戦場でなくりつつある、広告業界のリアルな現場。

こんにちは、渋谷区恵比寿の広告代理店アイビスティ有限会社です。

今日は午後から、提携希望の企業と
MTGを行いました。

提携希望の会社と言うのは、
僕たちと同じ広告代理事業の企業で
僕らも頻繁に受注するポスティングを
事業の柱にしているところです。

年商は20億円ほど。
2020→2021年度における成長率は
280%という物凄い上昇率でした。

MTGに参加してくださった先方社長様も
僕と比較的年代が近いということと
ベンチャー気質で通じるところがあるのか
とてもオープンに話してくれました。

これからは戦うよりも共生する時代

MTGの中で、こんなことを言われていました。

広告代理店の世界というと、
コンペティションが頻繁に行われ
どことどこがバチバチという
印象を持たれているかも知れません。

僕もその一人です。

現に、同僚の原田などは
つい先週までコンペ案件に追われており
資料作成の鬼になっていたくらいです。

なので、ちょっと意外な気もしました。

お伺いしてみると、
今のご時世的にパイを取り合うよりも
幾つかの広告代理店どうしで繋がりを保ち
持ちつ持たれつの関係を築いていく方が
戦うよりも生産性があるということでした。

なかなか興味深いですね。。

確かに今の時代、
広告代理事業にも色々な波が来ていて
都度アップデートを求められています。

デジタル広告は扱えて当たり前、
或いは広告運用のパフォーマンスも
高くて当たり前の企業も多いです。

一口に広告代理事業と言っても
TVのキャスティングから販促、
雑誌からタウン紙、新聞だったり
チラシだったりと雑多にあります。

そこへインターネットの波が訪れ
リスティング広告が標準装備になり
或いはSNS広告もまた求められます。

更にSNSや配信アプリが発達した今、
インフルエンサーのキャスティングも
広告代理店の仕事になっています。

もう、ワケが分からなくなりますよね笑

ならば、お互い頭を寄せ合って
自社で不得意な分野どうしを持ち合って
解決していこうというスタンスだそうです。

時代に合わせて変化できる柔軟性を。

最も強い者が生き残るのではい。
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一、生き残るのは、変化できる者である。

これは『種の起源』で知られる
チャールズ・ダーウィン。

僕たちの業界も、
極論この考えに近いのかなと思います。

広告の世界には、
ハードの在庫を持つことはありません。

だから変動費を圧迫されるリスクはなく
利益に繋がりやすい世界ではあります。

その利点を軸にして、
いかに変化に対応できるかどうかが
今後の広告業界に生き残れるかどうかを
左右するとみています。

これは個人的に、
物凄く悲観的に考えているのですが
今ある仕事は、いずれ全て無くなる可能性もあります。

そうなった時、
自分たちはどうなっているのか。

新しい事業を柱にしているかも知れませんし
無くなった分を埋め合わせるだけの顧客を
開拓しているかも知れません。

いずれにせよ、
今とは違う形になって存続できるかどうか。

今扱っている弊社サービス、
デジタル広告やWebマーケティング
セールスプロモーションやメディア、
サイト制作や運用などがありますが
さらに先進的なビジネスに取り組めるか。

常に価値観をアップデートし、
業界のパラダイムシフトに対応できるか。

これが重要になってくるでしょう。

急な変化にも対応できる、
強い企業に成長していきたいですね。

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