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風を起こそう【週刊 度会隆輝19(9月16日~9月22日)】

度会隆輝選手の一週間を振り返っていきましょう!

今週のハイライト

9月16日(月) vsオイシックス 3番ライトスタメン
①右安②中2③二ゴロ④遊ゴロ⑤中安
①浮いた変化球を引っ張ってタイムリーヒット!②2ボールから右中間へのツーベースヒット!⑤有利なカウントからストレートをはじき返しタイムリーヒット!この日4打点

9月17日(火) vsオイシックス 3番センタースタメン
①一ゴロ②右3③中2④遊ゴロ
②ライト正面へ強い当たりのヒット(ライト後逸)③センター右へのライナーヒット。積極的な走塁で2塁打に!

9月18日(水) vsオイシックス 3番ライトスタメン
①一安②中飛③左安④一ゴロ
①一二塁間への内野安打③レフトへのクリーンヒット!

9月20日(金) vsスワローズ 3番ライトスタメン
①中飛②左邪飛③遊安④中飛⑤中安
⑤初球をセンターへはじき返しヒット!

9月21日(土) vsスワローズ 3番ライトスタメン
①中犠飛②四球③四球④投安⑤右安
⑤初球を引っ張ってタイムリーヒット!

☆一軍へ☆

9月22日(日) vsスワローズ 5回に代打で出場
①空三振
①有利なカウントをつくるもストレートに空振り三振


秋の風を起こす

残暑という存在をデーゲームでも少しだけ忘れられるような季節なってきました。日差しは強くとも風が涼しくなると、終わりが近づいていると寂しくなります。
プロ野球のレギュラーシーズンは残り2週間です。

度会選手が開幕戦で私たちをワクワクさせてくれたことは、まだこの前のようですが、一年が終わろうとしています。

しかし、ここからが一番の勝負どころです。
そして、度会選手が一軍に戻ってきました!
ファームでしっかり取り組んだことを評価されての復帰だと思います。

一軍は0.5ゲーム差でCS進出を争う状況。さらに優勝の可能性も残しています。
度会選手は代打での出場となりそうですが、一打席の重みは今までよりも大きくなります。
「勝利に貢献する」繰り返してきた言葉です。どんな一打でも緊張の高まった状況では何かが変わるきっかけになりえます。

あそこからベイスターズの何かが変わった。そういう言われるような活躍ができたらいいな。
開幕戦のホームランから苦手なカープとの開幕シリーズ勝ち越し。ファームから戻ってきて交流戦での連続タイムリーで7連勝に貢献。
何かを変える力を持っている選手です。

風を起こす一打がここから出ると思います。

この大事な時期に期待されることの重みと楽しさどちらも感じ取れるといいですね。


チャンスは何度もないから

一軍に呼ばれましたが試行錯誤の途中だと思います。

おなじみとなった構えを打席によってやったりやらなかったり。
待つ時のバットの動きも打席毎に違います。
打席の立ち位置も変えています。
構えについていえば左の股関節を入れて、タメを作ることを意識しているのかなと思います。

一年見ていて、自分のやり方にこだわりはあるけど、変えることにためらいはない選手に思えます。

バッティングのスタイルはファームに行く前は逆方向狙いが中心でした。
しかし、最近では引っ張ったヒットが増えています。一本槍では通用しなかった経験を生かした進化だと思います。

ファームでは浅いカウントで強く振ることと方向を決めることを取り組んでるように見えます。
今週は11本のヒットが出ましたが、バッティングカウントで強い打球を打てたのがほとんどでした。
引っ張った当たりが多くなったとはいえ、逆方向も捨ててないのが進化だと思います。
これまでの打席で引っ張り傾向にあったから外のボールでカウントを取ろうとすると狙ったかのように逆方向に強い当たり打てるんですよね。

引っ張りができるからこその流し打ちです。選択肢が広がったことで相手との駆け引きができるようになった。つまり、自分から仕掛けることが増えたと思います。
受け身ではなかなかチャンスをつくることはできませんから、自分から何をするかを考えているのはとてもいいと思います。

成長したタイミングでの一軍復帰になったと思います。
しかし、ファームと一軍とでは球の質が違います。
日曜日の打席では有利なカウントをつくれましたが、ストレートを2球連続空振りしました。
一発で捉え切れなければ、次のチャンスは簡単には訪れません。

ヒリヒリした季節に成長した度会隆輝を見せられるように、ここからも期待しています。


今週のサイコー度会

試合中の一幕です。

グラウンド整備の間に6回のマウンドに上がる晴れ姿を整えていました。
他の選手だったらいじったりしているところですが、松本投手にはかっこよくなってほしいみたいな?

同級生の松本投手は度会選手の中でも特別感あります。

守るポジションがなぜか毎回センターですし、そこから掛ける声もいつもより多く、大きく感じます。

愛というより愛情を感じました。


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