレクサンドル : きみたちが入室した途端に、大柄な男が手を広げてむかってくる
アレクサンドル : 長兄アレクサンドルだ。
ヴィクトリヤ : 「ヴィクトリヤ・エンダルソルがご挨拶いたします、お兄様!」
アレクサンドル : 「大きくなったなぁ!!何年ぶりだ!??」
ミハイル : 「いやそんな経ってないだろう…」
ミハイル : きみたちの背後から、一つ下の兄が口を挟む(↓)

兄2


ユハナ : こっちのお兄ちゃんも来てるのか……!
ヴィクトリヤ : おにいちゃんいっぱいだ
ミハイル : 「……僕は久しぶりのはずだがね」きみたちを通り抜けて、入室していく
ヴィクトリヤ : 「ミハイルお兄様!お久しぶりです」キャッキャッ
ユハナ : お兄ちゃんたち、下々のものに全く関心がなさそう……
ミハイル : 「どうも。」
エィニ : 兄妹の再会を微笑ましく見守っている……。
アレクサンドル : 「いやぁ。いてもたってもいられず遊びに……視察にきてしまったよ」
ユハナ : 「(やっぱりオレ帰ってよくね?)」
アレクサンドル : アレクサンドルはヴィクトリヤに仰々しくハグをすると……
ヴィクトリヤ : ぎゅっ
GM : 彼らの後ろに控える、それぞれの従者も軽くきみたちに頭を下げる
ロベルト : ロベルトはきみも数回会ったことがある。アレクサンドルの従者のアーティストですね(↓)

シャドウ


エネ : 「お初にお目にかかります。ミハイル様が魔法師、エネと申します!」若い女性が緊張したように声を上げる(↓)

メイジ (4)


ヴィクトリヤ : 恭しく礼をしておこう
エネ : 「……」はわわってなってる
アレクサンドル : 「……で、君も従者を得たのかい!!またひとつ大きくなったなあ!!!!」
アレクサンドル : にこにこしながらユハナさんとエィニさんに目を向ける
エィニ : いい人だ……
ヴィクトリヤ : ドキドキ自己紹介タイムだ!
ユハナ : 「ども、エンダルソル分校の、一応ストールバリ家? の魔法師の」
ユハナ : 「ユハナです」
エィニ : 分校!
アレクサンドル : うんうんと頷く
ユハナ : 「分校内の弓術大会で一等取ったときに姫さんが見学に来てて」
ユハナ : 「『将来を共にしたい』って契約の申込み? されて以来ここの兵舎にはよく来てます」
エィニ : 1等!嫁!
アレクサンドル : 「へぇ!!!!……あれ、まだ子供かいヴィクトリヤ?」くるっと顔を向け
ヴィクトリヤ : 将来を共にしたいです!!!!!!
アレクサンドル : ヴィクトリヤさんに「本当??」という顔になってます
アレクサンドル : 将来が軽い!!!!
ヴィクトリヤ : 「本当ですのよ?」首を傾げて笑っている
ヴィクトリヤ : お兄様もいつ結婚してくれるんだろう……
アレクサンドル : 「そうか…………そうか。うんうん」何か得心がいったように頷き……
アレクサンドル : エィニさんに目を向ける
アレクサンドル : 「それで……君は……」
エィニ : 「エィニ・ユー・アル・シグルという」
アレクサンドル : あ、そうか。契約している訳じゃないんだな
ヴィクトリヤ : 学生から契約できるなら……したいんですけど……
エィニ : 「見ての通りだけれど……ヴィクトリヤのお陰で、それなりに自由にさせてもらっているよ」
ヴィクトリヤ : できてない方がなんかかわいい気がします、どこかで契約したいな
エィニ : 自身の耳をアピールしつつ
アレクサンドル : 「ふんふん。ああ、投影体……だっけね、そういう……」
エィニ : 「心の広い良い子を妹に持ったね」うんうんとゆっくり頷く……。
アレクサンドル : 「そうだろうそうだろうそうだろう」
ヴィクトリヤ : 後ろで恥じらっていよう
アレクサンドル : 早口でいい満足そうに頷いている……
アレクサンドル : さて……
ミハイル : 「……で、本題にはいつ入るんだ」
ミハイル : 次兄が口を挟む
アレクサンドル : 「あー……」
アレクサンドル : 「なあヴィクトリヤ。我々はただ遊びに来たんだ。それじゃあダメかな」
アレクサンドル : バツが悪そうに長兄が呟く
ヴィクトリヤ : 「…………」
ヴィクトリヤ : 「私、それでも構わないのですけれども」
ヴィクトリヤ : 「そう、隠し事をされてしまうと気になってしまいますわ」
ミハイル : 「当然だ。言わねばならん、いずれ知る話だろう」苛立ったように次兄が言う
エィニ : 空気の変化にはて、と首を傾げる。
ユハナ : 「(これ、オレたち聞いててもいい話なのか?)」こそこそとエィニさんに
ヴィクトリヤ : 「……まさか、本国で何か?」
エィニ : 「出て行けと言われてないしねえ」のんびりと答える
アレクサンドル : 「う~ん、惜しい。そっちじゃあないんだ」芝居がかったような仕草
アレクサンドル : 「ああ、ちょうど良い。君たちも聞いて行きなさい」とユハナさんとエィニさんに向かう
アレクサンドル : 「我らが姉上殿の話でね」
ヴィクトリヤ : 「お姉さまが?」
アレクサンドル : 「そうなの」
ユハナ : 「姉貴もいんのか……家族が多いって羨ましいな」
エィニ : 「仲睦まじくて良い事だね」
アレクサンドル : 「ああ。我らが家族はどれも美しい姿と御心を持っている」
アレクサンドル : 「その姉上がな。どうも近々兵を出すらしい」
アレクサンドル : 「いつかは分からんがね」
ヴィクトリヤ : 瞬きしながら聞いていよう
ヴィクトリヤ : 「どこへ?」
アレクサンドル : 「そりゃあ……あの地で往く方向と言えば一つしかあるまいよ、我が妹」
アレクサンドル : 「キリル峠だろう」
ガヤ : お”!?!?!?
ヴィクトリヤ : 「あら、南下されるということ?確かに、良い時期ではありますけれども」
ユハナ : 絶賛内部紛争中の南……
アレクサンドル : 「私が「ええちょっとどう言うことなんですか??」と聞いても丸きり無視だ、無視!」
アレクサンドル : 「……それで、君が何か聞いてやいないかと思って来たんだが……その様子じゃあ、そちらも初耳のようだね」
ヴィクトリヤ : 「………それで」
ヴィクトリヤ : 「お父様と、お兄様方は、いかがなされるのですか?」
アレクサンドル : 「私はねぇ、今更動き出してなんになるって思っているのだよ」大きく頷きながら答える
アレクサンドル : 「本国もだんまりだしね」
ミハイル : 「……ヴィクトリヤは何も知らないんだな?」
ミハイル : 次兄が念を押すように言う
ヴィクトリヤ : 「ええ、一番ご近所だというのに……」悲しそうにする
エィニ : 確かにご近所……。
ヴィクトリヤ : この時期か……王位継承権関係なのかな
アレクサンドル : 「……そうか。残念だ!!!」長兄がパンと手を叩き……
アレクサンドル : 「まあ、しばらくはこの地に滞在させていただくとするよ。嫌なことは忘れて少しゆっくりさせておくれ」
アレクサンドル : 「ではね!!!」
GM : そう言い……一行はどやどやと応接間をあとにしていく…
ヴィクトリヤ : 「ご機嫌よう」挨拶だけしておこう
GM : 中。皆さん知覚で振ってみてください 目標値は11
ユハナ : 3D+7>=11 <知覚> (3D6+7>=11) > 11[2,4,5]+7 > 18 > 成功
エィニ : 2d+8=>11 知覚判定 (2D6+8>=11) > 7[3,4]+8 > 15 > 成功
ヴィクトリヤ : 2d6+4>=11 知覚 (2D6+4>=11) > 11[5,6]+4 > 15 > 成功
GM : 強いんだよなぁ
GM : ユハナさんとエィニさん……お二人は、次兄が「明らかに緊張している」様子を感じ取った。
GM : ヴィクトリヤさんは……
GM : ……一行が退出する際、きみの側をアレクサンドルの従者ロベルトが通り過ぎて行く。
GM : 彼はきみを知らぬ仲ではない。数回のアレクサンドルの来訪にはいつも従事しており、きみにも気さくに話しかける男だったが……
ロベルト : 「……」
GM : 彼はきみに声を掛けることなく、それどころか全く目を留めることなく退出していった。
エィニ : 「よかったねえ、ヴィクトリヤ。こちらで兄上方としばらく交流できるようで」
ヴィクトリヤ : 「……なんだか、剣呑な雰囲気で嫌だわ」深いため息
ヴィクトリヤ : 「牽制しあっているようで、雨の日の重たい空のよう」
エィニ : 「ふふ、余裕を失ってはいけないよ。上に立つものが急いては下のものが不安になってしまう」
ユハナ : 「なんかよくわかんねえけど、よーするに」
ユハナ : 「姫さんの姉貴が悪者って話?」
ヴィクトリヤ : 少し悩んでから首を横に振ろう
ヴィクトリヤ : 「私たちの家に伝わる伝承によると、南に降ることは良いことですのよ」
ユハナ : 「ならよかった。悪者なら撃たなきゃいけねェからな」
アレクサンドル : 判断が早い
ヴィクトリヤ : 判断が早いなあ
エィニ : 「結論が少し早いのが君の難点かもしれないね。さ、待ちかねた鍛錬の時間じゃないかい」
ヴィクトリヤ : 「ふふ、そうね。ここで何を考えていても始まらないわ」
ヴィクトリヤ : 「私も鍛錬にご一緒しても?」
ユハナ : 「そりゃむしろ長所だろ~? 悪い奴は油断するとすぐ逃げちまうんだからよ」
ユハナ : 「お、今日は姫さんも来るのか! だせェとこは見せらんねェな!」
エィニ : 「勉強熱心なのは良いことだね。身体を動かすのも、良いことだ」
ヴィクトリヤ : 「そういえば、ずっと気になっていたのですけれども」
ヴィクトリヤ : 「ユハナのいう悪い人ってどんな方なんですの?」
ユハナ : 「え、知らねェ。まあ、盗賊とか、子供に暴力振るうヤツとか、あからさまに悪いヤツはともかくとしてよ」
ユハナ : 「アカデミーも使えねェよな、肝心なところは教えてくんねェし」
ユハナ : 「だから、さっきみたいにお前が教えてくれよな。間違えて良いヤツ撃っちまったらやべェからな」
ヴィクトリヤ : 一度瞬きをして
ヴィクトリヤ : 「信頼してくれているのね、嬉しいわ」
ヴィクトリヤ : 「ふふ、少し不安になっちゃうくらい」
ヴィクトリヤ : 委ねられても、今は受け切れる余裕があるな……
ユハナ : 「そうかあ? まあいいや、早く行こうぜ、うずうずしてきた」
ユハナ : 「……もっと鍛錬して、いつかこの世界の全部の悪を撃ってやるぜ!」
ヴィクトリヤ : エィニさんと一瞬視線を合わせて微笑んでから一緒に行こうかな
エィニ : 視線に微笑んで、並んでいこう。
GM : ……きみたちもまた、応接間を後にしていく
GM : 呪われた地を開放する正義であるきみたちは、今はまだ、悪を見出していないのかもしれない。

ヴィクトリヤ : 北のテーブルについてナイフとフォークの多さにびびる南の人々  
ヴィクトリヤ : 南のテーブルについてナイフとフォークの無さにびびる北の人々
ガヤ : wwwwwwwwwwwwww
エィニ : このカトラリー……一対だけで食べるの……?みたいな
ガヤ : 合流して大丈夫???草が主食とか思われてない?
ヴィクトリヤ : 肉と魚のナイフが一緒なの…?みたいな…
ガヤ : え?魚表面しか食べんくね???みたいなこと???(?
エィニ : 北、南に人間が住んでるかどうかの把握も怪しくないです?大丈夫?
ヴィクトリヤ : キリル峠の戦いで「あ!人間発見!」みたいな
ガヤ : アマゾンか何かだと思ってんのかな


