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4年間の担任をして「社会人になる前の学生に必要な要素」を振り返ってみた

🕛この記事は2分で読めます🙌

理学療法士養成校の教員として勤めております,いえやすです.
今4年生の担任として,学生が卒業する1週間前となりました.
担任としても寂しい想いもある一方で,国試を1発合格させられなかった学生,就職も内定を勝ち取れなかった学生,他にも上手くいかなかったこともあり,もっと担任としてサポートできれば良かった...と思うことが多々ありました.

そこで,
1.国家試験に合格できる学生
2.就職の内定を勝ち取れる学生
3.病院実習を円滑に行える学生
に共通している特徴を,重要と実感した順に以下7つにまとめてみました.

①挨拶できる:相手の目を見ておはよう,ありがとう,ごめんを忘れないように.
②嘘つかないこと:他人にだけではなく自分にも.
③内省できる:原因は自分のなかにあると少しでも考えられること.
④ルールの遵守:約束事,期日を守ること.
⑤計画性:自分のことを自分で少しでも計画立てられること.
⑥能動性:勉強以外も気になったことを少しでも自分から質問,相談できること.
⑦素直さ:物事が上手くすすめられていない時は,プライドを捨てて他人の意見を
     聞き入れて,実行してから考えられること.

今後,これらをしっかり教育できる教員を目指します.

これらは
「社会人として基本だろう」

と思われそうなのですが,逆に
「これらが行えていない大人は年齢関係なく意外といる」

かと私は実感しています.

ですので,
「当たり前と言われることを,当たり前にできるようになる」
ことが重要なのかなと思います.

ここに行き着く!と4年間の学生教育で実感したことです.

さて,これらが重要と実感した次は
「これらをどうやって教育するか?」
です.

学生の問題点を抽出することは誰でも容易なのですが,それを改善,教育していくことが,教員の使命だと思います.

今の私が,今後どのような教員でありたいかを考えると,
①問題点を指摘するだけの教員にはなりたくない.教育し続ける教員でいること.
②成績的に人間的にどのような学生でも私から諦めない教育姿勢を貫き通すこと.
③悩みの深層を傾聴,共感できるように.学生をもっと受け止められるように.
と思ったところです.

そんなことを考えながら,間近にある卒業式を良いものになるように,教員としても準備すすめたいと思います🤗

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