なれなかった。

たったひとりの愛が欲しかった。
器が大きくなりたかった。
誰かのヒーローになりたかった。
誰かの足元を照らせるような自動販売機になりたかった。
無力感から自由になりたかった。
生まれた時代のせいにしたくなかった。

それでも嗚呼…

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