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110. 私は喜んでリスクを取るようにしている。リスクのないところには、利益も成長もないから〜似鳥昭雄〜

みなさんこんにちは。


今回は、ニトリの創業者、似鳥昭雄さんの名言についてご紹介していきます。

ニトリは、2008年のリーマンショックの際にも6回の値下げをし、増収増益をしました。


「日本人の住まいを、アメリカのように豊かなものにしたい」
1972年に見たアメリカの光景に大きな感銘を受けた似鳥さんは、

日本の3分の1の価格、使用者目線で考えられた品質、色やスタイルで統一された品揃え、そしてそれを実現し、一般大衆の"日常の暮らし"を支えている数多くのチェーンストアの存在になりたい。

と思い、今も事業に取り組んでいるそうです。


似鳥昭雄とは

1944年、樺太で生まれ、戦後は北海道札幌市で育ちました。

幼少期は裕福とは言えない家庭で、学校でもいじめをよく受けていたと言います。

大学卒業後は、広告代理店に入りましたが、仕事が上手くいかず半年ほどで解雇されました。


23歳の時、父からよく言われていた、

お前は頭の悪い人間から生まれたんだから勉強が苦手なのは仕方ない。
だから人の2倍努力するか、人と違うことをやるしかない。

という言葉を胸に、人と違うことをしようと、自宅の周りになかった家具店を、家族から100万円を借り似鳥家具店を創業しました。


昭雄さんは接客がうまくいかなかったのですが、妻の百百代さんが販売することによって、順調に売上を伸ばしました。

そのことから、自分が苦手な部分もカバーしてくれる人がいれば上手くいくことを学び、
後に「自分が販売上手だったらただの優良店で終わっていた」と回答しています。


その後、競合店との競争に苦戦していた似鳥さんは、米国に家具の視察に行き、
「米国のような豊かな生活を日本で実現したい」
と決意したそうです。


私は喜んでリスクを取るようにしている。リスクのないところには、利益も成長もないから

家族から100万円を借りてでも家の周りに家具屋がないことに気づき似鳥家具店を創業しました。

今何ができるかではなく、最大限しようと思った先に何ができるかを考えて行動しています。

創業して売り上げが伸びなかった時も、妻の百百代さんのおかげもあり、周りに力を借りることで、自分にカバーできないことも、仕事としてできることに気づきます。

そのような、周りの助けもあって成長してきたところを見ると、リスクをとってチャレンジしてきたからこそ、その先に成長があるのだと思いました。

自分の目の前も見て、今できることではなくて、その先を見ながら、そこに到達するように努力をすることが大事だなと思いました。


最後に

今回は、ニトリの創業者の似鳥昭雄さんの格言についてご紹介します。

リスクがある時にこそその道を選ぶから、その先に成長がある、まさにそうだなと思いました。

先を見たチャレンジを選ぶからこそ、リスクが目の前に現れ、それを乗り越えるからこそその先に成長があるんだと思います。

今を変化しようとする時にこそ新しい壁が現れるものですが、その壁を歓迎する人こそ、成長が待っているんだろうなと思います。

僕も目の前のチャレンジを大歓迎して、先を見たチャレンジをしていきます。


それではまたどこかで。

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