GM : さて。
GM : ミドルです!ミドルはですね
GM : エンダルソルに滞在中・アレクサンドル・ロベルト・ミハイル・エネ
GM : 彼らと話にいくことができますが、それぞれ「裏の情報」があります
GM : それぞれ情報収集かな
GM : 裏の情報も確かなものではないかもしれません!噂程度
エィニ : ほほう……ふむふむ。
GM : 情報のみ・本国の動向・キナート/アリナの様子
GM : ミドルパート:基本的に情報収集か話術で開けます
GM : 状況としては特に差し迫った危機はない、ただ兄たちがふらふらとエンダルソルに居るという状況です
GM : 大体は情報だけを出しますが、ここはシーン入れたいというのがあれば順次どうぞ!
エィニ : はい!誰を見に行こうかな。
ヴィクトリヤ : 一番アレクサンドルさんが動揺してたしアレクサンドルさんにしようかな…
ユハナ : 一番強そうだったからロベルトさんに行くか、魔法師同士世間話でもしに行くか……って感じです
エィニ : 強そう!
GM : 戦いにいくんじゃあないんですよ
ヴィクトリヤ : いいですね……
ユハナ : 地味に共感6あるんですよね
エィニ : では本国の様子かお姉さまの様子か、そっち方面にしてみようかなあ。
GM : とりあえず一巡目行ってきましょうか
ガヤ : 皆酒場とか言った事無さそうだもんね…
GM : 情報収集がお上品……
ユハナ : 同じシーンにいれば一応シーン1回だけ後出し+3はできます……
ヴィクトリヤ : やったー!
エィニ : つよい……!
ヴィクトリヤ : 共感、ないなあ
GM : とりあえず振ってみて、という形になるので、判定自体は同じシーン登場扱いでいいですよ
ヴィクトリヤ : やったー!じゃあ振ってしまおう
エィニ : お、最初にじゃらっと、みたいな感じですね、きっと。
ユハナ : 振ってしまおう。とりあえずはアーティストのロベルトさんに突撃。
ガヤ : たしかに
エィニ : ではこっちはこちらを……。・キナート/アリナの様子
ヴィクトリヤ : アレクサンドル兄様に聞きにいきましょう。
ヴィクトリヤ : 《心奪う芸術》Lv1/情報収集を<芸術>で行う。芸術のレベルが3以上の場合<話術>にも代用可
GM : どうぞ 芸術……
ユハナ : 2D+6>=0 <話術> (2D6+6>=0) > 7[1,6]+6 > 13 > 成功
ユハナ : まあふつうかな
エィニ : 2d+3=>0 情報収集判定 (2D6+3>=0) > 6[3,3]+3 > 9 > 成功
GM : あっ……
エィニ : うーん。
ヴィクトリヤ : 3d+3 芸術 情報収集代用 (3D6+3) > 7[2,2,3]+3 > 10
ヴィクトリヤ : なんで1d3をふってるんだろう
GM : ロベルトの情報は全部出します。キナートとアレクサンドルについては断片的に。
GM : 達成値操作は大丈夫ですかな
ユハナ : ここは使ってしまおうか。
ヴィクトリヤ : どっちかだけにでも……_(:3」∠)_
ユハナ : ふうむ。
ヴィクトリヤ : ありがとうございます!!!
ユハナ : 状況的にはロベルトさんに突撃してるから主人のアレクさんについても、という感じが自然かな。
GM : 確かに。
ユハナ : 《アシスト》_判定直後_4Sq_単体_シーン1回_MP2-2(最低1)_対象が行った判定の達成値に+3。
GM : ではアレクサンドルについても全部出ましょう。正面から話を聞きに行きます?
GM : 噂の方を先に聞く?
ユハナ : 情報収集得意で意外とちゃんとメイジしているな……
ヴィクトリヤ : アシスト使ってもらったし、一緒に行ったって感じの方が自然かな
エィニ : 優秀ですしね!
ヴィクトリヤ : 優秀すぎる……!
エィニ : こちらは……あっでも離れちゃったな。監視と言いつつ、案外野放しな時もありそうですね。きっと誰かが話しているのを漏れ聞くくらい。
ユハナ : 本来監視するはずのヤツが……まあ……
ヴィクトリヤ : 連れてきちゃった……
GM : アレクサンドル(表)
28歳男性、妹君のヴィクトリヤを溺愛している。
キリル峠の争いは記憶に残っているようだ。
嫌戦派として一般に知られているが、最近はアリスターに元から住まう住民の抵抗手を焼いているらしい。
ユハナ : いきなり「頼もー!」しても無視されるのはわかっているので、宮廷のお堅い食事が合わないようなら下町の店でも、みたいな感じでロベルトさんを誘ってみるとかそんな感じかな……
GM : お……いいですね。ではこのような情報を耳に入れつつ……
ヴィクトリヤ : 一緒についてってもいいかな……いやいない方が話しやすいかな……
GM : ロベルト(表)
三十代男性、クラスはアーティスト。スタイルはシャドウ。
古くからアレクサンドルに仕えている。
気さくな男性でありヴィクトリヤとも既知
GM : じゃあ近くまで行って別れるか……?というところでロベルトと出くわすのかもしれない。
ロベルト : 「……ん、きみたちは」
ヴィクトリヤ : じゃあ珍しくユハナさんの後ろにひょっこり控えてよう
ロベルト : 少し一目を避けるようにして移動していたようだ
ユハナ : 「おお、おっさん、さっきの!」
ロベルト : 「ああ、姫君と少年じゃないか」
ヴィクトリヤ : あんまりヴィクトリヤは気にしないかもだな……
ヴィクトリヤ : エィニさんのことを自由にしたかったと思うので
エィニ : やさしい……
ヴィクトリヤ : 「ご機嫌よう」
ユハナ : 「ええと、おっさんじゃ悪いよな、名前……なんだっけ?」
ユハナ : さっきロベルトだけは聞いていなかった気がする
ロベルト : 「ロベルトだ」
ロベルト : 短く答える
エィニ : 普通に気さくに話してくれてる……。
ユハナ : 「ロベルトのおっさん! さっきはずっと黙ってたけど……腹でも減ってたのか?」
ユハナ : 「宮廷のメシって皿ばっか多くて量は少ねェもんな、店屋探してんならいいとこ知ってっけど」
ロベルト : 「お、そうかい。じゃあ坊主の行きつけの店でも教えて貰うか」かか、と笑い
ロベルト : 「姫君もそれでよろしいので?」
ロベルト : ……ヴィクトリヤさんはやはり、どこかよそよそしいような気配を感じるだろう
エィニ : ほほう……
ヴィクトリヤ : 「あなたがお兄様に怒られないのならばご一緒したいのだけれども…」
ロベルト : 「まぁ、いいんじゃないか。アレクサンドル様ご本人も羽を伸ばされてるしな」
ユハナ : 「ちっとばかし姫さんには騒がしいかもしれねェけどな」なんて笑いつつ
ヴィクトリヤ : 「いいの、私も二人のこともっと知りたいのだから」うきうきしてついていこう
エィニ : おお、酒場……!
GM : ……きみたちは連れ立って、町の酒場に向かう……
ガヤ : お嬢様、初めての酒場の巻
GM : 着いた場所は昼間であるのにも関わらず、喧騒に包まれた食事処だ
GM : 給仕が目まぐるしく行き来しており、賑やかな様相が窺える
ロベルト : 「ここにも良い店はあるもんだな」
ヴィクトリヤ : テーブルや周りを興味深そうに見ている
ヴィクトリヤ : エィニさんもこういうところ来なさそう……
エィニ : 肉は多分食べないので来なさそうですね……。
エィニ : 果物とか野菜とか……草……。
エィニ : 一緒に……!!!理解がある……やさしさ……。
ヴィクトリヤ : エィニさんと同じ食卓につくときは一緒になって菜食してるのかもな…
ユハナ : 「おーっす、じゃがいもの平焼き大きいの、3枚! それから――」といくつか注文する。
ロベルト : ごはんだごはんだ きみたちの卓上に料理が並び……
ロベルト : それを食べる内か……ロベルトも気を許すようにきみたちに話しかける
ロベルト : 「アレクサンドル様はアリナ様の動向にひどく心を痛めていらっしゃる……のもまあ、そうだが」
ロベルト : 「そもそもうちも手一杯でね。アリスター王族の残党か、関係のない連中かが騒ぎ始めているんだ」
エィニ : 北もざわついてきたのかな……。
ロベルト : 「それどころじゃあないとぼやいてらっしゃるよ」
ヴィクトリヤ : 「アレクお兄様も大変なのね……」
ユハナ : 「ほーん、その連中って悪いヤツなのか?」はむはむと次々料理を食べながら。
ロベルト : 「さて」ちらっとヴィクトリヤさんを見る
ロベルト : 「どうかね」小さく笑う
GM : きみたちは少しばかり彼と食事を共にし……
ロベルト : 「ありがとう。良い場所を教えて貰ったよ……しばらく退屈はしなさそうだ」先に彼が席を立つ
ロベルト : 「連れてきて貰って悪いが、少しばかり気になることができた」
ユハナ : 「おう、またな、ロベルトのおっさん。良かったら今度手合わせしてくれよ」
GM : ……ちらちらと、周囲の視線がきみたちに向いているような気配がする
ヴィクトリヤ : 「あら、残念……また、お話ししてくださいね?寂しいわ」
エィニ : ちらちら見られている……。まあ目立ちますしね。きっと。
ヴィクトリヤ : こちらを見てくる視線に合わせて微笑むなどしつつ
ロベルト : 「ああ。いつでも話しかけてくれよ、姫君もな」ロベルトは小さく笑うと、自分の分の硬貨を卓上に残し…足早に立ち去っていく
GM : ……
GM : 立ち去った後、周囲の客がきみたちに話しかけてくる
GM : 「……あれ、東の邪紋使い、ロベルトじゃあないか?」
エィニ : 有名人……!
ヴィクトリヤ : 有名人だ……!
ユハナ : 「有名なのか?」
GM : ヴィクトリヤさんのほうをちらっと見つつ……分かっていないのかもしれない…
ユハナ : たしかにまさかこんなところにいるとは思わないかもしれない……
GM : 「……ああ。そりゃ、大事になったからさ。その…」
ヴィクトリヤ : ばれたらばれたで愛想を振りまくので……かわいいから皆…
GM : 「あっちの領主様、アレクサンドル様を暗殺しかけた、っていう……」
ヴィクトリヤ : あらーーー!!!!
ヴィクトリヤ : あらやだぁーーーー!!!!
エィニ : あれ……お兄様……?
ガヤ : ンオ!?
GM : 「すんでのところで捕まったって聞いたが、今はもう自由の身なんだな」
ヴィクトリヤ : 「とてもそんな方には見えなかったのだけれども……」白白
GM : 「うーん。別人なのかなぁ」
[情報] GM : ロベルト(裏)
東の国の一部では有名な噂がある。かつてアレクサンドルを暗殺しかけ、すんでの所で取り押さえられたらしい。
ユハナ : 「よくわかんねェ」
ヴィクトリヤ : 一周回って忠臣なのかな…
GM : 「俺は東から来たから知ってるんだがね。あっちのほうじゃあそこそこに知られた話だよ」
ヴィクトリヤ : 「きっと領主様にもお考えがあるのでしょうね」小首傾げ
GM : 「そうかね?そうかも……」
GM : 出るのはこんな感じですね アレクサンドルは裏……は直接は出ませんが、トリガーは入りました
エィニ : お……。
ヴィクトリヤ : ほほーではそのうちか……
ユハナ : 「気になるなら兄――」まで言いかけたところで、領主様という言い回しに気づいて
エィニ : えらい。
ユハナ : 「もう少し話聞いて回ってみるか?」
ヴィクトリヤ : 「ええ、エィニがどうしているのかも気になるわ」
エィニ : 野放しです!ふわふわ……ふらふら……。
ユハナ : 「あー、そうだった、アイツの監視しなきゃいけねェんだっけ」
エィニ : そうです(そうです)
GM : 監視という言葉が軽い
ユハナ : といってお代を払って酒場を後にしま、すか。
ヴィクトリヤ : いきましょうか
GM : また来なよ!という声にきみたちは後押しされていく……
ヴィクトリヤ : もはや観察みたいな感じなのかな...w
GM : さて、エィニさんのほうですが……断片的に人々が噂をしているのが耳に入るのだろう
GM : 「峠近くにひっそりと陣ができはじめた」だとか
GM : 「戦える者たちが村から城へと集められていった」とかですね
エィニ : ほほう……。
エィニ : 城の入口が見える、少し高い塔の上から聞こえてくる話に耳を傾ける。
ヴィクトリヤ : 耳がいい!さすエル
[情報] GM : キナート/アリナの様子(表)
確かに戦いに備えているようには見える。峠近くに陣営が立てられたり、村々から人が城へと集められていることを噂する人間がいる
エィニ : 「……うん、なるほど」
エィニ : 「やはりこの辺りでは少し精霊の声が遠いね」風を受けながら
エィニ : 「……こちらでは混沌と言うのだっけ」
ユハナ : 耳長いだけの人間ではなかった……
エィニ : 人間じゃないです!!!!
ユハナ : エルフの存在が逆説的に周辺の混沌を精霊として形どらせるみたいな感じかもしれない……
GM : そういう話を聞きながら見ていると、城の入り口に、先に見た顔が訪れる
ミハイル : 「……」何か小声で文句を言っている次兄だ
ヴィクトリヤ : ミハイルお兄様、胃痛がすごそうだ
ミハイル : 彼はどうやら城にヴィクトリヤさんを訪ねに来たようだが……
ヴィクトリヤ : いない!遊びに行っちゃった
エィニ : では、軽く降りていきます。
エィニ : 「ヴィクトリヤを探しているのかい」
ミハイル : 「あ、ああ……!?」
ヴィクトリヤ : おりてくる効果音、ふわっとかなんだろうな……
ユハナ : 軽く降りていきますっていうのが常人なら死ぬ高さを普通に降りてきてるんだろうな……
ミハイル : 少し驚き、「……そうだ」エィニさんをじろじろ見ている
エィニ : 「そうか、彼女は先程、こちらに帰ってくるのが見え……おや」
エィニ : 「わたしに興味を示してくれているのかな」
ミハイル : 「……いや、初めて見るものでね」
ミハイル : 「この辺りの混沌は徹底して払われることはなかったのかと思っている」
エィニ : 「そうだねえ。わたしがこうして歩きまわれるくらいには保たれているようだね」
GM : ……一方、酒場をあとにしたヴィクトリヤさんとユハナさんは、一の城門前で話す二人を目にするだろう
エィニ : 戻ってくる二人に気付き、微笑みかける。
ミハイル : 「……全く。奴は詰めが甘いのだ、詰めが」
ヴィクトリヤ : 「あら、ミハイルお兄様ー!エィニー!」遠くから柔く手を振る
エィニ : 「おかえりヴィクトリヤ。兄上が君を探していたようだよ」
ミハイル : 「……」少し眉を顰めて出迎える
ユハナ : 「あ、ども」
ヴィクトリヤ : 「何かご用事かしら?それとも、ただ会いにきてくれたのかしら?」
ミハイル : 「時間の無駄はしたくない性質でな」
ヴィクトリヤ : せっかちだ!
エィニ : ミハイルお兄様、文官気質……。
ミハイル : 「……ヴィクトリヤ。君は姉君の話はなにも聞いてないんだな」
ヴィクトリヤ : 「ええ、もしかして、お兄様は何か聞いているのかしら?」
ミハイル : 「いや……」少しあたりに目をやり、誰もいないのを見ると
ミハイル : 「……では、兄上のことはどうだ」
ヴィクトリヤ : どうしよう、言った方がいいのかな?胃が痛そうだし
エィニ : 胃痛!
ヴィクトリヤ : 首を傾げてわからんな……という顔をしつつ様子を伺っている
ミハイル : 「あいつめ、突然書簡を送ってきてこれだ」
ミハイル : 「これまで私を連れ出すようなことなどあったか?いやない」
ミハイル : ぶつぶつと言い始めている
エィニ : 「一緒にヴィクトリヤに会いに来たかったのだねえ」
ユハナ : 「っつか、アリスターの方も荒れてるらしいのに、こんなとこブラブラしてて大丈夫なのか? あの兄貴」
ヴィクトリヤ : 「ああ、そういえば、そうですわね」首傾げ
ミハイル : 「荒れている?……」ミハイルは眉を顰め……
ユハナ : 「あのロベルトのおっさんもあの兄貴を暗殺しかけたとかって話じゃん」
ユハナ : 「まあでも今一緒にいるなら仲直りはしたのか……?」
ミハイル : 「……」眉間の皺が深くなり……
ヴィクトリヤ : 「ふふ、お兄様の人事ですもの…」
エィニ : 「穏やかな話ではないけれど、分かち合えたのなら良いことだね」
ミハイル : 「……実はその話、我々の諜報も耳に入れているのだ」
ミハイル : 再度辺りを気にし……声を潜める
ミハイル : 「その結果、邪紋使いロベルトは処刑された、とか……」
ミハイル : 「だがどうだ。見てみれば仲良しこよしだ。諜報こそが妙なネタを掴んできたのかもしれん」
エィニ : きな臭くなってまいりました……
ヴィクトリヤ : 「あら!もしかして……まったくの別人かもしれませんわよ?」
ヴィクトリヤ : きな臭くなって参りましたわよ
ミハイル : 「うーむ……」
ヴィクトリヤ : 悩んでる顔も素敵!と思ってにこにこしている
エィニ : 首を傾げている……
ミハイル : 「……あの辺りが荒れているというのもな。あそこに住まう連中は、邪紋に余計な造詣を持っているだかで、鎮圧が面倒だったらしいじゃないか」
ヴィクトリヤ : 今のは純粋にお兄ちゃんを困らせたかっただけです
ミハイル : 段々と早口になっていく……
ヴィクトリヤ : 「そういう事態に関しては、お兄様のメイジ様とユハナも詳しい気がしますけれども……」
ユハナ : くぁ……とあくびをしてから「え?」
ミハイル : 「……」じろっと見る
ユハナ : メイジですが知力4でクールインテリジェンスも持ってないのでそんなに
ユハナ : そんなに……
エィニ : 「同じ姿を持つ者同士で争うなんて、悲しいことだね」
ミハイル : 「同じ姿……………………」唖然
ユハナ : 「悪いヤツがいるならオレに任せてくれよな!」 なぜか自慢げ
ヴィクトリヤ : ニコニコして見ている
ミハイル : 「ああ、ならば反乱者どもをまとめて蹴散らしてくれ」はあと疲れたように息を吐き
エィニ : 胃痛枠……
ヴィクトリヤ : 胃痛枠だな……
ミハイル : 「……とにかく。ここに呼びつけられたのは君の差し金ではないのだな」
ヴィクトリヤ : 「お兄様、愛の告白の際に相手を呼びつける、なんてことはしないでしょう?」
ミハイル : 「……愛……???」
ヴィクトリヤ : 「お兄様に会いたかったら、私から会いに行きますのよ?」
ミハイル : もう大混乱だよ
エィニ : wwwwww
ヴィクトリヤ : うろんなことばっかり言うから!wwwww
ミハイル : 「ああ……???ああ、そう、そういうことだな……?」
ミハイル : 「まあいい、それが分かれば十分だ」
ミハイル : 言い捨て、割り当てられた館へと戻っていきますね
GM : あんまり来ないのでヴィクトリヤさんのペースを知らないんだろうな
エィニ : 「顔色が悪そうだったね。後で薬を煎じてあげようか」
ヴィクトリヤ : マイペースすぎる……
GM : 違うそうじゃない!!!!!!
ヴィクトリヤ : 「きっと喜んでくださるわ」
GM : 分かった北ツッコミがいない
ヴィクトリヤ : ボケ担当✖️3
GM : 助けて!!!!!
ユハナ : 「やっぱメシが少ねェんじゃねーの?」
ヴィクトリヤ : 「料理長にいって、少し増やしてもらおうかしら?」
エィニ : 「それは良いことだ。長旅で疲れているのかもしれないね」
ヴィクトリヤ : 「ふふ、そういえば、エィニは何をお兄様とお話ししていたの?」
エィニ : 「ああ、やはり君の兄弟だね。わたしに興味を持ってくれたんだ」
エィニ : 「それと……そういえば君の姉上の話を漏れ聞いたのだった」
エィニ : と、ふんわりの情報の共有をして……。
エィニ : 「南に向かうのだろうね、君の姉上は」
ヴィクトリヤ : 「あら、伝承のようね」子供っぽく笑う
GM : 少しずつ、状況が動き出していることをきみたちは感じ取る……




