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あのTV番組が国民的ヒットコンテンツになった理由。

こんにちは、渋谷区恵比寿の広告代理店アイビスティ有限会社です。

皆さんは、TVを見る方ですか?
僕はバリバリのTVっ子でして、毎週毎日何らかの好きな番組があります。
既にお話している通り、僕は重度のお笑い好きなので、
芸人さんたちが出てくる番組はやたら見ている気がします笑

月曜日は『しゃべくり007』、『霜降りミキXIT』。
火曜日は『ロンドンハーツ』。
水曜日は『水曜日のダウンタウン』。
木曜日は『ダウンタウンDX』、『アメトーーク!』
金曜日は『人志松本の酒のツマミになる話』『ネタパレ』
土曜日は『にちようチャップリン』
日曜日は『世界の果てまで行ってQ』、『行列のできる法律相談所』、『テレビ千鳥』

などなど。

ここ最近、TVを見ているとお笑い界でも
ニュースターが続々出ている気がします。

キングオブコント王者空気階段や
M-1王者の錦鯉などかなり忙しそうです。

それだけでなく、惜しくも優勝を逃したもものの
ニューヨークや見取り図、オズワルドなどのコンビも
TVを賑わせるようになりました。

キングオブコント、R-1、THE-Wと
様々な賞レースがありますがやはり
M-1の存在は別格級に大きいと思います。

そもそもが、M-1に出ることが
芸人としてブレイクする上での
スターター的な意味合いになっています。

そんな、漫才コンビからすれば
到達点と言えるM-1グランプリですが
始まった当初はさほど注目も高くなく
今ほど盛り上がってはいませんでした。

いったい何が、
M-1をここまで大きくしたのでしょうか。

漫才師たちの裏側密着が、視聴者にリアリティを伝える

M-1グランプリは賞レースであると同時に、
最高級のエンターテインメントです。

そうたらしめているのが、
『M-1グランプリ アナザーストーリー』ではないでしょうか。

出場する漫才師たちの楽屋裏で繰り広げられる悲喜交々。

・台本を読み合わせする姿
・出番待ちで緊張を募らせる姿
・予選突破が決まり、歓喜する姿

ステージに上がり、観客の爆笑をかっさらう漫才師たちの
人知れぬ所での努力や葛藤などが描かれているのが特徴です。

この番組に関しては、
『自分たちは笑わせてナンボだから、あまりこういう姿は見せたくない』
という声はあるものの、視聴者から漫才師たちへの共感を呼び
『応援してあげたい』という気持ちを高揚させてくれます。

言い換えれば、
『自分たちもM-1に参加している』
という意識を与えてくれる効果があります。

一種の仮想体験と言えるでしょう。

M-1に優勝すれば、文字通り日本一の漫才師。
優勝賞金は1,000万円。
TVからもお呼びがかかるようになり、
仕事の数は大いに跳ね上がる。

その頂を目指して努力する人と、
彼らを応援する人。

本来は見られない、楽屋でのネタ合わせや小噺が
ふんだんに見られることで臨場感を得られ、
リアリティショーとしてM-1を見る感覚に陥る。

この演出方法はM-1グランプリ独自のモノであり
同時に日本で最も注目されるTVコンテンツの
1つたらしめているように思えます。

視聴者はリアリティと体験を求めている

リアリティショーと言えば、
お笑いだと『進め!電波少年』などがあり
恋愛モノでも『未来日記』最近だと
残念な話題のあった『テラスハウス』など。

いつの時代も、人気コンテンツの1つです。

これも、体験型コンテンツであることが
大きな要素だと言えます。

自分たちとさして変わらない、
等身大の男女たちが1つの屋根の下で
共同生活するというストーリーは
日常ではちょっとないかも知れません。

そんな、非日常な体験を
TVを通して体験できるのが
リアリティショーの面白いところ。

それ故、登場人物への感情移入も生みやすく
悲劇に繋がってしまうこともあるのですが
ここでは割愛させて頂きます。

視聴者が求めているのは、
リアリティと体験なのです。

『テラスハウス』1つを例に取ると
こちらはネット配信である為、
必然的に視聴者層は若い方々が
割合として大きくなります。

少し前にお話した、
Z世代の特徴を思い出してみると
実はここに面白い一致があります。

Z世代(2000年以降生まれ世代)
・生まれた時、既にネット環境がある(デジタルネイティブ)
・警戒心が強く、匿名性を好む
・上昇志向は強く、何事も体験したい傾向が強め

という特徴を割り出していくと
M-1にせよテラハにせよ体験型コンテンツという点で
うまくヒット要素が合致しているように思えますね。

ネット環境に溢れた世代であっても
実際に体験できることは限られており、
そんな自分たちの欲求を叶えてくれるのが
バーチャル体験を伴う番組。

つまり、M-1のような臨場感や
テラハのようなリアルなドラマを見られる
体験型コンテンツということになりますね。

何か、これからコンテンツを作るのであれば

仮想現実(ヴァーチャル・リアリティ)を体感できるかどうか

これを意識してみると面白いかも知れませんね。

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