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次のために【週刊 度会隆輝18(9月9日~9月15日)】

遅くなりましてすみません。
度会隆輝選手の一週間を振り返っていきます!


今週のハイライト

9月10日(火) vsジャイアンツ 1番ライトスタメン
①遊ゴロ②遊安③右安④二ゴロ
②落ちる球を逆方向に運び内野安打③チャンスで初球を捉えヒット。ランナーホームで刺される

9月11日(水) vsジャイアンツ 3番ライトスタメン
①二飛②空三振③左飛④左安
④チャンスで内側から入ってきた変化球を流し打ち!1点タイムリー

9月13日(金) vsライオンズ 3番センタースタメン
①右安②左飛③二飛④中安⑤二ゴロ
①インコースの球を引っ張ってクリーンヒット!④左投手からセンター返しでヒット!

9月14日(土) vsライオンズ 3番ライトスタメン
①中飛②遊併殺打③三犠打④投失
①初球のカーブに合わせるも力ないフライに③1アウト一二塁でセーフティー気味の送りバントを成功

9月15日(日) vsライオンズ 3番ライトスタメン
①中飛②空三振③二ゴロ④捕犠野
①捉えるもセンターフライ。セカンドランナータッチアップ


試合を動かす

ここ何日かで変わったことといえば打順です。
これまで1番や2番での出場が多かったのですが、3番での起用がかなり増えています。
チームとしてはたくさん出塁する選手としての期待が大きそうだったので意外でした。

3番に入って環境がどう変わったか。
ランナーがいるシチュエーションが増えたように感じます。特に2番に入った石上選手が調子よかったので、ランナーをどのように進めるか試されていました。
セーフティー気味に送りバントや空いた一二遊間を狙うバッティングを試みていました。もともと器用で当て感もある選手なのでいろんなことができる選手です。ランナーを進めるのもうまいと思いました。
今まではどちらかというと打つことに専念させてもらった印象でした。右方向に狙って打てるようになってきたから、3番に入ったのは次のステップということなのかもしれません。

思い返せば、度会選手は何番に入ってもチャンスに追いかけられるように、得点圏で打席を迎えていました。
得点圏での成績、打点の数は悪くないと思います。ですが、打っていれば勝てたという場面では厳しい攻めを崩せなかったことの方が多かったと感じます。
ランナーが出れば、ホームに返したくないのが投手心理なのでギアを上げます。そういう投手をどう崩していくのかがこれからの課題でしょうか。
3番に入ったことは、ランナーを動かし、試合を動かしてみせろ。そういう首脳陣のメッセージなのかと思いました。将来の主軸として。


渇望

これはヒットを打った選手です

一軍もファームもラストスパート。
いまだ順位は確定せず、優勝の可能性も残しています。

ファームは残り8試合(9月18日時点)です。
そして、現在イースタン・リーグの首位に立っています。ベイスターズが最後にイースタン・リーグを優勝したのは1982年とのこと。ベイスターズではありませんでした、大洋ホエールズの時代です。
実は一軍以上に遠ざかっているリーグ優勝。

火曜日のジャイアンツ球場での試合を見させていただきました。
早々に6点を取られ大きなビハインドとなりましたが選手のモチベーションは高く見えました。

5点ビハインドのチャンスで打席に立った度会選手。
初球のストレートにバットを出しました。この回、いずれの打者も早いカウントで甘く入ってきた球に手を出してチャンスを作りました。相手の傾向をよく頭に入れています。
打球は一二遊間を抜けライト前ヒット。二塁のランナーが一気にホームを陥れようと突っ込みました。しかし、ライトが好返球。度会選手のヒットは得点にはなりませんでした。

冒頭の写真はその時の度会選手です。
天を仰ぎ悔しがっていました。
ヒットを打てたのだから満足していいところ。自分は結果を出したのだから。
でも、打点も欲しかった。チームの得点が欲しかった。
ファームといえども一軍と同じ気持ちを感じました。

ファームは”育成””調整”の場所。でも、思い直す必要がありそうです。
みんな目の前に必死なんだ。ファームも一軍も変わらない。
喉が渇いたように結果を求め、その先の勝利を目指していました。

土曜日のサヨナラ勝ち。サヨナラヒットを打った楠本選手を追いかける仲間たち。
何カ月か前のサヨナラ勝ちの時とは盛り上がり方が違うように見えました。自分たちの頑張りが勝利、そして優勝という証として形を伴ってきたのかもしれません。

40年以上成し遂げられなかったイースタン・リーグ優勝。手に入れば来年の自信になるはずです。


今週のサイコー度会

ポーズは同じだけどだいぶ体が大きくなりました。

今年の1月と比べても腕の筋肉など大きくなりましたよね。

今年1月 新人合同トレ

練習と試合で痩せてしまう選手も多い中、体を大きくできるのも才能であり、努力の結晶です。梶谷選手とかすごく頑張っていると聞きますし、試合に出続ける選手は体の調整が大変そうです。

個人的に思っているのですが、度会選手って今年プロ野球の中で一番試合に出ている選手だと思うのですがどうでしょうか。春の練習試合から一軍、ファームとずっと出続けていますよね。
それで、けがもせずに体を鍛えているのはすばらしいと思います!

それでは、また来週よろしくお願いいたします。


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