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犬と同じくらい知能が高い!?豚の驚くべき能力とは?🌈

最近、触れ合いを楽しめる専門カフェが出来るなど、じわじわと人気を集めている『マイクロブタ』。

マイクロブタは、2000年代に、イギリスで品種改良された、ミニブタよりさらに小さいサイズの豚。

厳密には、マイクロブタという品種はなく、小さなサイズの豚を区別してこのように呼んでいるようです。

海外では、『マイクロピッグ』や『ティーカップピッグ』とも呼ばれている、このマイクロブタ。

生まれたばかりの時は300~500gと小さいマイクロブタですが、1ヵ月後には約2kgまで成長。そして、大人になると約20kgにまで大きくなります。

中には、40kgになるマイクロブタもいるそうです。

犬で考えると、20kgは中型犬、25kg以上で大型犬。大人のゴールデンレトリバーが30kg前後と考えると、マイクロブタが、この名前にそぐわない大きさであることが分かっていただけると思います。

ちなみに、寿命は、犬や猫と同じ、10~15年と言われています。


マイクロブタを含め、人懐っこい性格から、近年ペットとしても人気を集めている『豚』。

実は、犬と同じくらい賢い動物というのを皆さん、ご存知でしょうか?


アメリカの神経学者ローリ・マリーノ氏とエモリー大学のクリスティーナ・M・コルヴィン教授は、

「豚には、複雑な認知能力があり、知能が高いとされる他の動物との共通点が多いことが分かっている」

と述べています。

二人が、他の動物と比較したところ、豚は、多くの領域で、犬や霊長類と同じ、複雑な認知能力を持っていることが明らかになりました。

研究で行われたのは、形の違うパズルを用意し、それを元の場所へはめ込むことができるかを見るもの。

これは、チンパンジー並みに知能が発達していなければ解くことができないものですが、豚も、教え込むことによって解くことができるようです。

また、豚は、賢いゆえに、悪知恵が働くとも言われています。

チンパンジーは、同じグループの仲間と食べ物を取り合う際に相手を騙すような行動を取ります。

豚も、餌を食べる際に、仲間を出し抜くための戦略を練ることが分かっています。

私たちのイメージでは、ゆっくり、何も考えずに餌を食べているイメージですが、自然で生き抜くために、非常に優れた知能を持ちあわせているということです。


他の動物に比べて、これまで豚の行動については、あまり研究されてきませんでした。

私たちの食料として、あるいは、動物実験の対象としか見られていなかったのかもしれません。

二人の研究は、豚の複雑な認知能力を裏づける結果となりました。

この記事で、皆さんの豚に対する見方が変わってもらえると嬉しいです😌

最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
 

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