GM : 兄たちの来訪から数日が経った。
GM : 特に大きな事件も起きないまま、長兄は書庫に入り浸り、次兄は手持ち無沙汰に町へと繰り出しているようであった。
GM : ……そんなある日の朝。
エィニ : ほほう……。なんだか印象と逆な行動。
GM : きみたちの住む館……
GM : 離れの棟に、兄たちと従者はそれぞれ寝泊まりをしている。
GM : きみたちは朝食の後か、それとも鍛錬の後に合流したのか。
GM : 屋敷の中を歩いていると、長兄と、次兄の従者であるエネが書庫の前で会話をしている姿を見かけた。
ユハナ : たぶんアカデミー分校の寮みたいなところから城まで通っている……?
エィニ : ユハナくん通いか!ほう……。
ヴィクトリヤ : 朝食に誘ったり、訓練所に入り浸った日は朝からいるのかな
アレクサンドル : 「……、……」
エネ : 「……、……あっ」
ヴィクトリヤ : すめばいいのに……と思っている
エネ : 魔法師がきみたちに気が付く
エネ : その表情はどこか救いを求めているように見える……
アレクサンドル : 「……だからね、私としては……おや」
ヴィクトリヤ : 「ご機嫌よう、お兄様、エネ様」恭しく一礼
アレクサンドル : 「ヴィクトリヤ!!!!!!!!!」
アレクサンドル : 「おはよう!!!!」
エィニ : 「今日も君の兄君は元気だね」と微笑む……。
ユハナ : 「お、みんないるじゃん、おはよーさん」
アレクサンドル : 「うん、良い返事だ。良い返事の人間はいいね!」
ヴィクトリヤ : 「おはようございます」
アレクサンドル : 「今ねぇ。ちょうど彼女を見かけたところだから少しお話ししてたんだ」
アレクサンドル : 「よく書庫で出会うからね、勉強家だねって」
ヴィクトリヤ : 「あら、質問の洪水にでもあわされたのかしら」口元を押さえて笑って
エィニ : 「こちらにはたくさんの本が収められているからね。もしかして、邪魔してしまったかな?」
アレクサンドル : 「いやいやいや、そんなことはないよ。人と話すということは時に書を読み解く数倍の価値がある」
ユハナ : 「エネ……先輩でいいのか? いいよなァ、もう教師の小言聞かなくていいんだろ」
エネ : 「……あ、魔法師……ですか」エネはユハナを見返して呟く
エネ : きみたちは少し彼女の言葉遣いに違和感を覚えるかもしれない。
アレクサンドル : 「あ、君も魔法師なのかい!懐かしいな、本国の協会に押し込められたこともあった」
アレクサンドル : 「こう見えても私はきみたち……の先輩かな!学を交えたことがあってね!」
エィニ : お兄さん、大分勉強できるんだろうな……。
ヴィクトリヤ : 留学してたのかなお兄様……
アレクサンドル : 曰く、しばしば協会で魔法師たちと同じ席に着くことがあったらしい。
ヴィクトリヤ : 世界一賢いお兄様・・・・・・でも次兄のお兄様もかしこそう
ユハナ : 「姫さんの兄貴、自分からわざわざあんなとこ入るなんて物好きだな……」
エィニ : 「おや、身近に先達がいるということは良いことだね」
ヴィクトリヤ : 「ユハナももっと楽しめばいいのに……」
エィニ : 「ユハナ、君も彼らの話に加わってみてはどうだろう」
アレクサンドル : 「え!!!来るかい!!!いいよ!!!!」
ヴィクトリヤ : 「あら、とてもいい考えだわ」
アレクサンドル : 両手を大きく広げている
ユハナ : 「えー……、何の話すか」
ユハナ : しぶしぶ聞いてみる。
アレクサンドル : 「そうか!!今はね、混沌と時の関わりについて彼女に聞いていたところでね」
ユハナ : 「うげえ……やっぱり魔法師で楽しく話せるのなんて同門以外は常盤の連中ぐらいだな……」
ヴィクトリヤ : 物理!
エィニ : 肉体!
アレクサンドル : 「それでね!!君の見解もまた聞いてみるのもいいなって」
アレクサンドル : 楽しそうに喋りつつ、エネが時折頷いたりしている
ヴィクトリヤ : うんうんうなずいたりしながらニコニコ聞いていよう
アレクサンドル : やさしい
ヴィクトリヤ : 「お兄様、楽しそうね」エィニさんに
エィニ : にこにこと傍で聞いてる。
エィニ : 「そうだね、君と話しているときぐらいに楽しそうだ」
ユハナ : 「投影体の異界についての講義がときどき気がついたら一瞬で終わってるのも混沌の仕業ってことで」
ヴィクトリヤ : 寝てるのか……
エネ : 「あの……」きみたちの様子をちらっと見ながら、エネがアレクサンドルへと向かう
エネ : 「……あとでよろしければ、持ち合わせた本をお部屋までお持ちしますので」
アレクサンドル : 「あ!!!そうかい?じゃあ待ってようかな……そうだ。まだ朝食を頂いていないのだった」
アレクサンドル : 「じゃあね!!!!!」
GM : は!!と気付いた様子で長兄はきみたちに手を振ると、
GM : 早足で食堂へと向かっていく
ヴィクトリヤ : 元気だったな……
エネ : 「…………」はぁ、とため息
ヴィクトリヤ : 「お兄様が、ごめんなさいね」
エネ : 「……いえ、お話は、楽しかったので」
エネ : 皆さんそうですね、知覚で振ってみて貰って良いですか
エィニ : ほほう
ユハナ : 3D+7>=0 <知覚> (3D6+7>=0) > 15[4,5,6]+7 > 22 > 成功
エィニ : 2d+8=>0 知覚判定 (2D6+8>=0) > 6[2,4]+8 > 14 > 成功
ヴィクトリヤ : 2d+4 知覚 (2D6+4) > 6[3,3]+4 > 10
エィニ : 出目がいい。
ヴィクトリヤ : 22wwwwww
GM : ではエィニとユハナは、彼女の言葉の発音が常ならぬものであると気が付くだろう
GM : どこか異国の訛りを感じさせる
エィニ : 異国。ほほう……。
エネ : 「ただ、緊張して……」
エィニ : 「ふふ、あちらの兄君は話すことがとても好きなようだからね」
ユハナ : 「先輩ってこのあたりの出身じゃないのか?」
エネ : 「ああ、ええ……」少し言いよどむ
ユハナ : 「オレの親父もどっかから流れてきた傭兵だったらしいんだ、オレはこのあたりしか知らねェけど」
エネ : 「はい。……その、少し違う土地から」
エィニ : 「なるほど、それなら君自身に興味もあったのかもしれないね」
ユハナ : 「元はといえば姫さんたちも北の方から来たとかなんとかだったし、よくあることかもな」
ヴィクトリヤ : 「素敵ね、言葉に故郷の響きがあるだなんて……」
エネ : 「そ……そうですか」少し照れてる
ヴィクトリヤ : 「私も、もっとエネ様とお話ししたいわ!」
ヴィクトリヤ : 「そうだ、朝食はもうお食べになって?」
エネ : 「ま、まだです」捕まってたので……
エィニ : 「おやおや、今度はヴィクトリヤに捕まってしまったね」微笑ましく
エネ : 「えっ」エィニさんを見上げる
ヴィクトリヤ : 「二人はもう朝食はいただいたのかしら?」
ユハナ : 「オレは食ってからきたけど、もらえるならもらうぞ」
エィニ : 「わたしはそれほど必要ではないけれど……そうだね、話を聞くのは楽しそうだ」
ヴィクトリヤ : 「ふふ、ではお客様を朝食でおもてなしさせて頂いてもよろしいかしら?」
ヴィクトリヤ : いっぱい食べて欲しい
エネ : 「は、はい……」緊張……
ユハナ : 「ありがとさん!」
エィニ : 「ふふ、お供させてもらうよ」
GM : きみたちは連れ立って食堂に向かう……
GM : 幸いなことに?すでに長兄は食事を終えて立ち去っていたようだ
[情報] GM : エネ(表)
10代後半女性。藍の学派(プロフェット)。異国の生まれであり、魔法師協会にはこの数年入会、そして卒業した。次兄が厚く信頼しているらしく、彼女以外の従者を連れてきていない。
GM : 大体そういうような世間話をします
ヴィクトリヤ : なるほど……お兄ちゃん(‾◡◝ )
ユハナ : 引き続きエネさんで大丈夫そうかな、他の人が行かなければよその国の話はちょっと気になる
ヴィクトリヤ : エィニさん引き続きキナートいきます?
エィニ : ん-。本国の様子も風の噂に聞こうかな……?とかそんな感じでしょうか。
[情報] GM : ミハイル(表)
23歳男性。これまでほとんど自領クラウスターから出かけることがなかった。今回はアレクサンドルに連れ出される形でエンダルソルまで来た。人嫌いで有名。この旅にも自身と魔法師エネだけを連れてきている
ヴィクトリヤ : ミハイルお兄様行こうかな
ユハナ : 南に比べると3人とも世間知らずっぽさがありますね……
GM : ではそんな感じで……基本的に話術もしくは情報収集で!
エィニ : はい!
ユハナ : さくっと判定だけしちゃいます
ユハナ : 2d+6>=0 <話術> (2D6+6>=0) > 11[5,6]+6 > 17 > 成功
エィニ : 2d+3=>0 情報収集判定 本国の話 (2D6+3>=0) > 4[2,2]+3 > 7 > 成功
エィニ : うーんだな!
エィニ : やはりすべてをエルフ界でこなすようにするしか……!
ヴィクトリヤ : 3d+3=>0 芸術(情報収集) ミハイルお兄様 (3D6+3>=0) > 14[4,4,6]+3 > 17 > 成功
ヴィクトリヤ : エィニさん……!
エィニ : 二人とも高い。いいぞ……!
GM : ではそうですね。まずはエィニさんの描写を少し。
GM : いつものように、町の様子を伺っていると……
GM : キナートからの荷馬車と思しきものもちらほら見かけるだろう。
エィニ : ほほう……
ヴィクトリヤ : ふむ……
エィニ : 久々に書庫から本を借りてめくりつつ、眼下の街を眺める。
エィニ : 「あの紋章は……なんだったかな。後でヴィクトリヤに聞いてみようか」
GM : 忘れている……ちらほらとさらに、本国にどうとかいう話題が聞こえてくる
GM : 詳細までは聞くことはできない
エィニ : 風のない日なのか、話し声が届くこともなく。ページをめくる……。
GM : レダンシアの救済をと、ヴィクトリヤが学んだような文言が並んでいる
エィニ : たしか、ヴィクトリヤの教師も同じ本を持っていたな、と思い返しつつ。青空の下、ページを進めていきます……。
GM : 話し声は聞こえずとも、のんびりした中にどこか僅かな緊張感は感じ取る……



