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【ichihimeメンバー インタビュー#04】  3年生 星野匠海さん

こんにちは!ichihime広報担当です。
今回、ichihimeの魅力をもっと広めよう!ということでメンバーへのインタビューを実施しました。第4弾となる今回は、2023年8月に加入した3年生の星野さんです!


星野匠海
2021年東京大学文科二類入学。ichihimeでの役割は全体企画のメンバーと補助金担当です。

■こんな方に読んでほしい!
・ichihimeへの加入を検討している方
・ichihimeの活動についてもっと知りたい方
・新しく入るサークルをお探しの方

ichihimeに入った理由ときっかけ

ー星野さんがichihimeに入ったきっかけと理由を教えてください。

きっかけは、ichihimeの代表のかほさんに誘われたことです。大体1年くらい前に、「ドリームプリン」という東大の卒業生と在学生の交流イベントを企画している団体を通して、かほさんと知り合りました。ドリームプリンで一緒にプロジェクトを進めていた時に、かほさんからichihimeについていろいろ話を聞き、これって大事な活動だよなと徐々に思うようになりました。そして、ドリームプリンのあるイベントで、卒業生の立場として参加してくださった、かほさんと同じくichihimeに所属しているいたくらさんとも出会いました。お二人からichihimeの話をたくさん聞いて、自分もお手伝いできたらいいなと思い、ichihimeに入りました。

ichihimeを3つの言葉で表すとしたら?

ー星野さんにとって、ichihimeを表す3つの言葉ってなんですか?

最初に思い浮かんだのは、「パッションがある」、「優しい」、そして「明るい」ですね! 
ichihimeのメンバーは、教育におけるジェンダー格差という社会問題を解決したいという熱い思いを抱いています。マクロな視点から見ると、このような大きな社会課題を解決する意志はメンバーひとりひとりのパッションと優しさに支えられていると思いますです。そして、ミクロな視点で見れば、他のメンバーに対してもそうですし、また、一人ひとりの中高生に対しても真剣に向き合い、親身になって考えています。社会問題のことを考えたり、1人1人の悩みに向き合う中で、様々なチャレンジがあるけれど、それでも皆さん、明るく前向きに取り組んでいます。皆さん普段から明るい性格で、笑顔を絶やしませんね!ミーティングの時も、いつもとても良い雰囲気です。

ichihimeメンバーとして具体的に達成したいこと

ー星野さんはichihimeの一員として、具体的にどんな変化をもたらしたいですか?

やはり東大学部生の中で女子学生比率が3割に達しないといけないというのは、とても強く感じています。そのため、僕自身はichihimeでの活動を続けたいと思っています。もちろん僕ができることは当然限りはあるけれど、ichihimeが様々なステークホルダーや協力者さんの幅を広げていって、 卒業生だったり、教育関係者だったり、いろんな人々とどんどん繋がっていって、社会的にインパクトが出せるようになるまで活動を広げるお手伝いができたらいいなと思っています!

ーなるほど。とても素晴らしいですね!では、ichihimeに対して、どのような具体的な変化をもたらしたいか、何か考えはありますか?

そうですね。今、僕はかほさんのもとで、外部から助成金を獲得するための取り組みをしています。そのために、ichihimeの活動の価値を伝えるストーリーを作成しようとしています。ここでの「 ストーリー」とは、例えば、企業が投資家に自分たちのビジネスにはこれだけの価値があるとプレゼンする際に使われるものです。 そして、ichihimeにもちゃんと他の方々に納得してもらって、資金提供を得るための説得力ある、かつ共感を得られるストーリーを作成したいです。ichihimeは既にストーリーがあるんだけど、将来的には様々なプログラムに応募する時に活用できるように、それを改善していきたいと考えています。

ーichihimeで、影響を受けた・成長したなと思う点はありますか?

かほさんやいたくらさんから、組織をどうマネージするかっていう面でもすごく勉強になると思います。ichihimeの全体を監督しているかほさんといたくらさんはいつもメンバーたちの変化をすごく敏感に察知して、メンバーそれぞれの性格、スキルとやりたいこととかも考えて役職を割り振られています。また、学生のメンバーとどうコミュニケーションをとるべきかなど、本気で考えて実践されています。。その社会人経験に裏打ちされたロジカルシンキングやマネジメントの方法を見ているだけでも勉強になるなって思います!
あと、影響を受けたこととしては、僕は全体企画のメンバーで、割と社会人メンバーと話すことが多いから、 やはり社会人になっても、ボランティア的な形でこのような活動に携わることができるということに気付けたことですね!

