“画伯”の意味を知って枕を濡らした夜。#みんなのフォトギャラリー
「みんフォトに登録してほしい!」
先日、私の絵に対してそう言ってくださった方がいた。それはとても嬉しい言葉で、信じられない心持ちだった。
◇◇◇
「画伯」と呼ばれて久しい。
いつだって真剣に描いているはずなのに、どういうわけか、「は…?」と言われる。でも、そのリアクションにもだいぶ慣れた。
絵を描くといつの間にか大喜利が始まるようになった今日この頃。私の絵は、どうやら一目で理解するのはなかなかに難しいらしい。
先日は、『幽体離脱したマリナさん』を描いた。しかし、神谷さんに「靴下で踏んでへばりついてしまった御飯粒星人」と言われた。失礼極まりない。
マリナさんといえば珈琲である。マリナさんは、珈琲豆を自家焙煎するほどのこだわりを持つ方で、マリナさん特性珈琲はめちゃくちゃおいしい。だからコーヒーカップを持たせたのに。
ちゃんとコーヒーカップを持っているのだから、「あ、マリナさんだ」と判別してほしかった。
素人である私の絵をみんフォトに置いたところで、果たして需要はあるのだろうか。一抹の不安を抱えながらも、幾つかの作品を試しに並べてみようと思う。
「登録してほしい」と言った人ぐらいは、使用してくれるはずだ。もしも半年でただの一度も使用されることがないようなら、そのときはこの記事自体をそっと消そうと思う。そして、修行の旅に出ようと思う。
そんなわけで、さっそく作品をご紹介したい。
まずはこちら。
『ゴリラさん』
穏やかな表情がお気に入り。
次はこちら。
『羊さん』
モコモコ具合いが素敵。
はい次。
『小鳥のチッチくん』
凛々しい横顔に惚れてしまう。
どんどんいきましょう。
『半魚人のハルちゃん』
陸の世界に憧れる可憐な乙女。
ここからは巻きでいきます。
(先日のnoteで紹介してある作品なので)
如何だろうか。エッセイや小説にこちらの作品をヘッダーとして据えた場合、世界観が大きく変わること請け合いである。シリアスなものに笑いを含ませたいとき、楽しい話題に花を添えたいとき、ホラー小説の恐怖を和らげたいとき。様々なシュチュエーションで使用してもらえたらいいなと思っている。
こうして並べてみて、ふと感じたことが一つある。
私、画力上がっている。
知らぬ間にタッチが緻密になっているように感じる。王蟲の迫力がそれを物語っている。
これからも毎日ではなくとも、定期的に絵を描こう。いつか上達した画伯の絵に、絵本のオファーがくることを夢見て。
◇◇◇
「画伯」=上手。
そんなふうに思っていたなんて、言えやしない。
言えやしないよ。
良かったら、使ってみてね。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。 頂いたサポートは、今後の作品作りの為に使わせて頂きます。 私の作品が少しでもあなたの心に痕を残してくれたなら、こんなにも嬉しいことはありません。