GM : では一方。ヴィクトリヤとユハナは食事を終え、こまこまとした用事を終え、ちょうど息をつくタイミングが合ったのかもしれない
GM : 朝、食堂で別れたエネが、本を何冊も抱えて歩いているのとすれ違う
エネ : 「あ……お二人とも」ほとんど顔も見えないような高さに積まれている
ヴィクトリヤ : 「あら、前が見えてないと危ないですわよ?」手を差し出す
ユハナ : 「……手伝うか?」
エネ : 「あ、すみませ……ああああ」気を抜いたか、本がザーッ!!と滑り落ちる
エィニ : この中だと、ヴィクトリヤさんが一番筋力がある……
ユハナ : 遠隔観念導力は取っていないんだよな……
ヴィクトリヤ : 「ふふふ」裾を払って拾おう
エネ : やさしい……彼女は何度もお礼を言いながら拾われた本を受け取る
エネ : 「……あの、お優しいのですね」
エネ : は、と口を覆う「すみません、あたし、失礼なこと言ってませんか」
ユハナ : 武装滞空と将来的に取りたい浮かぶ盾の関連で成長は筋力ガン伸ばしするので……筋トレ!
エィニ : 筋トレ……!!
ユハナ : 「……? 今何か失礼なこと言ったのか……?」
エネ : 「大丈夫ですか?変なこと、言っていません……?」
ヴィクトリヤ : 「もしかして、北の王族は人を食べちゃう…なんて言われてるのかしら?」冗談っぽく
エネ : 「…………」
エネ : 表情が少し引きつる
ヴィクトリヤ : 「当たらずとも遠からずかしら?」
エネ : 「え、ええ、いえそんなこと。…………」
エネ : 「嘘ですよね……?」恐る恐る
エィニ : ヴィクトリヤさんが次々と人を虜にしちゃってるだろうことは確か
ヴィクトリヤ : 「うふふ、どうかしら?」
エネ : 「……」少しだけ気を抜いたように微笑みを返す
エネ : 「……ご冗談も仰られるんですね」
ユハナ : 「姫さんのことなんだと思ってんだよ」 ちょっと笑いつつ
ヴィクトリヤ : 「うふふ、でも私に興味があるってことでしょう?」
エネ : ウワーッ魔性!!
ヴィクトリヤ : 「それって、とても嬉しいことよ」にこにこしてる
エネ : 「はあ……」すこしぼんやりと見返す
エィニ : 「……あれ、書庫がこちらに移動してきたのかな」本を返しにやってくる……。
エネ : 「あ、朝の……」ぺこっとお辞儀をする
エィニ : 「ふふ、どうも。皆で勉強会でもする予定だった?」
ヴィクトリヤ : 「あら、それも良いわね」
エネ : 「……」ひえ……とちょっとなってる
ユハナ : 「……」うえ……とちょっとなってる
エィニ : 魔法師!!!
エネ : 「あの。あたし……こっちに来れたのは本当に、最近だったんです」
エネ : 「それまでは、こっちの人たちのこと、どんな人たちかと思ってましたけれど……」
エネ : 「ミハイル様だけじゃなくて。お優しいんですね」ほっと安堵したような表情
ヴィクトリヤ : 「お兄様は、エネ様に優しくできているのね。よかった」笑う
エネ : 「……ええ!」すこし声のトーンが上がる
エネ : 「素敵な方です、こんなあたしにもちゃんと勉学の機もいただけるし、信頼もしてくださって……」
エィニ : ミハイル兄さん、ツンデレ……
エネ : 一気に言い切り、頬を押さえる。「……あの、ごめんなさい……」
ヴィクトリヤ : 「いいえ?とっても素敵」
エネ : 「……」恥ずかしそうにヴィクトリヤを見上げる
エィニ : 「良い出会いがあったというのは、喜ばしいことだね」
エネ : 「……あの。あたしこういうの慣れてなくって……その……」
エネ : きみたちは彼女の言葉に覚えていた違和感をはっきりと認識する。
[情報] GM : エネ(裏)
彼女の言葉の訛りは「南部」のものだ。彼女は南部に生まれ育ち、つい最近、どのような手段かでキリル峠を越えて、単身北部へとやってきたようだ。そこで運良くか見出したミハイルに主従以上の気持ちを抱いている……?
エィニ : 南の人かあ……!
ヴィクトリヤ : 主従以上の気持ち!!!!!!!幸せになれ
ユハナ : 「ま、なんでもいいけど運んじゃおうぜ、あの声のでかい姫さんの上の兄貴が待ってるだろ」
エネ : 「…………」様子がげんなりする
ヴィクトリヤ : 「お兄様のメイジならばもっとしゃんと胸を張らなきゃ」
エネ : 「……あ、ミハイル様の、メイジ…」
エネ : 噛みしめるように繰り返す
ヴィクトリヤ : にこにこ見守りながら本を抱えてるんるんしてる
エネ : 「はい、ちゃんとしないと。あたしを……信頼してくださってるんですから」
エネ : ぐ、と本を持つ手に力を入れる……
ガヤ : 良い話のまとまりであってくれこのまま
ヴィクトリヤ : 多分ユハナくんはいつも姿勢がいいんだろうな……
エネ : 「あの、……拾ってくださって、ありがとうございました」
エネ : ぺこ、とお辞儀をして、再び廊下を進んでいく。
エネ : 先にきみたちと話し始めた時よりも、大分軽やかな口ぶりだ
GM : きみたちは彼女を送り出し、またしばらく自らの生活に戻る……


GM : 日が高く昇り、巡り
GM : ……夕食の時間になる。
GM : 食堂には変わらずきみたちが集められ、兄やその従者達、エネも一堂に帰しているが
GM : そこにミハイルの姿はない。
ヴィクトリヤ : イヤーーーっ
ガヤ : なんでぇ!?!?!?
エィニ : いない……
GM : 女中「あら……ヴィクトリヤ様、ミハイル様をご存じありませんか?」
ヴィクトリヤ : 「今日はまだ見ておりませんのよ?……確かに、珍しいですのね」
GM : 「お部屋もしんとなさってるんです。どうかなさったのかしら……」
GM : 部屋をノックしても返事がないという。
エィニ : 「やっぱり体調を崩してしまったのではないかな」
ユハナ : 「腹減りすぎて動けねェとか。持ってってやるか?」
ヴィクトリヤ : 「そうね、一緒に行ってくださる?」
GM : 食卓のエネが不安そうにきみたちを見ている
エィニ : 「良い薬を持っているから、それも持っていこうか」にこ、とユハナくんに微笑んで
GM : 女中「申し訳ありません……私たちでは、中に立ち入るのも失礼になってしまうと思って」
ヴィクトリヤ : 「ええ、勿論大丈夫よ」
GM : 簡単にまとめた軽食のようなものを手に、きみたちに着いていきますね
GM : ……
GM : 棟を渡り、次兄に貸し与えられた部屋の前に着く。
ヴィクトリヤ : ぞろぞろ
ヴィクトリヤ : いやほんとに大丈夫かな…
GM : たしかに、中からは物音はしない
エィニ : 長い耳も物音を感知せず……
GM : む……エィニさんなら、僅かに……何か擦れる音が耳に入るかもしれない
エィニ : お……。
ヴィクトリヤ : 「お兄様?」
GM : 返事は返りませんね
エィニ : 「……おや、僅かにだけど。何か聞こえるような……」
ユハナ : 「待ってても仕方ねェし、開けちゃおうぜ」 開けちゃおうかな鍵閉まってるか
ヴィクトリヤ : 開かなければ蹴っ飛ばして開けよう
GM : 開けようとするならば、鍵が開いていることが分かります
ヴィクトリヤ : ウアーーーッッ
GM : ではきみたちが扉を跳ね飛ばして開けると……
ミハイル : 「……………………何事だ!!!!!!」
エィニ : いた……
ヴィクトリヤ : よかった!
GM : ……多量の本に埋もれている次兄が声を上げる
GM : 埋もれながらも、没頭するように書を進めている
ヴィクトリヤ : 「あらミハイルお兄様……もう夕食の時間でしてよ?」
ミハイル : 「……ああ?時間?……ああ…………」
ミハイル : 「しかしこの家は凄いな、この蔵書の数よ」
エィニ : 「ふふ、ヴィクトリヤは君を心配していたんだよ」
ミハイル : 「はん、余計なお世話だ」
ガヤ : これもツンデレだと思うとにこにこしちゃうな(勝手にツンデレ判定
ユハナ : 「上の兄貴は騒がしくて、こっちの兄貴は人騒がせか」
GM : ふいと視線をすぐ書物に戻す
ヴィクトリヤ : 「エネ様が心配しておりましてよ?」
GM : よく見れば、彼の呼んでいる本は多くが南部に関するものだ
ミハイル : 「やつめ。集中している時は呼びつけるなと言ってあるはずだが」
エィニ : お、南部に関する本もあるんだ……。
ミハイル : あんまり多くはないですけれどね。ちょっとだけ触れてあるとかそういう
ミハイル : 虫を食うとかそういう風にかいてある
ヴィクトリヤ : 虫を食うwwwww
エィニ : 「へえ、君たち兄妹はみな本が好きなんだね」
ヴィクトリヤ : タンパク源ですからね
ミハイル : 貴重なタンパク源です!!
ミハイル : 「……ああ?私は奴とは性質が違うのだよ」ふん、と息を吐き
エィニ : 「良ければ、何か薦めてもらえるかい?」にこにこ……
ミハイル : 「奴は持論を揺るがすようなものからは目を背けるからな……む」
ミハイル : 「やはり異質なものは面白い。お前のようなものも書を読むのだな……」
ミハイル : と適当に見繕って手渡しますね
ミハイル : 南部に立ち入った記録書です
ヴィクトリヤ : 「お姉さまのことが気になるの?それともエネ様のこと?」南の本を読んでいるから
ミハイル : 「……~~~~」
ミハイル : 「奴のことはいい。口にするなよ」顔を背ける
ミハイル : 「それよりもだ」一冊の本を開き、ヴィクトリヤに向かう
エィニ : 両思いですか……これは……
ミハイル : 「お前は以前の戦いの際にはまだ生まれてすらいなかったな」
ミハイル : その本は……南部の伝承に関するものが記されている
エィニ : 20年前でしたっけ。
ミハイル : ですね
ヴィクトリヤ : 「南部の伝承?とっても気になる響きね……」
エィニ : こっちのメンツはみんないなかったのかな。20年前……。
ヴィクトリヤ : 生まれてないです!
ユハナ : 生まれてないですね!
エィニ : こっちはどうしようかな。長く……とか言ってるから、戦争のギリちょっと後くらいに投影された……とかにしようかな。
ミハイル : 「……そうだ。我々にはただ、『呪われていた』とだけ伝えられるこの地に……」
GM : 女中が「……」何か言いたげに顔を向け、ミハイルがそれを睨む
ミハイル : 「どう思う。それについて」
ヴィクトリヤ : 「私、人間が善意と正義感だけで動くとは思いませんのよ」
ミハイル : ロード……!
エィニ : かっこいい……。
ヴィクトリヤ : 「でも、打算と欲望だけで多くの人を動かすのはもっと難しいわ」
ミハイル : 「なるほど」瞳が少し興味を帯びる
ミハイル : 「お前はどうだ、魔法師」ユハナを向く
ミハイル : 「先の戦いは我々による救済だったのか」
ユハナ : 「え、知らねェ。見たわけじゃねェもん」
エィニ : でた!
ミハイル : 子供!!!
ヴィクトリヤ : カワイイ!!!
ヴィクトリヤ : カワイイから
ヴィクトリヤ : よい!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ミハイル : 甘い!!!
ユハナ : 「昔のことはよくわかんねェけど、姫さんたちが今住人から重税取り立ててるとかってわけじゃないんだろ?」
ミハイル : はン、と笑い
ミハイル : 「魔法師が智を捨ててどうする……まあいい、見る物を信じる。それも探求ではある」
ミハイル : ぱらぱらと書をめくる
ヴィクトリヤ : 「重税なんて取り立てたら、私嫌われちゃうわ」
ミハイル : 「君主が信を失うのはなにも税のみではない」
ミハイル : 「そして信ばかりあればいいというものではない……アレクのようにな」
ミハイル : 眉を顰め、別の書を取り出す
ヴィクトリヤ : 複雑な次兄心…
エィニ : でも信はあるって認めてるんだ……。弟……。
ミハイル : 「奴は確かに民の信はあるようだが……元より住まう者たちとの争いが絶えぬともいう」
ミハイル : 「姉上もそうだ。民を集め、そして民たちもこぞって集っているようだが……」
ミハイル : 「……お前達は、来たる南への救済をどう思う?」
ミハイル : 取り出した書には、アリスターにかつて住んでいた民族について記されている。
エィニ : 「苦難にあえぐ民を救うことができるのならば、それは良いことなのだろうね」
エィニ : 「でも、君はそれに疑念があるのだね」
エィニ : 「なら、ユハナの言う通り見てみるのが良い方法なのかもしれないね」
ミハイル : 「……意外な者が答えを持つようだ」少し眉を上げる
エィニ : 「やはり、良い狩人になれるよ。ユハナは」
エィニ : 魔法師になれるかは……わからないですね……
ミハイル : 「なんだ狩人とは」鼻白む
ユハナ : 「獣狩るために訓練してるわけじゃねェよ」
ヴィクトリヤ : 「うふふ、私も、お姉様と同じく南に行くことは賛成ですのよ」
エィニ : 「違うのかい?」首を傾げる
ヴィクトリヤ : 「南に文化があろうとて、私たちに負けるような弱い人間に守られている人間は可哀想ではなくて?」
ミハイル : ヒュウ!!!
エィニ : 強い
ガヤ : 強い女!!!!!!!!!
ミハイル : 「ほう。……我々の答えが欺瞞と知っても、お前は別の理でもって南へ往くか」
ヴィクトリヤ : でも今は食い止められてるから南の人は強いんだなって思ってる
ヴィクトリヤ : 「だって私、南の土地も欲しいもの!」
エィニ : 欲が深い……。これもきっと愛……。
ヴィクトリヤ : 愛する対象が増えて欲しいと言うか……(ろくろ)
ミハイル : 「はン、私はあんな場所はいらない。勝ち取った暁にはお前が全部持っていくと良い」
ミハイル : 少し目を細めて
ミハイル : 「私は、智より他にはもうなにもいらない」
ミハイル : 小さく呟き
ミハイル : 「……さて、なんだったか。夕飯か?」立ち上がる
ユハナ : 「はー、小難しい話ばっかりで腹減っちまった、オレは先行ってる」
ヴィクトリヤ : 「そうよお兄様、国を統べるなら先に自分を愛さなきゃ」意訳:ご飯食べよう
ミハイル : ごはん!
ヴィクトリヤ : ユハナくんにいっぱいお肉食べさせてあげたい
ミハイル : 「……全く、強欲な奴だな」
ヴィクトリヤ : 「お兄様ほどではないわ」
ミハイル : 「私ほど無欲な人間はいないが?」怪訝な顔で見返す
ヴィクトリヤ : 「無自覚って大変ね……」一緒に歩いてたエィニさんと顔を見合わす
エィニ : にこ、と微笑み返す。
ミハイル : 「……全く、よく分からない事を……」ボヤボヤ……
エィニ : 「ふふ、あの子がきっと待ちくたびれていることだけはわかるよ」
GM : きみたちは再び食堂へと連れ立って戻り……
GM : そして夕飯を共にする。
GM : 既に食べ終わっていたものの、長兄はまだ卓に着いており、女中と世間話をしていたようだ
アレクサンドル : 「おや、やっぱり籠もってただけかい」
アレクサンドル : 「ヴィクトリヤ、大丈夫かい???質問攻めにされてないかい???」
ヴィクトリヤ : 「大丈夫よ、私も楽しくてつい話し込んでしまったわ」
ヴィクトリヤ : 「せっかく料理を作ってもらったのに、すぐ食べられなくて申し訳ないわ」
GM : 女中は「いえ……」と身を引く。
GM : エネたち、従者達は既に居室へと戻っているようだ
アレクサンドル : 「じゃあ、意地っ張りもやってきたようだし……私ももう戻るよ」
アレクサンドル : 「じゃあね!!!!」
ヴィクトリヤ : 「ご機嫌よう」
GM : きみたちに手を大きく振りながら、長兄は居室へと戻っていく
GM : きみたちの前には少し冷えたものの、まだ美味しそうな匂いがする夕食が並べられている
ミハイル : 「はぁ、騒がしい奴だ……」そうこぼしながら次兄も席に着き、食事を進める
エィニ : 「兄君たちが来てから毎日賑やかだね。ヴィクトリヤ」
ユハナ : 「……」もくもくともぐもぐする。
エィニ : 果物を取り、口に運ぶ。
ヴィクトリヤ : 「嬉しいわ、お姉さまやお父様、イネッサがいればもっと嬉しいのだけれど……」
ヴィクトリヤ : 「家族で食事をするって、中々ないものだから……」
GM : 温め直したスープが運ばれてくる。
エィニ : 「家族が多いのは良いことだね。良い機会に恵まれて、何よりだよ」
ユハナ : 「面倒臭ェ変わりモンばっかでも、いないよりはいた方が賑やかだもんな」
ヴィクトリヤ : 「ええ、一緒に食卓を囲むって、愛があるってことだもの」
エィニ : 「ユハナも賑やかなのが好きかい?」
ユハナ : 「……むぐ。そりゃあみんなで楽しくやってる方がいいに決まってるだろ」
ヴィクトリヤ : 「あら、じゃあ毎日もっと賑やかにしようかしら……」
エィニ : 「ふふふ。君がそう言うと、明日は本当にそうなりそうだね」
GM : きみたちの会話に、女中がクスクスと楽しげな微笑を溢しながら行き交う
ミハイル : 「……」それを憮然とみながらも。どこか次兄の表情にはやはり安堵と、きみたちへの興味があった。
GM : 少し遅めではあったが。今日もきみたちは家族、共に過ごす者と食事を取り…
GM : そして食堂を後にしていった。