ー先輩たちは、本当に最高なロールモデルですね。

そうだよね!あと、全体企画以外のメンバーでも、みんなめっちゃ仕事が早いです。かつ、先輩と後輩の間で役割分担がすごくできている感じがしていて、1年生の学生たちも自分たちで意見すごく出すし、めちゃいいアイデアもあるし、みんなすごいなって思って、それはすごく刺激になりました。

ーichihimeは、先輩だけで動いているのではなく、新入生や後輩たちも、みんなの自分の意見とか、やりたいことをちゃんと述べる機会があり、先輩たちもそれを受け入れている場所ですね!ちなみに、スキル面の成長とかはどうでしょうか?

あ、そうです!みんなオーナーシップがありますね!もう一つ、自分がちゃんと成長したところは、実際に自分で団体のストーリーを作り上げ、さらに、プレゼンテーションのスライドにも落とし込む経験は初めてでした。 自分自身でロジックを組み立て、相手の心を動かす必要があり、理性と感性の両方に訴えるストーリーを作るのはとても貴重な経験だと感じています。

ー東大の女子学生を増やすことに関して、先ほど星野さんは東大女子学生の数を3割に達しなければならないとおっしゃっていましたが、なぜそう思うのですか?

2つの段階に分けて話しますと、1つ目の段階は、なぜ東大の女子学生を増やす必要があるのかということです。東大の卒業生は、研究者として、企業人として、さまざまな分野で活躍している人が多いですね。こういう人たちが、日本のリーダーになるわけだけれども、日本だけではなく、世界にも羽ばたいていく人もいます。しかし、羽ばたいていく前のこの巣のジェンダーバランスが偏っていると、飛び立つリーダーたちの性別も偏ることになります。そうすると、日本だったり、または日本出身の世界のリーダーのジェンダーバランスも偏ることになり、これって健全ではないですよね。これは深刻な倫理的な問題を抱えていて、社会の各分野でのジェンダー不平等に繋がっています。したがって、まず東大内で女子学生の比率を増やすことが重要です。特に、今東大に入学している学生は社会に出てリーダーになるまでに時間がかかるため、ジェンダーギャップを解消するのは早ければ早いほど良いですね。

そして、2つ目の段階では、なぜ3割なのかということです。3割というのは、「クリティカルマス」と呼ばれるものであり、組織内のマイノリティの割合が3割を超えると、その組織が変化していくという社会学の「黄金の3割」という理論があります。なので、まずは、なるべく早く東大の女子学生比率を3割にしていくことが目標になります。

ーなるほどです!!最後に、ichihimeに興味を持ってくださっている方にお伝えしたいことはありますか?

ichihimeは、サークルとして分類されるとすれば、多分教育団体っていうカテゴリーになる気がするんだけれど、単なる教育団体ではないと思います。ichihimeは実際に社会問題解決に取り組む団体です。そのための手段の1つとして、教育というか、進路相談っていうのやっていますけど、ただ、ジェンダー格差を閉じるというのが、ichihimeの目標だから、そのために、やれることがあれば、やれる環境はあるので、ジェンダー格差問題に関心を持ち、いろんな挑戦をしてみたい方々にたくさん入ってきてもらえると嬉しいです!また、ichihimeのメンバーは皆、先ほど述べたように、本当に優しくて明るく、そして情熱的で、素晴らしいコミュニティだと思います。そしてもちろん、男性メンバーもいますー!ichihimeは男性メンバーにとって入りにくい団体ではないと思います。ぜひ一緒に社会をより良くしていきましょう〜!


新歓情報

ichihimeは現在、通年新歓を行なっています。この記事を読んで入会したい!と思ってくれた方は以下の手続きでお問合せください!みなさんと一緒に活動できることを心から楽しみにしています💝

手続き:
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【件名】活動参加希望
【内容】氏名・学年・ひとこと(興味を持ったきっかけなど)


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