【日記】5月16日 今日は本を読む日

これから日記を書くぞという意気込みを書いたら「そんな書くことない」とフォロワーが反応されていたので「そんなわけあるかいな」と訝しむ。どんな人間であってもその日を生きていたら何かしら書くことがあるのではないか……

私は昨日の日記を書くにあたってその日の出来事でどれを書くか考えている。

朝起きて庭の花を見て回ったこと、嫉妬心を燃やしたこと、いつもよりは本を読んだこと、姉が炭酸水メーカーを買ったこと、夜には街の上空を電柱を伝って飛ぶ夢を見たこと。

羅列すると、どれも本当にどうでもいいことだな……
この如何にもどうでもいい記述をさぞたいそうな出来事のように語る力が日記力なのかもしれない。

いやそうでもない…日記に定型はない。全集を買って文豪と呼ばれる人間の日記を読んで見ると空きページが多かったりする。それか一行記述。「○○と会った」とか「元気」とかそんなん。でも日記というのは個人が後になって確認するためのものだからそれでいい。本人にとっての重要事項が書かれていてばそれが日記になる。

でも私なんかは日記でお金を取っているわけだから「元気」だけで終わったら大叱責ものだ。やっぱりそれなりに文章にしないといけない。

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