GM : その夜……
ユハナ : えっ
GM : 登場:ユハナ
エィニ : おっ……
ユハナ : えっ
ヴィクトリヤ : 一人で大丈夫かなァ!!!!!
GM : きみは夜の鍛錬を終えて、訓練所を後にした所だった。
GM : 夕食が遅かったこともあり、館の廊下には誰の姿もない。
ユハナ : 「……ふー、今日はこんなもんか」
GM : いつもよりも多めに訓練をして……もうヘトヘトになりながら、廊下を歩んでいく
GM : 絨毯がフカフカときみの足音を消す……
GM :  
GM : その時!
GM : 急にきみに強い衝撃が伝わる!!
GM : 「……っ!!!」誰かとぶつかった!
GM : と、同時に……絨毯の外に何かが転がりおち、からん、と高い音を立てる
ユハナ : 「つっ……すんません。えーっと……」 とりあえず相手の様子を伺う。
エネ : 「………………」驚いたような表情のエネがきみを見返す
ユハナ : 「ああ、先輩か。また何か落として――」と、落ちたものを拾おうと、します。
GM : 見ますか……きみはそれに目を向ける
GM : 見間違いでなければ……
GM : 血に濡れた、小さなナイフだ
エネ : 「……あ、ごめんなさい……」すぐさまエネがそれを回収する
ヴィクトリヤ : ウワーーーーーッッ
エィニ : し、使用済み……
ヴィクトリヤ : 北もナイフ!?!?!ナイフ流行ってる
エネ : 彼女はきみにぺこ、と頭を下げると、また足早に立ち去っていく
GM : 静かな廊下に、きみだけが残される
ユハナ : 「……なんだ、あれ?」
ユハナ : 来た方がわかるならそっちの様子を見に行く、と思います。
エィニ : 見に行く……
ヴィクトリヤ : はわわ・・・
GM : 来た方向は、次兄に貸し与えられた棟ですね
ユハナ : 行きます。
GM : きみはエネを見送って……そして彼女の来た道へと進む
GM : ……
GM : きみは先に、三人と女中とで進んだ廊下を一人でいき……
GM : あそうですね、知覚、で振ってみてください……まあメイジ…
ユハナ : 3D+7>=0 <知覚> (3D6+7>=0) > 9[2,2,5]+7 > 16 > 成功
GM : 余裕!
GM : 道中、転々と血とおぼしき跡が残っていることが容易に分かります
ユハナ : 「……」 少しずつ表情が険しくなる。
ガヤ : 人殺すのに向いてなさ過ぎる
ヴィクトリヤ : エネちゃん怪我してなかったか…?してないなら誰の血だ……
GM : ……その跡は先の書斎を通り過ぎ……
GM : 次兄の寝室へと続いているようだ。
GM : 寝室の扉は……ここから見る限り、開いている
ユハナ : 確認しに行きます。
GM : きみは、空いている扉から部屋へと立ち入った……
GM : ……そして。その目で確かに見た。
GM : 完全に油断し、隙を晒していたのか……
GM : 警戒をする様子もないまま刃を受け、夥しい血を流し倒れている次兄、ミハイルの姿を。
ヴィクトリヤ : ウワーーーーーッ
エィニ : 兄……
ガヤ : カァ
GM : ユハナさん、すぐ報告に行きます?
ユハナ : 隠す必要も特にないので、報告に行きます、ね!
ヴィクトリヤ : ユハナくん……
GM : その辺に女中さんとかはまだいるんだろうかな 捕まるでしょう
エィニ : どう伝えるんだろう……。
ユハナ : エネについてはひとまず追及とかはしない、と思います。とりあえずミハイルについてだけ。
ユハナ : 刺すところは見ていないので
GM : うむ。了解です
GM : きみはすぐ、その様相を報告したのだろう
GM : 怪訝な顔で見に来た女中も様子を知り、慌てたように人々をたたき起こす
GM : きみたちは……ひとまず、応接間へと集められた。
エィニ : サスペンス感……!
GM : 女中「ああ、皆様……なんということが……」
GM : その場にいるのは、きみたち……ヴィクトリヤ、ユハナ、エィニ、
GM : たたき起こされたまま事情を伝えられず、未だ眠そうなアレクサンドル、その影ロベルト。
ヴィクトリヤ : ヒェーン
アレクサンドル : 「……なんだい、こんな夜遅くに」
ユハナ : 「ああ、人騒がせな方の姫さんの兄貴が、その……」 少しばかり言いよどむ。
アレクサンドル : 「……?」
ユハナ : 少しあたりを見渡す。恐慌している女中に言わせるわけにもいくまい、と。
ユハナ : 「死んでたよ、ナイフが刺さったみたいな傷があった」
アレクサンドル : 「な…………」
GM : 長兄は絶句したように口を噤む
ヴィクトリヤ : 「…………」
エィニ : ヴィクトリヤさんの様子を見……。
ヴィクトリヤ : 「すぐにエンダルソル関所に伝令を、閉鎖なさいと」
ヴィクトリヤ : 「城もこれよりは使用人含めしばらく出入りを禁じます」
GM : 女中「は。はいっ……!」令を受け取った女中が慌てて走り出す
エィニ : 「賊に襲われたのだろうか、……悲しいことだね」
エィニ : 「ユハナ、君に怪我はない?」
ユハナ : 「オレは見つけただけだ、なんともねェ。それに……」
ユハナ : 「……抵抗したような様子がなかった」
ヴィクトリヤ : 「…………」ギリ、と歯を噛み締めて唇から血を流す
アレクサンドル : 「……君が見つけた時はもう、そうだったのかい?」確認するように
ユハナ : 「オレは医者でも緑の連中でもねェから、完全に死んでたのかは知らねェ」
アレクサンドル : 「……ふぅん……」
GM : 「皆様!!!」その時、応接間の扉が勢いよく開かれる
エネ : そこに立つは、衛兵に肩を掴まれ混乱した様子のエネ。
GM : 衛兵「エネ様が、館の外で散策されていたところを戻られた、と」
ヴィクトリヤ : あの時すれ違ったエネちゃんは本当にエネちやんだったのだろうか…
エィニ : この世界にはなんでもいますしね……
ユハナ : ロベルトさんが外見の同じ別人疑惑がありますからね……
ヴィクトリヤ : うむ……言及しなかったユハナくんファインプレーだ
アレクサンドル : 「館の外。館の外ね……」ゆっくりとアレクサンドルが彼女に近づく
ヴィクトリヤ : 「…………」
GM : 女中「……あの!」意を決したように、残る女中が叫ぶ
GM : 女中「私……見てしまったのです。その……」
GM : 女中「走り去っていく、エネ様のお姿……」
アレクサンドル : 「……へぇ」アレクサンドルがエネの肩に手を乗せる
アレクサンドル : 「……他に、見た者は?」
アレクサンドル : ユハナを見据える。
ヴィクトリヤ : お、おにいさまそれは
ヴィクトリヤ : お兄様いけませんそれは!!!!!
アレクサンドル : まあほら、第一発見者って言いますし……
アレクサンドル : ちゃんと聞かないと……
ヴィクトリヤ : そうですね…(‾◡◝ )
ユハナ : 「……嘘はつきたくねェな。血のついたナイフを持って逃げる人物は見た。姿は先輩の姿だった」
アレクサンドル : 「……そうか。君は見たんだな、優秀な魔法師だ」
ヴィクトリヤ : エネを見ていよう、様子を伺う
エネ : エネは蒼白のまま立ち尽くしている
エネ : さらに……アレクサンドルに萎縮し、言葉を発せられないようにも見える
ユハナ : 「……先輩、ちょっと聞いてもいいか」
エネ : 「………………は」
エネ : 「あ……え?」
ユハナ : 「時空魔法ってどれぐらい使えるんだ?」
アレクサンドル : 「へぇ!時空魔法、時空魔法ね」
エネ : 「……多少、です……」
ユハナ : 「少なくとも、オレなら武器は回収しないぞ。する必要がない」
エネ : 「武器……?」
ユハナ : 《武装滞空》1_魔法(静動)_Init_自動成功_自身_コスト:MP2_ラウンド1回_即座に"武器の取り替え"か捕縛の解除どちらかを1回行うことができる。また、LV個までの武器を周囲に滞空させておくことができる。滞空させる武器はマイナーアクションでひとつ所持品と交換するか、ひとつ追加することができる。
ユハナ : グレートソードをふよふよ浮かせる。
ヴィクトリヤ : 魔法!
エィニ : おっ!魔法!
アレクサンドル : 「へぇ。君はちゃんと系統立って学んだ魔法師なんだね」
アレクサンドル : 「学問への意欲ある人間は好ましいよ」
アレクサンドル : 言いながら、長兄はエネの手元を手繰り寄せる
エネ : 「……?……え」
エネ : 明るみになった手元には、乾いた血の付いた小刀
アレクサンドル : 「……だが彼女はどうもそうではないようだ」
GM : 周囲にどよめきが広がる
エネ : 「え……どうして……あたし、こんなものを」
エネ : 彼女の表情が驚愕に染まる
ヴィクトリヤ : 「……………お兄様、どうなさるおつもりで?」
アレクサンドル : 「そうだな。何はともあれ、本国に事情を伝えねばならないね」
ヴィクトリヤ : 「ええ、そうですわね。お兄様の領地にも」
エィニ : 「腑に落ちなさそうだね、ユハナ」
アレクサンドル : エィニさんライバルだけど理解者だな……
エィニ : こう……かわいい赤ちゃんみたいなものですし……
ユハナ : 「少なくとも、オレなら」
ユハナ : 「――自分で見るまで信じない」
ヴィクトリヤ : 「エネ様、申し訳ありませんのですけれども」
ヴィクトリヤ : 「エンダルソル総督として、しばらく御身を監視下におかせていただきます」
アレクサンドル : 「いや。その必要は無いよ」
アレクサンドル : 「このまま本国に移送する。元はと言えば……私がこの者と二人だけ、彼を連れ出してしまったのだからね」
アレクサンドル : 「……ああ……彼女には理由があることを、先に知っていれば良かったのに」長兄は深い”嘆き”の様子を見せる
ヴィクトリヤ : 「…………」
エネ : 「……!」びくりと身を震わせる
アレクサンドル : 「ずっと狙っていたのだろう。……南の屈辱を晴らす機会を!」
アレクサンドル : 長兄はパン、と手を叩く。……ロベルトが影のように動き、エネを拘束する
アレクサンドル : 「……こんなことになってしまって、すまなかったね、ヴィクトリヤ……」
アレクサンドル : 移送……しますね! 権力で。
ヴィクトリヤ : ヨシ!
ヴィクトリヤ : 「分かりましたわ。お兄様がそこまで手筈を整えていらっしゃるのならば」
ヴィクトリヤ : 「私、それを止める理由はありませんもの」
アレクサンドル : 「……君は本当に聡明だ、我が妹」どよめく家臣たちの中、長兄はヴィクトリヤに微笑む
アレクサンドル : 「……そして。目撃の証言をありがとう、魔法師君」
ガヤ : 権力…
ヴィクトリヤ : ウゥーーーッ
ヴィクトリヤ : 悪い男やな……(愛)
ユハナ : 「悪いけどオレは見習いだ。まだ姫さんと契約もできない」
ユハナ : 「確かめもしないでそんな部外者の言うことを信じるなんざ、エラい連中の考えることはよくわかんねェな」
アレクサンドル : 「なに、君が見たものが全てだ。自信を持ちたまえ」
アレクサンドル : 「私から協会に口添えでもしておこう。そうならば無碍にもできないだろうしね」
エィニ : 権力!!!!!!
アレクサンドル : 長兄はユハナの肩に手を一度置くと……
アレクサンドル : 合図をし、部下達を引き下がらせ、共に退出していく
ヴィクトリヤ : 「ねえ、お兄様」最後にちょっと話しかけておこう
アレクサンドル : 「うん、なんだい?」
ヴィクトリヤ : 「お兄様は、ミハイルお兄様を愛していらっしゃったのよね?」
アレクサンドル : 「…………、」少し不思議そうに首を傾げ
アレクサンドル : 「ああ!」思い至ったように。「ああ、そうとも。愛していたよ」
アレクサンドル : 「あの愚かな弟をね」
ヴィクトリヤ : 心がこもってなさそうな相槌
エネ : 「……違う、そんな、あたしがそんなことは……!」引き立てられながら、魔法師が状況をようやく把握したように叫ぶが……
GM : 構わず兵たちがそれを連れ出していく
ヴィクトリヤ : ほんとにお兄ちゃん私と結婚してくれるの?!?!?!?
アレクサンドル : しますよぉ
GM : ……
GM : 突如ささやかな団らんは砕かれた。
GM : 北にあるは、確かな力。
GM : しかしそれを持つべき者の姿は未だ、揺らいでいた──



GM : ……エンダルソルに於ける次男ミハイルの死──
GM : それは対外的に、彼の侍従たる魔法師、エネの犯行とされた。
GM : 人嫌いであり、魔法師のみを従えて訪問した次男の侍従を擁護する者はなく…
GM : そう間も置かず、次男の遺体の帰還、及び魔法師の移送のため、
GM : 長男アレクサンドルがその任を担うこととなった
GM : きみたちエンダルソル領の領主たちは、
GM : 悪路である山間部を抜けるまで、その護衛を任される。

ヴィクトリヤ : 南に侵攻する口実ができてしまったな……
エィニ : なるほど。たしかに。南は南でごたごたしてるのに……w
ヴィクトリヤ : 北も北でごたついている……!争っとる場合か!
ユハナ : あのタイミングで北がセレニアに侵攻してきたらもうしっちゃかめっちゃかですね……
GM : ということで。低山帯を抜けるまでの護衛をやってね!と頼まれました
ヴィクトリヤ : 護衛だ!
エィニ : ふむふむ。本国までの道の途中……。
エィニ : クレイエルさんたちにとっては幸いなのでは。北の介入。いやどうなんだ……。だめか……。
ガヤ : 第二次キリル峠来ちゃうのかな
ユハナ : うれしくはないですよね……
ユハナ : そのままいけばセレニアの場所は取られる可能性が高いですし……
ガヤ : よくねぇ!


