見出し画像

【ichihimeメンバー インタビュー#01】  1年生 田籠 心太朗さん


こんにちは!ichihime広報担当です。
今回、ichihimeの魅力をもっと広めよう!ということでメンバーへのインタビューを実施しました。第1弾となる今回は、今年4月に加入した1年生の田籠 心太朗さんです!ichihime内部のことだけではなく、ichihimeを通して社会で達成したいことも語ってもらいました!

田籠 心太朗 
京都府出身。2023年東京大学理科一類入学。兼サーはえほけん(絵本創作研究会)。ichihimeではIchoLab、イベントコンテンツチーフなどを担当。

こんな方に読んでほしい!
・ichihimeへの加入を検討している方
・ichihimeの活動についてもっと知りたい方
・新しく入るサークルをお探しの方

ichihimeに入った理由ときっかけ

ーインタビュー協力してくれてありがとう!ではまず、ichihimeに入ったきっかけと理由を教えてください。

大雑把に言えば、男子だからこうあるべき、女子だからこうあるべきと言ったような社会通念をもとに、進路選択を行うのは勿体無い、もっと自分の意志に従って自由に選択できるようになればいいのに、と思ったのがichihimeに入った大きなきっかけです。

ー東大には他にも女子の進学を応援するようなサークルがいくつかありますが、その中でichihimeを選んだのはどうしてですか?

活動する上で、アットホームな雰囲気があるのがいいなと思ったのが一つあります。また、加入前に全体MTGを見学した際に、メンバーが建設的な議論をしていたのが印象的で、活動体系が今まで見てきた団体の中で一番しっかりしているなと思ったのも大きいです。社会人の方もメンバーにいることで、他の学生団体とは違い、学べることも多いと思います。

ータゴモリくんが最終的に実現したいなと思っている社会はどんな感じ?

理想としては、キャリア選択以外の面でも、ジェンダーの固定観念にとらわれずに自由に物事を選択できる社会になればいいなと持っています。その為の最初の行動として、人生に大きな影響を与える中高生の進路選択に携われれたらいいなと思い、ichihimeで現在活動しています。

ー男性だから、という理由で自由に選択できなかった場面がありますか?

僕はなかったし、周りの友人でも感じている人は少ないと思います。強いていうなら、男性は稼がないといけないという社会観念があると思っていて、そのことで、自分が本当に学びたい学問ではなく、将来仕事や稼ぎに直結するような学問を選択しなければならないと感じている部分はあります。例えば理学部より工学部、文学部より経済学部のような風潮も少し感じます。

ichihimeを3つの言葉で表すとしたら?

ーichihimeを3つの言葉で表すとしたらなんですか?

Ichihime内部のことに関して言えば、アットホーム・周りが優秀・学ぶことが多いの3つです。外から見たichihime、例えば活動のことだったりを含めるのなら、進路選択を少しでも後押しできるようにみんな頑張っている・大学生の雰囲気がいいこと・目的がはっきりしているの3つです。2つ目に関して僕が高校生だったら、ichihimeのメンバーと進路選択をしていたら楽しかったんだろうな、親しみやすいいい大学生にうつるんだろうなというふうに感じます。3つ目に関しては、例えばイベント運営だったら、ただ今までと同様のコンテンツをやるのではなく、きちんと初めに目的を設定して、じゃあその目的を達成するためにどういうふうにイベントやコンテンツを設定していけばいいのか、というふうに動き始めるところがichihimeのいいところだなと感じています。社会人の方々の経験をもとに、KPIの設定やアンケート結果の分析などもしっかり行われていることがすごいなと思うし、優秀な先輩方に囲まれ、とても勉強になると思っています。

ichihimeメンバーとして具体的に達成したいこと

ー先ほど、最終的に実現したい社会について語ってもらいましたが、他にichihimeで実現したいことはありますか?

中高生がワクワク感を持って進路選択をできるように後押しがしたいなと思っています。自分は文理選択や進路選択で悩みつつも、理系の勉強が面白く、結果楽しく進路選択できたなと思っています。なので僕も中高生に対して、ichihimeのみんなと協力して、いろんな選択肢やロールモデルを提供し、大学生活の解像度を上げることで中高生の進路選択の幅を広げて、ワクワク感のある主体的な進路選択の手助けがしたいです。

ーichihimeは今進路選択支援をメインでやっているけど、他に変えていきたいと思う社会構造はありますか?

女子は可愛くないとダメとか、男子は泣いたらダメと言ったような固定観念をなくしたいと思っていて、じゃあ例えばそういった固定観念はいつ形成されるのか、ということを調べてみると、幼少期からすでにあるということが京都大学などの実験で示されています。ではその要因は何かというと、親や友人の影響が一つ理由として考えられます。しかしそこを変えるのは容易ではないと思い、僕は子供の絵本に着目しました。今だと、シンデレラの童話などでは、強い存在としての男性の王子様が弱い存在としての女性のお姫様を救出するという、いわゆる現在の社会通念を反映した物語になっています。そこでこういった昔の物語を男女を逆転してリメイクしてみると面白いんじゃないか、という構想を今抱いています。男女を逆にする物語も作り、両方読んで比較することで、バイアスがなくなり、自分が選択したい方を選択できる社会になると思います。全ての人に平等に選択権がある社会(上記の例で言えば、可愛くいる権利・可愛くいない権利・泣く権利・泣かない権利など)を目指したいと考えています。

男子と女子では社会通念による圧力で苦しむ場面がそれぞれ異なると思います。女子はキャリアや進路選択、男子は日常生活の中で苦しむことが多いと思っていて、それをお互いに理解し合って改善していけるようになりたいです。


新歓情報

ichihimeは現在、通年新歓を行なっています。この記事を読んで入会したい!と思ってくれた方は以下の手続きでお問合せください!みなさんと一緒に活動できることを心から楽しみにしています💝

手続き:
contact@ichihime.or.jpに以下の内容をメールで送信。
【件名】活動参加希望
【内容】氏名・学年・ひとこと(興味を持ったきっかけなど)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?