2024年4月 良く聴いた音楽など(2/2)


■Dir en grey「The Devil In Me」 2024年

○○系に収まらない奇妙な音楽性に最後まで聴いてしまうタイトル曲。

気になっていた、リメイクは「Cage」、「予感」も懐かしいイメージのまま。
「Cage」のベースソロのインパクトとサビのメロディ、「予感」のアルペジオの刹那的な感覚など、好きな要素がそのまま活きているのが嬉しいです。
いかにもV系的な曲調には軽い音の方が好みなのですが、ドラムの音は今の音像で重く硬くなっている印象。

■Zombie Ritual「Zombie Koiwa Party - Too Rotten to LIVE」 2024年

MC込みで代表曲を連続で楽しめるライヴアルバム。
「Run Zombies Run」、「In This Zombie World」などのフルアルバム未収録曲が聴けるのも嬉しいです。後者はトレモロリフも格好良く、特に好み。

■川井憲次「映画「RE:BORN」オリジナル・サウンドトラック」2018年

打楽器の緊張感から、後半ピアノとストリングスの情緒が心を打つ「ABYSS WARKER~状況開始」。
同じくピアノの情緒が不安定な中の束の間の安らぎを感じさせる「An Assassin in broad daylight~白昼の刺客」。
10分に及ぶ緊迫した闘いの情景が浮かぶ「Armed and Ready~交戦」など、フィルムスコアリングならではの時間の長さを忘れて聴き入ってしまう魅力に溢れた一枚。

よろしければサポートをお願いいたします!