GM : 出立前。準備を兼ねて、きみたちは揃って執務室にいる。
エィニ : では気分の落ち着く紅茶でも淹れています。皆へ……。
ヴィクトリヤ : 「あら、ユハナ……もう少し服を着なければいけなくてよ?これとか……」あれこれいいつつ二人に厚着をさせたりしている
ヴィクトリヤ : 「エィニも少し薄着はなくて?」せかせか動いてる
エィニ : 「あまり厚着をしすぎると動きにくいからね」
ユハナ : 「……」明らかにイライラして所在なさげにしている。
エィニ : 「身体が重くなってしまうよ」ふふ、と微笑んで
ヴィクトリヤ : 「……ユハナ?」
ユハナ : 「オマエらはアレで納得してんのかよ」
エィニ : 「ヴィクトリヤが良しとしたならば、わたしたちに出来ることはないよ」
エィニ : 「しかし……そうだね。君は最初から何か気になっているようだったね」
エィニ : 「何が気になるんだい、ユハナ」
ユハナ : 「先輩がやってねェとまでは言わねェけどよ、あの兄貴はなんか」
ユハナ : 「……最初から知ってたみたいな」
ユハナ : 「先輩がハメられたのか、知ってて弟を見殺しにしたのか、どっちにしても気分は良くねェ」
ヴィクトリヤ : 「……エスクリル家ではね、強さだけが正義を担保するのよ、ユハナ」
エィニ : 弱肉強食の北……。
ヴィクトリヤ : 「私、もちろんユハナのいうことを信じていますのよ。私の未来の伴侶ですもの」
ヴィクトリヤ : 「でも、お兄様とことを構えてエンダルソルの領民を危険に晒すわけにはいかないわ」
ヴィクトリヤ : 「今はまだ、ね」
エィニ : 「おや。意外だったね、ヴィクトリヤ」
エィニ : 「君は兄君を疑っていたのかい」
ヴィクトリヤ : 「愛することと信じることは別だもの」
エィニ : 「ふふ、そうかい」
ユハナ : 「……ああ、やっぱりオレに声をかけたのがアンタでよかった」
ユハナ : 「確かに、内輪揉めで住民を危険に晒す領主一族なんて、正義じゃなさそうだもんな」
ヴィクトリヤ : 「うふふ、私を養ってくれているのだもの。愛して守らなければならないわ」
ヴィクトリヤ : 「でもね、私もあなたと同じように納得はしていないのよ。すごく悲しい」
エィニ : 「それでも、わたしたちには仕事ができてしまったね」
エィニ : 「彼を悼むのは、その後でだ」
エィニ : 薦めてもらった本を撫でる。
ユハナ : 「……ま、オレもあの兄貴がなにかしたのを見たわけでもねェし、今は仕事手伝うしかねェか」
ヴィクトリヤ : 「勿論よ、アレクサンドルお兄様も、ミハイルお兄様もどちらも同じくらい大切なお兄様ですもの」
ユハナ : 「……ありがとな、姫さん。おかげで少し落ち着いた」
ユハナ : 護衛時に何かあったときに備え、おもむろに弓のイメージトレーニングを始める。
エィニ : 熱心……
GM : まさか。何も起きませんよ。ちょっと行って帰ってくるだけ
ヴィクトリヤ : 「ふふ、ユハナとエィニが元気だと私も嬉しいのよ」
ヴィクトリヤ : ほんとかなぁ〜
エィニ : 「では、君の薦め通り少しは厚着をしていこうかな」羽織って……。
ユハナ : 状況把握と分析・報告をするメイジと冷静に判断を下すロード、意外と理想的な関係かもしれない……
GM : ……きみたちを伝令が呼びに来る
GM : そろそろ出立の時のようだ。
ヴィクトリヤ : ものを見てくれる人としての二人のことすごく信頼してるので…



GM : ではプレッジシーン!
GM : 因縁、誓いがありましたらどうぞ。今回のというより、ちょっと長期的な感じがいいのかもしれません。
エィニ : 長期的な。ふーむ。とりあえず因縁ですね!考えておけばよかった。
GM : ちなみにハウスルールで因縁数は無制限です
ヴィクトリヤ : やったー!
ヴィクトリヤ : 因縁、どれだけとろうかな…
エィニ : では因縁を、お二人に。
エィニ :【因縁】
・ヴィクトリヤ(恩人)尽力/好奇心
・ユハナ(興味)可能性/感服
ヴィクトリヤ :【因縁】
・ユハナ(弟妹) 信頼/ 庇護
・エィニ(興味) 尊敬/ 庇護
・アレクサンドル/ミハイル(家族) 尊敬/ 寂しさ
・エネ(興味)庇護/ かわいい
ヴィクトリヤ : お二人と家族とエネちゃんに
ヴィクトリヤ : 庇護多いな……(今気づいた)
エィニ : 庇護!懐の広さ。
ヴィクトリヤ : 愛が歪んでるんですね多分…
GM : まあエネをこれから移送する訳ですが……
ユハナ : 誓いを先に立ててしまおう。
ユハナ : 「目的: 求道」より、【狙いを外さない】
「禁忌: 邪悪」より、【射るべき悪を間違えない】
「趣味嗜好: 名乗られたら名乗り返す」より、【名の恥になることをしない】で
エィニ : うわっかっこいいな
ユハナ : 【因縁】
・ヴィクトリヤ (友人) 尊敬/尽力
・エィニ (好敵手) 同志/敵愾心
・アレクサンドル (仕事) 猜疑心/隔意
・エネ (仕事) 同情/猜疑心
エィニ : 敵愾心、いいですね。ふふ。
ヴィクトリヤ : いいな……ネガもバシバシ入ってきてる
エィニ : 悩んでいるのでひとまずこのふたつ。
エィニ : 【恩を返す】(因縁:ヴィクトリヤ)
【距離を保つ】(禁忌:愛)
ヴィクトリヤ : 距離を保つなーーーッ
ヴィクトリヤ : 誓い
【周囲に恥じない判断をする】(因縁:ユハナ、エィニ)
【成し得ることを諦めない】(目的:覇道)
【何があっても家族を愛する】(禁忌:禁欲)
GM : 了解です、きみたちの誓いは天へと通ず……
GM : 誓いの分天運をどうぞ
system : [ エィニ ] 天運 : 3 → 5
system : [ ユハナ ] 天運 : 3 → 6
system : [ ヴィクトリヤ ] 天運 : 3 → 6
GM : ではプレッジを終了しまして……



GM : きみたちは一路エンダルソルを発ち、クラウスターへと赴く一同の護衛に付いていた。
GM : 数日の旅路は無論、快適とは言えなかったが……
GM : 穏やかな気候が続き、のどかな山間を進むのは、先の緊迫感に対して随分と静かな気分をきみたちに齎しただろう。
GM : ……
GM : やがて、何事もなく。
GM : 山間部を越え、あとは広い平原が見える。
GM : きみたちの護衛の任はそこまでとなっていた。
GM : 先を行く荷馬車と、馬車が止まり、
アレクサンドル : 「よっと」馬車から主が降り、兵団を過ぎて後方のきみたちへと近寄ってくる
アレクサンドル : 「ありがとうヴィクトリヤ!お陰でここまでは随分安心安全な旅だったよ」
ヴィクトリヤ : 「いいえお兄様、この後の道中も気をつけてくださいね?」
アレクサンドル : 「勿論だとも。山道じゃあそうもいかないが、平坦な道となれば、何が出てもウサギも驚く速度で逃げてみせるさ」
ユハナ : 「ふぁ……あんまり静かで眠くなってくらァ」
アレクサンドル : 「きみには退屈だったろうね!」
ヴィクトリヤ : あくびしてる…かわいい……
エィニ : 「ふふ、長閑で良い旅路だったよ」
アレクサンドル : 「じゃあ、帰りも気を付けて。父上には私からよろしく言っておくよ」
アレクサンドル : 「じゃあね!!!!!」
GM : 長兄はきみたちに声高く別れを述べると……
GM : 馬車に戻り兵団を引き連れ、クラウスターへと続く道を進み出す
ヴィクトリヤ : じゃあね!!!を聞くと若干の安心感がある
GM : 静けさの中、きみたちだけが残される。
ヴィクトリヤ : 「はあ……帰ってしまいましたわ」物憂
エィニ : 「わたしたちはこれから来た道を戻らないとだね」
エィニ : 「街の外は新鮮で良かったよ」のほほんと返す。
ヴィクトリヤ : 「道が険しいけれども、運動にもなるし、空気も澄んでいて良い場所ね」
GM : 復路は同じ道を往くだけだ。多少の悪路ではあるが、難所でもない。
ユハナ : 「オレたちは野掛けに出てきたわけじゃねェんだけどな」 苦笑いしつつ
ヴィクトリヤ : 「ふふ、夜が来る前に疾く戻りましょうか」
GM : ……
GM : ……やがて、少しして……
GM : 知覚で振ってみてください
ユハナ : 3D+7>=0 (3D6+7>=0) > 11[2,4,5]+7 > 18 > 成功
GM : メイジめ……
エィニ : 2d+8=>0 知覚判定 (2D6+8>=0) > 9[3,6]+8 > 17 > 成功
GM : エルフめ……
ヴィクトリヤ : 2d+4 知覚 (2D6+4) > 10[5,5]+4 > 14
GM : 出目め……
エィニ : みんな察しがいい。
GM : ……きみたちの耳に、微かな音が届く。これは……複数の蹄の音だ
GM : しかし、重い鉄の音はない。軽装の何者かが複数、騎乗して近づいてきている
GM : そしてそれは恐らく……きみたち目がけて、真っ直ぐに駆けてきているように聞こえる。
エィニ : 「こちらに向かっているね。君に用かな?」
ヴィクトリヤ : 「あら、もしかして愛の告白に馳せ参じてくれたのかしら!」剣を抜く
ユハナ : 「……伝令か何かだといいんだけどな」
GM : ヴィクトリヤが剣を抜くと……!
GM : 一つ先の丘の上、音の主が姿を現す
GM : みすぼらしいながらも武装した者たちが数人、きみたちを確認し
GM : 声を上げて丘を駆け下りてくる。
GM : おそらくは野盗、馬賊の類いだ!
ヴィクトリヤ : 「あれは賊かしら?二人ほどちゃんとよく見えないのだけれども…」
ユハナ : 待ち伏せとかならともかくなんでそんな遠くからまっすぐ賊が駆けてくるんですかねえ……
ヴィクトリヤ : ^o^
GM : いやあ。偶然だなぁ
エィニ : 「少なくとも、君の愛する領民ではなさそうかな」
ユハナ : 「野盗なら悪いヤツでいいよな」
ヴィクトリヤ : 「いいわよ!でもできるだけ死なせないようにしましょう」
ヴィクトリヤ : 「これから愛する領民になるかもしれないわ」
エィニ : 「ふふ、君の望むとおりに」
ヴィクトリヤ : あれも欲しい病が……
ガヤ : すごい言ってる事強すぎて笑っちゃった
ガヤ : これが愛のでかさ!
ヴィクトリヤ : 強欲の強!
ユハナ : 「へいへい、なるべく致命傷になる部位には当てないようにするぜ」
GM : 賊達はほどなく、きみたちの眼前へと辿り着く。
GM : さあ、戦闘開始だ!


