ひとはあいそのもの
『魂や御霊と呼ばれているものは、”分かれたナニか”じゃないからね』
「恩地さん、でも分かれたから経験できるのでは?」
『分かれていると感じるのは身体や思考や心の側であって、御霊や聖心というものは”ひとつ””一者”だよ。いくら亘理が”オレの魂が叫んでいる”と言ってもそれは思考であって、”魂そのもの”じゃないってことさ』
「!!」
亘理は改めて鏡世とよばれる現世。つまり、この世界のキセキに気づいたようだったー。
『時間や空間の次元にない”ひとつ”のソレらは瞬時にどこへでも移動できる。ここでは移動というコトバを使うけど、移動してるわけでもない』
「プログラムと照らすものの違い?」
『思考もハートもソウルも。それらはあなたの内側にある。身体は幻想とはいえ、仙骨もあなたのものだろう。空にいたことに気づくには思考とハートの間に距離を作り出すもしくは真ん中のスペースからカラダの中心を下っていくだけさ。生まれても死んでもいない色即是空とは亘理のことなんだから』
「に、人間とは…」
『在るであるなら宇宙そのものだよ。で、誰もが毎日”在るで在る”。そのことに気づいていようといまいとね。あえていえば思考に住むことを選択する場合は、自我の”観念通り完璧に経験できる神の子”だね。どんな在り方であれ、そこに善も悪もない。あなたがどう在るか?』
「あ、それはわかりやすいかも・・」
『人生において何かが嫌なら観念を変えればいい。でもそれは空の至福には戻れない。しかし戻れなくともあなたは消えない。つまりいかなる存在であれ空に救われている。それだけのこと』
「多摩市とかキ○タマ師とは言えても、魂なんてもう言えません・・」
『何いってんの。亘理が誰かに魂を説くために言うのは全然かまわない。べつに説く場面でなくとも、なんであろうと自由に生きていい。亘理がそれで楽しくあるのであれば✨』
「ほ。よかった・・」
『完全に救われた世界だからこそ、ツマンナイという観念を手放して、おもいきり自由を感じればいいんだよ。人間とは事実ではどこまでも自由な存在なんだから💗』
「それにしてもなんだか、今回はひとであることのキセキを感じます✨」
『ははは。キビシメにいうとMeとは自我だけど、そのおかげで学び合いもでき、相手と勝負でき、病気や格差や家族を味わえ、探求も終わりを迎えるというわけさ。事実では何も動いていないのに』
ありのままでいい。
あなたのままで。
何も持っちゃいない。
それでも持ってることを。
楽しんでいい。
あなたはあなたに救われているから。
しかも完全に。
🌞 🌈 🌀
「オレは消えますか?」
『・・・』
『部長の呼び出し。一緒にいかないか?なら悟れるかもしれない😏』
「なんなんスかそれ💦オレ業務中にエロ動画なんてみてないっスよ!」
『愛と。命と。生命と。至福と。平和と。それらそのものである亘理だとわかったうえで、あえて言おう。亘理には愛がない😆』
「ちょ💦動画見たのは恩地さんだけです!😤」
『ははははははは!面白い幻想さ✨✨✨楽しきことであれ、苦しみであれ、エゴが真剣になるほど現実化する。亘理が神の独り子ゆえに👍』
「そんなぁ・・」
『涅槃像をみてごらん。あれはただ寝ているだけなんだ。それは自我の死を意味する。自我の死とは本当のあなたの復活でもある。誰もが毎日生まれては死んで。つまり誰もが悟ってるんだよ。ゆえに涅槃像とは在るそのもののあなたの像だ。悟りは存在しないが、同時に悟っていないひとなんていない』
「人生とは・・あいでした。オレとはあいでした😭😭😭」
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