高校生と畑で働いた3ヶ月
3月は、新しい道に進んでいく人が
世間一般的に多いですが、当園も例外では
なく、高校生も大人も畑の卒業ラッシュが
続いています
私個人としては、いつもお別れは
すごく寂しいです
タイトルのように、農家に片足だけいれている
中途半端な嫁は、お手伝いに来てくれている方達
がいるから、一応『農家手伝い』として生きています
畑に出始めて13年が経ちますが、そこには常にお手伝いの方が側にいました
来てくれる方は 農作業&嫁の世話係状態 です
畑に出始めた当時は
特定の虫が嫌で、枕を涙で濡らす時もあったし
嫌すぎて…なぞの高熱がでることもしょっちゅうありました(人体はすごい)
今でも特定の虫は嫌いですが、さすがに夜中泣かなくなったし、残念ながら(?)謎の高熱で休むこともなくなりました
今でもお腹はしょっちゅう痛くなり下山しますが…
それでも、畑に立っていられるのは
歴代のお手伝いの方のおかげなのです
大して、成長してもない私を褒めて
モチベーションをあげてくれるどころか
農家の嫁としてぜーんぜん、ダメな私のことを
暖かく見守ってくれて、さらに私よりどんどん畑を知り、技術が上達している…(笑)
お陰様で私は私を見失わず、家から飛び出ることもなく、いまここにおります
さて、そんな私に今年少しだけ、ほーんの少しだけ成長できる機会が巡ってきました
それは、『高校生と働いたこと』です
常にお手伝いの方に甘えて甘えて仕事をしていましたが、今回良い機会をいただけて私も畑でお腹を痛めている場合ではなくなったのです
高校生が農業をするというこで、
自分がバイトしていた時何を考えていたのか
高校生にどう指示をしていけば良いのか
危険な場所もあるので、どう対策するか
モチベーションをどう保たせるか
などなど。
農業を通して、ただ作業するだけではなく
この畑だからこそ見れること、できることも
沢山してもらいたいと思いました
結果!
考えただけで終わりました(笑)
色々なことが新鮮というか、高校生が眩しすぎて
目が眩んでいるうちにお別れの季節となって
しまったのです
きちんと指導もできなかったし、世の中で通用するようなスキルを身につけさせてあげるわけでもなく…自分で考えて動くしかない状態
ただただ、力不足、説明不足で申し訳なく思う毎日でした
なので、実際に感じた課題を私なりに考える時間が増えて、今までは旦那の指示を待つだけでしたが、自分から畑のことで提案や相談をする時間が増えたように思います
そして迎えた3月中旬…
あっという間の3ヶ月
仕事も一区切りつき、それと同時に
高校生のお手伝いも終了となりました
寂しい…
でも、ポジティブに未来を見据えている
高校生の話を聞きながらの仕事は
『今から何か初めようかな?』
と42歳の気持ちを若返らせてくれましたよ
なので、その気持ちを大切に
これからも頑張ってほしいです!
私にとっても初めてづくしだった3ヶ月
フォローをしてくださった大人の皆さま
ありがとうございます!
(いつもですが…)
そして、短期といえども選べば他にもあったで
あろうアルバイトの中から、農業を選んでうちに来てくれた高校生さん、ありがとうございました
焼き芋や、焼きリンゴ、焼きマシュマロ
野草をひっこ抜いた事など思い出してね🍠
おばちゃんたちの顔も🤣
今回の高校生が来てくれた経験は決して無駄にはしません!
みなさん、これからも自分らしく
頑張って‼️‼️
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