GM : ……戦闘!
GM : 混沌レベルは4ですね
[情報] GM : 勝利条件:エネミー3体の撃破
[情報] GM : 特殊な状態異常があります。
軽傷:被ダメージ+3、シーン継続(この効果は付与者が異なる場合、累積する)
エィニ : ほうほう。
ヴィクトリヤ : 位置はここでいいかな……
エィニ : こちらも水壁が!いちおう……。
ヴィクトリヤ : 頼りになる!!!!
GM : 3体倒せば終了!
ヴィクトリヤ : 多分バシバシあたってしまうのでお願いします…バリアー…
ユハナ : ここから誰にでも届くのでここでOKです!
エィニ : ヴィクトリヤさん、回避持ちなんですよね……!
エィニ : こちらもここで!
ユハナ : バリアは射程3Sq、自分か隣接Sqの誰か1人にシーン1回ダメージ0飛ばせるので一応。
エィニ : 左右にいるのもかっこいいので大丈夫です。
ヴィクトリヤ : ありがたや…!
GM : では始めましょうか!
ヴィクトリヤ : オッケーです!
エィニ : はい!あと思いついたけど台詞で取るまでもないので最後のひとつ、誓わせてください……。
GM : お、はい!
エィニ : 【優雅である】(目的:誇り)
GM : いいぞ……天運に+1どうぞ!
GM : 地味にCとDが遠隔で、ABが近接です
エィニ : ふむふむ。
ヴィクトリヤ : やったー!
GM : よし……良さそうですね
エィニ : はい!
GM : セットアップ!
ユハナ : セットなしです!
エィニ : セットはなし!
ヴィクトリヤ : セットなし!
頭領 : 集団号令:セットアップ_視界_選択_命中ダイスに+1D ではこちらを
頭領 : 対象は自分以外の全てのエネミー
ヴィクトリヤ : 私も偉業がないと全然火力でないです…!
GM : 頭領と思しき男が、きみたちへ向かい声を上げる!
エィニ : 閃光刃……!!
GM : 賊達はそれに合わせ叫ぶ!
GM : メイン!
GM : エィニさんどうぞ
エィニ : まったく共有する気のない北、いいですね……。
エィニ : 渡せないなと気付いた顔
ヴィクトリヤ : ほんとだ!wwwwww
ヴィクトリヤ : こういうところ個性
ヴィクトリヤ : 自分の目的は自分で、みたいな感覚なんだろうなみんな
エィニ : ▼自然の守護者_SL:1_タイミング:イニシアチブ_判定:自動_対象:自身_射程:-_コスト:天運1_MC:FW_効果:ラウンド中、【反射】と【感覚】を用いた判定のダイスを+1個、武器攻撃のダメージロールを+(〈霊感〉レベル+LV)Dし、「種別:攻撃」のエルフの特技を「種別:精霊」としても扱う。
GM : 了解です!ヴェッポンはいかがなさいましょう
system : [ エィニ ] 天運 : 6 → 5
ユハナ : 使います!
ユハナ : 《ヴォーパルウェポン》_Init_自動成功_単体_1Sq_コスト:MP8_ラウンド2回_対象が装備している武器ひとつのダメージに+2D。ひとりのキャラクターに複数回かけることはできない。
ユハナ : エィニさんの弓に!
エィニ : ありがたく!!
system : [ ユハナ ] MP : 46 → 38
エィニ : 取り出した弓に混沌の力が集まるのを感じる……。
ユハナ : 「オマエなら多少弦の跳ねが暴れたって当てられるだろ」
エィニ : 「ふふ、信頼してくれてるんだね。もちろん使いこなしてみせるよ」
ヴィクトリヤ : 「仲がいいって素敵」
GM : 空中を緩やかに漂う混沌がきみたちにささやかに集約していく……
GM : メインどうぞ!
エィニ : はーい、ではマイナーで急所攻撃を宣言しまして……。
エィニ : ▼急所狙い_SL:1_タイミング:常時_判定:-_対象:自身_射程:-_コスト:-_MC:○_効果:マイナーで急所攻撃を宣言できる。
エィニ : ▼流麗なる射技_SL:1_タイミング:メジャー_判定:〈射撃〉_対象:単体_射程:武器_コスト:5_MC:FW_効果:「種別:弓」の武器による射撃判定を行う。命中判定のダイスに+1個。
エィニ : 馬賊Aに!
GM : ぐ、届くんだよな……こい!
エィニ : 3d+8-2+1d+1d=>0 《流麗なる射技》《自然の守護者》命中/回避 (3D6+8-2+1D6+1D6>=0) > 14[3,5,6]+8-2+3[3]+2[2] > 25 > 成功
馬賊A : なんだその出目
ヴィクトリヤ : 達成値!!!!!!
ユハナ : 《アローエクステンション》_魔法(静動)_DR直前_単体_4Sq_コスト:MP4_ラウンド2回_同意した対象が行う射撃攻撃のダメージに+2Dし、属性に<衝撃>を追加する。
馬賊A : 25……?
エィニ : えへへ……。ありがとうございます!!!!
ヴィクトリヤ : いいな〜〜〜コンビネーション〜〜〜!!!
馬賊A : 2d+5>=25 回避 無理! (2D6+5>=25) > 6[2,4]+5 > 11 > 失敗
馬賊A : 当たります。ダメージどうぞ!
エィニ : 3d+8+2+1+3d+2d+2d 《流麗なる射技》《自然の守護者》ダメージ/衝撃 (3D6+8+2+1+3D6+2D6+2D6) > 15[5,5,5]+8+2+1+13[4,4,5]+2[1,1]+6[2,4] > 47
馬賊A : c(47-4) c(47-4) > 43
ガヤ : それほんとに弓か
system : [ 馬賊A ] HP : 55 → 12
馬賊A : グエッ
ガヤ : バッスーーー刺さったな
エィニ : 「君の魔法とは相性が良いね。普段よりもずっと飛ぶよ」
馬賊A : 死にませんが強打だ。馬を駆け飛び込もうとする馬賊の肩を、混沌の矢が射貫く
エィニ : こちらが早いですもんね……!
ガヤ : 良く死ななかったよあいつ
system : [ エィニ ] MP : 49 → 44
馬賊A : 気軽に信頼してるような距離があるような言い距離感だ
ヴィクトリヤ : 「素敵よエィニ!」キャッキャッ
GM : 一団はやや躊躇ったように速度を落とすが……
GM : 頭領のかけ声!気を取りなおし、きみたちに再び襲いかかる
GM : メイン、ユハナさん!
ユハナ : 「オレも負けてらんねェな……」と、弓を取ろうとして手が空を切る。
ユハナ : 「――あ、やべェ、忘れてきた!」
ヴィクトリヤ : カワイィ〜〜〜!!!
エィニ : 「ふふ、何を忘れたんだい」
ユハナ : 「弓を……いや、落ち着け……このあたりは浄化が行き届いてない。混沌なら十分ある」
ユハナ : と、何も持たずに弓を構えるような動作をして
ユハナ : 《幻想弓》_魔法(静動)_マイナー直前_自身_コスト:MP3_「種別:射撃(弓)」「装備部位:メイン※」「攻撃力:<炎熱>【感覚】+1」「行動値修正:0」「移動修正:0」「射程:1~3Sq」「ガード値:0」の武器をシーン終了まで装備する。いつでも宣言するだけで消滅させられる。
エィニ : 幻想弓!なるほど。
ガヤ : おおーーーーー!!!!
ヴィクトリヤ : いいな……幻想弓…
ヴィクトリヤ : 初めて使うのかな実戦で
ユハナ : 「えーと、いつも使ってるあの弓の張力はこれぐらいだったか? 矢の質量は……」
エィニ : 微笑ましく見ていたものの、何もないはずのそこに弓の形が見えるような……。
ユハナ : 《ミスティックエイム》_魔法(静動)_マイナー_自動成功_自身_コスト:MP3_射撃攻撃の命中判定に+1D、ダメージに+3。
ヴィクトリヤ : 「あら、あれは魔法なのかしらエィニ?」
GM : 山間を吹き抜ける風が、何かを模るようにユハナの元へ漂い始める
エィニ : 「わたしの見たことのあるものではないね。でも、力を感じるよ」
ユハナ : 「抵抗による減衰は計算しきれないな。等速で運動するなら、この距離でも当たる。常にかかるはずの外力は――」
ユハナ : 《アウトレンジスナイプ》_魔法(静動/魔攻)_メジャー_判定:<知覚>/14/対決_単体_コスト:MP8_対象に射撃攻撃を行う。この際、使用する武器の射程に+3Sqする。
エィニ : 魔法師……!!!
ユハナ : 6Sq! 馬賊Aの方に!
GM : く、Aですね……どうぞ!
ヴィクトリヤ : 学者っぽいものの捉えかた、サイキックだ!
馬賊A : 倒すほうに来たか……
ユハナ : 4D+7>=0 <知覚> 命中判定! (4D6+7>=0) > 16[2,4,5,5]+7 > 23 > 成功
馬賊A : ぐうっ
馬賊A : 2d+5>=23 回避 (2D6+5>=23) > 11[5,6]+5 > 16 > 失敗
馬賊A : クソッ
馬賊A : ダメージどうぞ!
ユハナ : 軽装らしいし炎熱なら十分通るか……!
ユハナ : MPよりもエクステすると死亡しそうでこわいんですよね、ヴィクトリヤさんになるべく死なないようにと言われているので……!
エィニ : なるほど。
ヴィクトリヤ : 優しい……
エィニ : 筋力そこそこありそうですし!たぶん。
ユハナ : 「等速運動時、外力は失われている。なら、そのエネルギーは」
ユハナ : 3D+7+3+3 <炎熱> (3D6+7+3+3) > 7[2,2,3]+7+3+3 > 20
ユハナ : 「――大気との摩擦で熱に変換されている、だ!」
馬賊A : c(20-2) c(20-2) > 18
馬賊A : ぐうーっ
system : [ 馬賊A ] HP : 12 → -6
ユハナ : 矢を射るような動作をすると、混沌が収束し、突然熱量だけが現出する。
ヴィクトリヤ : 熱量だけが出てくるのいいな…
GM : 士気を取り戻し、馬を再び駆ろうとした者は、不可視の矢に射貫かれ落馬する
GM : 小さなざわめきが相手に広がる
ユハナ : 「……殺してない、よな?」
ヴィクトリヤ : 学者然としすぎてるのかな……
ヴィクトリヤ : 「優しいのねユハナ、きっと大丈夫よ。後で確認しましょう?」
エィニ : 「ヴィクトリヤの言いつけを守り、かつ効果的に無力化できているように見えるよ」
エィニ : 「なるほど、これは確かに狩人の技ではないみたいだね」
ユハナ : 「あ、ああ……矢の運動エネルギーの計算忘れてただけなんだけど」
ユハナ : 「まあ、結果がよければよしってことで」
GM : 馬賊たちから罵声が漏れる。まだ戦意は削がれていないようだ
ヴィクトリヤ : 「かっこいいわ!流石私の魔法師ね」
GM : 残された馬賊B!
GM : 1sq↓へ
GM : ヴィクトリヤさん!
ヴィクトリヤ : 近づかれるとお二人が多分困るよな、Bを足止めしてこようかな
GM : うわすごい セイバーなのに移動力4あるのか
ヴィクトリヤ : 反射方なので超移動します!頭には若干届かないんですよねえ
エィニ : ヴィクトリヤさんも全然行動値早いですよね……!
ヴィクトリヤ : ではマイナーでBのところまで移動
ヴィクトリヤ : 《疾風剣の印》Lv3 /メジャー/コスト5/射程:武器/命中判定+4、ダメージに+[Lv]D\《一刀入魂の印》Lv1 /疾風剣の印//コスト5/ダメージに+【筋力】
馬賊B : 来いっ!
ヴィクトリヤ : 3d+11 軽武器疾風剣 (3D6+11) > 11[3,3,5]+11 > 22
馬賊B : 2d+5>=22 回避 ええん出目がいい (2D6+5>=22) > 5[2,3]+5 > 10 > 失敗
馬賊B : 当たります!
GM : ダメージどうぞ!
ヴィクトリヤ : 2d+3d+7+5 武器 (2D6+3D6+7+5) > 4[2,2]+14[3,5,6]+7+5 > 30
ガヤ : レイピアかっこいいな優雅
馬賊B : c(30-5) c(30-5) > 25
system : [ 馬賊B ] HP : 55 → 30
ヴィクトリヤ : ふわっと踏み込んで馬下から刺す
GM : 「……ッ!!」馬上の賊は幻惑するような剣筋に意識が追いつかない!
system : [ ヴィクトリヤ ] MP : 48 → 38
GM : そして馬賊!
エィニ : 「鮮やかな剣だ。武人としても優秀なようだね、ヴィクトリヤ」
エィニ : 普段、戦ってるところ見てなさそうだなって……。
ヴィクトリヤ : あんまり見せないかもしれませんね…優雅じゃないから…
GM : choice ヴィクトリヤ ユハナ エィニ (choice ヴィクトリヤ ユハナ エィニ) > ヴィクトリヤ
GM : choice ヴィクトリヤ ユハナ エィニ (choice ヴィクトリヤ ユハナ エィニ) > エィニ
GM : CDがそれぞれ移動しまして……
馬賊C : 短剣投擲:メジャー_射程1~2_単体_命中2d+4_ダメージ(武器)3d+12_1点でもダメージを与えると相手を「軽傷」にする。
馬賊C : これでそれぞれに攻撃!
馬賊C : 3d+4>=0 命中 セット込み ヴィクトリヤさん (3D6+4>=0) > 10[1,3,6]+4 > 14 > 成功
馬賊C : 3d+4>=0 命中 セット込み エィニさん (3D6+4>=0) > 15[5,5,5]+4 > 19 > 成功
馬賊C : 出目格差
エィニ : 19、どうかな。出目次第だ。回避!
エィニ : 3d+8+1d=>19 《自然の守護者》回避判定 (3D6+8+1D6>=19) > 9[1,2,6]+8+2[2] > 19 > 成功
ヴィクトリヤ : 《切り払いの印》Lv1 /リアクション/コスト6/回避の代わりに〈軽武器〉、〈重武器〉、〈格闘〉使用可能
system : [ ヴィクトリヤ ] MP : 38 → 32
エィニ : 飛ばされた短剣を最小限の動きで躱す。
ヴィクトリヤ : 3d+7+1 軽武器 (3D6+7+1) > 8[1,2,5]+7+1 > 16
GM : きみたちを狙う短剣はその脇を通り過ぎ、地面へと突き刺さる
ヴィクトリヤ : 両手の短剣で受けつつ避ける
GM : 刃はヴィクトリヤの短剣と当たり、キン……と澄んだ高い音が鳴る
GM : 草原の葉が瞬時、音に揺れる
ユハナ : 「……狙うだけで神経使うのに、よく避けられるもんだな」
エィニ : 「そのうち、目が慣れてくるよ」
頭領 : 「……」頭目と思わしき男は顎を引き、高所から馬で駆け下りる
頭領 : そしてそのまま短剣を抜き……
頭領 : 向ける先は、馬賊B
頭領 : 再動の印:再行動。1シーン1回
エィニ : ルラ……!!
ヴィクトリヤ : ルーラーだ!!!
ヴィクトリヤ : 絶対ただの馬賊じゃないぞ!!!!
馬賊B : 未行動へ。そのままイニシアチブ!
馬賊B : 刺突短剣:メジャー_0sq_単体_命中4d+3_ダメージ2d+4(武器)。クリティカルした場合さらにダメージ+5_1点でもダメージを与えると相手を「軽傷」にする。
馬賊B : 対象はヴィクトリヤさん!
馬賊B : 4d+1d+3>=0 命中 (4D6+1D6+3>=0) > 15[3,4,4,4]+6[6]+3 > 24 > 成功
ヴィクトリヤ : なんだその出目は!!!!!
頭領 : 巻き戻しの印:判定直後。1シナリオ1回 やっちゃお
エィニ : 出目がいい。というかダイスも多い……!
ユハナ : クリ狙いだ……!
ユハナ : っていうか君主なんだな……
馬賊A : 4d+1d+3>=0 命中 うおおおクリティカルチャレンジします!! (4D6+1D6+3>=0) > 7[1,1,2,3]+4[4]+3 > 14 > 成功
馬賊A : さがったが
ユハナ : 余計なことするから……
ヴィクトリヤ : そういうところかわいい
エィニ : すごい下がったw
馬賊A : どうして?
ヴィクトリヤ : そのまま回避!
馬賊A : はい……
ヴィクトリヤ : 2d+7+1>=14 回避 (2D6+7+1>=14) > 8[2,6]+7+1 > 16 > 成功
ユハナ : 何かうまいこと言われて聖印もらったばっかりでまともに使えないのかな
ヴィクトリヤ : 「あら、頭目は聖印を持っているのね」
頭領 : 「……ッ!!」頭領らしき男の舌打ちが響く
ヴィクトリヤ : 「私、あれが欲しいわ!」二人に大声を出す
エィニ : 「聖印。君が持っているようなものだね」
ユハナ : 頭領を落とせとの号令だ……!
エィニ : 「君の欲しがりは尽きることがないね」微笑んで
ユハナ : 「おうよ、姫さんの方が聖印は似合ってるしな」
ヴィクトリヤ : 二人とも甘いぜ……
エィニ : 北、思考がハンター……
頭領 : 「……」頭目らしき男は馬を翻し、再びきみたちとの距離を伺う……
GM : クリンナップ!
ヴィクトリヤ : なし!
エィニ : クリンないです!
GM : なさそう。ではセット!
ヴィクトリヤ : セットもなし
エィニ : セットないです!
ユハナ : なし!
頭領 : 集団号令:セットアップ_視界_選択_命中ダイスに+1D
頭領 : とりあえず見える範囲にばらまきまして……
GM : 再度メイン!エィニさん!
エィニ : ふむ。ヴィクトリヤさんに閃光刃で殴ってもらう方が出そう……ですかね!
エィニ : 先に馬Bいきますね!
エィニ : ▼自然の守護者_SL:1_タイミング:イニシアチブ_判定:自動_対象:自身_射程:-_コスト:天運1_MC:FW_効果:ラウンド中、【反射】と【感覚】を用いた判定のダイスを+1個、武器攻撃のダメージロールを+(〈霊感〉レベル+LV)Dし、「種別:攻撃」のエルフの特技を「種別:精霊」としても扱う。
GM : 頭取る気だ
エィニ : こちらは使っておきまして。
system : [ エィニ ] 天運 : 5 → 4
GM : はい……!
ヴィクトリヤ : ありがとうございます!
エィニ : 減るものでもないのでマイナーは一応の急所攻撃を宣言しまして。
エィニ : ▼流麗なる射技_SL:1_タイミング:メジャー_判定:〈射撃〉_対象:単体_射程:武器_コスト:5_MC:FW_効果:「種別:弓」の武器による射撃判定を行う。命中判定のダイスに+1個。
エィニ : B!
エィニ : 3d+8-2+1d+1d=>0 《流麗なる射技》《自然の守護者》命中/回避 (3D6+8-2+1D6+1D6>=0) > 11[2,3,6]+8-2+6[6]+1[1] > 24 > (クリティカル) > 34 > 成功
GM : ナンデ!!!
ガヤ : ひゃーーーーーーーーwwww
エィニ : ダイス数多いんですよね。えへへ……。
GM : 出すんだよなぁ
馬賊B : 一応回避……!
馬賊B : 2d+5>=34 回避 34? (2D6+5>=34) > 6[2,4]+5 > 11 > 失敗
馬賊B : 無理!
頭領 : 巻き戻しをどうでもいいところで使ったばっかりに
エィニ : 3d+8+2+1+3d+2d+10 《流麗なる射技》《自然の守護者》ダメージ/武器 (3D6+8+2+1+3D6+2D6+10) > 14[3,5,6]+8+2+1+7[2,2,3]+6[3,3]+10 > 48
エィニ : 武器です。武器!
system : [ 馬賊B ] HP : 30 → -13
馬賊B : 落ちます!
ヴィクトリヤ : 落ちた!
エィニ : 強化された弓で放たれた矢はのびのびと空を切り……。
GM : 主君に斬りかかっていた賊を射貫く!
エィニ : 「さ、ヴィクトリヤ。君を遮るものはもうない」
ヴィクトリヤ : 「ありがとうエィニ、この子も…まだ大丈夫そうね?」つつと剣の先で突いて
GM : ……賊達が息を呑む音がきみたちに届く。
GM : 続いて、ユハナさん!
ユハナ : まずはイニシアチブ!
ユハナ : 《ヴォーパルウェポン》_Init_自動成功_単体_1Sq_コスト:MP8_ラウンド2回_対象が装備している武器ひとつのダメージに+2D。ひとりのキャラクターに複数回かけることはできない。
system : [ ユハナ ] MP : 20 → 12
GM : 自分に。どうぞ!
ユハナ : カタパルトしてエクステなしで<炎熱>なしだけのダメージが入るのがあまり想像できないので今回はグレートソードは飾りにしておこう。
本当に「見た目が格好いいから」で持っていたのだな……
GM : 子供だ
エィニ : かわいいな
ヴィクトリヤ : かわいい
ユハナ : マイナーで2Sq前へ……!
ヴィクトリヤ : いいな、ユハナくんが前出てくるの
ユハナ : 「……この距離なら、いざとなれば姫さんへの攻撃は完全に停止させられるか」
ヴィクトリヤ : そういうところ!!!!!
エィニ : えらい……。
ユハナ : 素殴り! 頭領!
GM : 素!こいっ
ユハナ : 天運2点!
system : [ ユハナ ] 天運 : 6 → 4
ユハナ : 5D+7>=0 <射撃> (5D6+7>=0) > 12[1,1,2,2,6]+7 > 19 > 成功
頭領 : 天運仕事した
頭領 : 3d+6>=19 やれるぞ! (3D6+6>=19) > 12[3,4,5]+6 > 18 > 失敗
頭領 : 無理でした
頭領 : ダメージどうぞ!
ユハナ : 《アローエクステンション》_魔法(静動)_DR直前_単体_4Sq_コスト:MP4_ラウンド2回_同意した対象が行う射撃攻撃のダメージに+2Dし、属性に<衝撃>を追加する。
ユハナ : 「いつも使ってる矢の重さはだいたい――」
ユハナ : 3D+7+3+2D+2D <炎熱><衝撃> (3D6+7+3+2D6+2D6) > 16[5,5,6]+7+3+9[3,6]+9[3,6] > 44
頭領 : うわっ!!!!!!
エィニ : 出目がすごくいい
頭領 : 防壁の印:DR直後_4sq_対象の防御力を+2d+6 1ラウンド1回 うおお
頭領 : 2d+6   (2D6+6) > 8[2,6]+6 > 14
頭領 : c(44-14-3) c(44-14-3) > 27
system : [ 頭領 ] HP : 80 → 53
ユハナ : 「よし!」 虚空に弓を引いて射ると、衝撃と熱だけがその場に出現する。
頭領 : は、と顔を上げた頭領の右腕に瞬時の熱が通り過ぎる!
頭領 : 咄嗟に覆う聖印の光……そうだ、その男の操るのは、聖印だときみたちにも分かる
ユハナ : 《ヴォーパルウェポン》_Init_自動成功_単体_1Sq_コスト:MP8_ラウンド2回_対象が装備している武器ひとつのダメージに+2D。ひとりのキャラクターに複数回かけることはできない。
ヴィクトリヤ : うおー!
エィニ : ぴったり0!!!!!
ヴィクトリヤ : ありがとうございます!
GM : やめな!!
system : [ ユハナ ] MP : 8 → 0
ヴィクトリヤ : すごいな!
エィニ : 使い切った……。
ヴィクトリヤ : 「あら、こんなに魔法を使って大丈夫かしら?」顔を見合わせ
ユハナ : 「ちょっとばかり激しく動くから、気を付けてくれよ」
GM : 熱を持って土煙を巻き上げていた風……それに混ざる混沌が君主の剣にもまた集約していく
ユハナ : 「姫さんなら大丈夫だと思うけどな」
ヴィクトリヤ : 「素敵、こういう方が燃えるわ!」
ユハナ : 「……つっても、もう頭の中しっちゃかめっちゃかだ。これ以上同時に何かを考えるのは無理だな」
GM : 精神力尽きてる
エィニ : 0ですもんね……w
ヴィクトリヤ : 「うふふ、ではあとは任せて」
ヴィクトリヤ : マイナーで移動
GM : 来いっ……
ヴィクトリヤ : 《疾風剣の印》Lv3 /メジャー/コスト5/射程:武器/命中判定+4、ダメージに+[Lv]D\《一刀入魂の印》Lv1 /疾風剣の印//コスト5/ダメージに+【筋力】
system : [ ヴィクトリヤ ] MP : 32 → 22
ヴィクトリヤ : 命中判定に天運を1点使用します
ヴィクトリヤ : 愛を受け入れて
頭領 : はい……
ヴィクトリヤ : 3d+11+1d>=0 疾風剣 (3D6+11+1D6>=0) > 6[1,2,3]+11+4[4] > 21 > 成功
頭領 : イヤーッ!!
ヴィクトリヤ : 出目ーーー!!!!!!
頭領 : いいぞ!!!!
頭領 : うおおお回避!!!!
ヴィクトリヤ : きれいな1234
頭領 : 3d+6>=21 回避 やれる!! (3D6+6>=21) > 10[1,3,6]+6 > 16 > 失敗
頭領 : 無理です
頭領 : ダメージどうぞ……!
ヴィクトリヤ : 《閃光刃の印》Lv1/DR直前/コスト天運/ダメージロールに+[消費した天運*10]。1シナリオに1回。
ヴィクトリヤ : 5点使用して!
エィニ : 閃光刃だ!!!!
GM : もりっと来る…こいっ
ヴィクトリヤ : 「少しばかり痛くても、我慢なさってね」
頭領 : 「……なっ」
ヴィクトリヤ : 2d+3d+7+5+2d+50 武器 (2D6+3D6+7+5+2D6+50) > 11[5,6]+4[1,1,2]+7+5+3[1,2]+50 > 80
頭領 : 痛い!!!!!!!
ヴィクトリヤ : 1と2!!!!!!!
頭領 : c(80-6) c(80-6) > 74
system : [ 頭領 ] HP : 53 → -21
頭領 : あっ
頭領 : ~しばらくお待ちください~
ヴィクトリヤ : 瀕死レベル2はいってますね!!!これは!!!
エィニ : 生死判定あるか……!
エィニ : やはり閃光刃は派手でいいですね……!!
ヴィクトリヤ : 自分で殺すなと言ったのに 自分は守れない君主
GM : 2d+7 (2D6+7) > 7[3,4]+7 > 14
ヴィクトリヤ : 死んだか……
ユハナ : 精神基本値7です?
ヴィクトリヤ : あ!そうか基本値か
ヴィクトリヤ : いやでも筋力むきむきかもしれませんね……
GM : あ、これも基本値か。生きてる!
ヴィクトリヤ : お!
エィニ : 生きた……!
ヴィクトリヤ : かな!?
GM : c(7+15) c(7+15) > 22
GM : ぎりぎり生きてる
エィニ : ぎ、ぎりぎり
ヴィクトリヤ : 生死の境を彷徨っている
ヴィクトリヤ : かわいそうに……
ユハナ : 死んだ方がマシみたいな状態で生きてる……w
GM : 踏み込んだ君主の剣は、聖印の力を取り込み強く輝き……
GM : さらけ出された頭目の身に強く撃ち込まれる!
GM : それは衣を貫き、革の鎧を貫き……その身を深く穿った!
GM : 戦闘終了です!



