2024/01/10(水)Moi dix Mois (Special Guest : kozi) 「麗しき鹿鳴館への招待状」 ライヴ@目黒鹿鳴館

長年聴いているにも関わらず、実はMoi dix Moisを初めて観たのは2018年の「MALICE MIZER 25th Anniversary Special」で、今回は2回目のライヴになります。

Malice Mizerの作品タイトルに掛けたライヴタイトルで、鹿鳴館が歴史を終えるにあたっての記念すべきライヴ、そして、ゲストにkoziと特別過ぎる1夜。



■kozi

Moi dix Moisへのkoziのゲスト参加と言う意味かと思っていたのですが、意外な事に、エレキギター弾き語りで、最初に出演。

座っていても深い歌声、ストリングスやパイプオルガンなどギターシンセ的な音の重なりがあることで音やの薄さを感じないアレンジ。

ソロ曲の披露から始まる選曲の中、やはり中盤からの「memoire」の楽曲の生演奏に感激しました。
「記憶と空」、「エーゲ海に捧ぐ~the vault of heaven~」(!)、「午後のささやき」。

そして「seraph」。救いのあるメジャーキーの中に哀しみも感じる名曲。ラストのフレーズが「記憶と空」のサビメロのメジャーキーに変えたリプライズなのだとやっと気付きました。

■Moi dix Mois

Moi dix Moisは「麗しき仮面の招待状」でスタート。
「麗しき仮面の招待状」当時のアーティスト写真を模した小道具や仮面などで登場、ドラマーのHayato氏が、kamiへのリスペクトと思われるストレートヘアなのもあって、1曲目からとても感慨深い気持ちになりました。

音源で聴くよりも、身体を動かしながら聴く事でより魅力を感じる「Neo Pessimist」、「unmoved」に、ライヴでの魅力を実感。

また、2ビートの突撃感とクラシカルなメロディの組み合わせが最高な「front et baiser」、「Ange -D side holy wings-」に特に感激。(何故、当時ライヴに行っていなかったのか我ながら謎に思います)

そして、Malice Mizerの楽曲からの2曲目は、予想外の「真夜中に交わした約束」。
あらためて音楽性の異常な高さと、確立された世界観の美しさを実感しました。

最後には、Koziと当時のローディーだったKamijo、Hitomiもヴォーカルで参加しての「N.p.s N.g.s」。
楽曲の素晴らしさに加え、ステージ上から喜び、嬉しさも伝わってくる時間でした。

演奏終了後、アンコールで再度登場したMCで、10/10に渋谷O-WESTで「Moi dix Mois x Kozi… ~華麗なる追憶劇~」の開催が発表されたのも、テンションが上がりました。心の底から行きたいです。

・セットリスト

  1. 麗しき仮面の招待状

  2. Neo Pessimist

  3. unmoved

  4. front et baiser

  5. Solitude

  6. 真夜中に交わした約束

  7. Ghost Whispers

  8. Beast side

  9. Ange -D side holy wings-

  10. N.p.s N.g.s

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