GM : 頭目が馬から転げ落ちる
GM : その様子を見た残る賊達は、慌てふためくようにその場から逃げ去っていく
GM : ……後に残るは、切り捨てられた賊たち
GM : まだ辛うじて息はあることが分かるだろう
GM : 殺します??
ヴィクトリヤ : 「ふふ、まだ大丈夫そうね?」
ヴィクトリヤ : ふふ、ではないんだよな
頭領 : 「…………」頭目は浅い息をしたまま、きみたちを見返す……
エィニ : 「生きてはいる、ね。どうするんだい」
ユハナ : 「欲張りな姫さんの魔法師になったら、この先も大変そうだな」 と言いつつ表情はゆるい。
ヴィクトリヤ : 「誰からもらった聖印なのか、まだ聞いてないもの」
ヴィクトリヤ : 「それに素敵な馬に乗っていたわ。きっと馬のお世話に長けていてよ」
頭領 : 「し……知らねぇ。何も知らねぇよ。これは俺んだ」倒れ伏した頭領が呟く
ヴィクトリヤ : 「では、私のものになりなさい」
ヴィクトリヤ : 「返事は待って差し上げるわ」
頭領 : 「な…………なんだって……?」
ヴィクトリヤ : 「持って帰っても良くて?」二人に一応
GM : ちなみに他二人も生きてますけど、そっちはやっちゃいます?
GM : テイクアウトだ
エィニ : 「帰りも賑やかになりそうだね」
ヴィクトリヤ : 一緒に持って帰るか…?馬もいるし
ユハナ : 「ま、生きてりゃこいつらにもそのうちいいこともあるよな。とりあえず縛っておけばいいか?」
ヴィクトリヤ : 「ええ、乗っていた馬さんに載せてあげましょう?慣れた馬の方がきっと心地よいわ」
GM : ほぼ瀕死のまま運ばれていく
ヴィクトリヤ : 逆に無慈悲
GM : では……きみたちはひとまず、賊達を縛り上げ、軽馬の鞍に固定した。
ユハナ : 2D+7 <手業> 縛るのどうだったのかな (2D6+7) > 7[1,6]+7 > 14
GM : お、うまいこといってる
ヴィクトリヤ : うまい。器用だな
GM : 気絶しているらしい部下はともかく、頭目らしき男は信じられないものを見るような目できみたちを見ていたが……
エィニ : 信じられないものを見る目w
GM : そのまま落ちないように気を付けながらも、帰路へと着く…
エィニ : 馬車……なのかな。馬に乗ってるんだろうか。
GM : どちらでも!どっちだろう。馬車……
エィニ : 徒歩……?
GM : 徒歩はかわいそう!!!軽馬にでも乗ってるのかもしれない。
ヴィクトリヤ : 護衛だし馬だったのかな・・・?帰りは馬車でもいいけど
GM : 戦闘できないだけでそこそこ皆乗れは……するんじゃないかなとは思ってます
エィニ : 移動くらいなら……ってやつですね、きっと。
ユハナ : 判定が1D下がるだけですから、乗れはする……んでしょうね
エィニ : 行きとは顔ぶれの変わった帰り道、馬を歩かせる間……恩人に声をかける。
ユハナ : 馬の背でうつぶせ気味に半分寝ている。
GM : MP0……
エィニ : 「ヴィクトリヤ、疲れてなければ少し話しても良いかい」
ヴィクトリヤ : 「ええ、大丈夫よ。何かしら」楽しそうに
エィニ : 「ふふ、ありがとう。これはただの興味本位なのだけれど」
エィニ : 「人も、物も、婚姻の相手も。あれもこれも手に入れてどうするんだい」
エィニ : 「君の身体はひとつなのに」
ヴィクトリヤ : 「あら、とっても難しい問題ね……」
ヴィクトリヤ : 「ううん……エィニは、エルフの王族なのよね?」
エィニ : 「ふふ、そうだね」
ヴィクトリヤ : 体ひとつなのに、って言われてあ、確かに……と初めて思ったかもしれない
ヴィクトリヤ : 「エルフの国の王様はどのように決めるの?」
ガヤ : いい意味でも悪い意味でも無邪気なのかな
エィニ : ふむ……エルフの王……。
ユハナ : 考えたことのないことを聞かれて知らねェで済ませない、偉い……
GM : ユハナさんは一蹴してたな……(思い起こし)
エィニ : 「エルフはそもそも、あまり子を成さないからね。次の世代まで何百年と開くこともある」
エィニ : 「子を育て、次代を任せられるほどにまで知恵と力をつけたと認めたら譲るんだ」
ヴィクトリヤ : 「それは、一人しかなれないの?」
エィニ : 「そうだね。これと決められた、ただ一人」
ヴィクトリヤ : 「ふふ、ではエスクリルと一緒ね?」
ヴィクトリヤ : 「私、王位継承権からは遠いの。多分、王位が回ってくる可能性はほとんどないわ」
ヴィクトリヤ : 「でもね、可能性が低いことに甘んじていたくないの」
エィニ : 「ふふ、ということは」
ヴィクトリヤ : 「手に入らないと諦めてしまった人生なんて、私にとってはつまらないわ!」
エィニ : 「王の座も欲しいんだね、君は」
ヴィクトリヤ : なんか……こういうところコンプレックスなのかもしれませんね
エィニ : なるほど。すべて欲しい……。
ヴィクトリヤ : 「ええ、王様になれば全てが私のものになるのよ」
ヴィクトリヤ : 「すべてが欲しいの、私。それが出来なければ出来るまで努力すればいいのだもの」
エィニ : 「ふふ、なるほど。その欲はわたしたちがとうに置いてきてしまったものかもしれないね」
エィニ : 「面白い話を聞けたよ。ありがとう」
ヴィクトリヤ : 「楽しんでくれたのならよかったわ」
ヴィクトリヤ : 「私、まだエィニのことも諦めていないもの」
エィニ : 「君のものにはならないけれど、君の傍にいるよ」
ヴィクトリヤ : 「ふふ、でもそれもいいのかもしれないわね」
ヴィクトリヤ : 「欲しいものが手に入っても、いつだって満たされるわけではないから」
ヴィクトリヤ : 少し賊を振り返って
ヴィクトリヤ : 愛だな、これも愛だな……
ガヤ : 愛だこれも
エィニ : 愛ですね、愛……。
GM : ……馬の背に横たわる賊たちは口を噤み、項垂れている
GM : 言葉を交わすきみたちと、危うく眠りこみ、落ちかけたユハナ
GM : そして賊たちの馬は山々を越え、エンダルソルへと帰還していく。
GM : 戦いの後には、ただ踏み荒らされた草が残っていた



GM : ……時は少し遡り……
GM : きみたちの戦いの場を、少し遠くから見遣っていた者があり。
GM : その者は、頭目が落ちるのを見届けるや、馬の鼻先を返して、身を潜めるようにしてエンダルソルとは逆の道を進んで行く……
GM : ……
GM : ……
GM : 「失敗したようです」
GM : 早馬が馬車に追いつき、窓から小声を投げ込む
GM : 揺れる馬車の中、声が返る
ユハナ : やっぱりだれかの差し金じゃないか……!
GM : 「そうか。……まあ、そちらは大して期待していなかったさ」
GM : 「しかし、目的一つは上々だったからなあ。良しとしようじゃないか」
ヴィクトリヤ : あに……
ガヤ : ンアーー
GM : 馬車の窓から、男は前を行く荷馬車を見遣り……小さく手を振る
エィニ : 欲しいのかなあ、ぜんぶ……。
? : 「……さ。穏やかな日々にさよならを」(↓)

兄6


? : 「戦争に戻ろう。なあ……今はロベルト、と呼んだほうがいいかい?」
GM : 投げかけられた言葉に、向かいに座る者は静かに微笑む。
?? : 「……」(↓)

シャドウ2 (1)




GM : 冬が終わり、春が訪れたレダンシアの北に、再び荒い風が吹こうとしている
GM : 雪よりも重く、氷よりも冷たい笑みが、家族の間に交わされる。
GM : ……往く路はやがて、血の朱と鉄に彩られることだろう。
  


グランクレストRPG キャンペーンシナリオ
『レダンシアの地に栄誉あれ』
北 第一話「彼方の栄誉、伝承の続き」(完)



================================

どことなく空気感が澄んでいる。同じキャンペーンなのだろうか……ちゃんと合流できるのでは?と訝しみながらも終えた一話。次の話は別のGMさんにバトンタッチだ。楽しみである。

目次  南・第一話

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?