見出し画像

レギュラーシーズン3試合を終えて

早くもレギュラーシーズン3試合が終了し、ファイナルシーズンに向けインターリーグを迎えるのみとなりました。

本当はもっと試合の振り返りを書きたかったのですが、なにぶん練習などで時間が取れず…。。この記事も手短になってしまいますがご容赦ください。
各試合についての感想などは全て振り返り配信でもお話ししていますので、是非そちらもご覧いただければと思います。


もくじ

  1. チームGAMEPANICの戦略について

  2. 選曲について

  3. 個人としての成長と課題

  4. チームGAMEPANICとしての成長と課題


1. チームGAMEPANICの戦略について

BPL IIDX部門とSDVX部門のレギュラーステージの最大の違いは先鋒戦の重要性にあります。(と考えていました。)
IIDXでは、自選曲を取り合うのが基本の進行だとした時に、どこかのポジションが他戦を取れれば勝ちになるというシステムです。さらに、「中堅2タテ+大将」「大将2タテ+任意1勝」で7ptに届くことを考えると、中堅以降の2タテが非常に強いルールだと感じました。

やっぱりシンプルですね

一方、SDVXの先鋒戦はどちらかに必ず3ptが入ります。
(メガミックスの引き分けはかなりのレアケース)

すると、先鋒戦を落としたチームは、勝利のために
「中堅2タテ+大将自選+初見」(9pt)
「中堅+大将3タテ」(9pt)
「中堅2タテ+大将2タテ」(8pt)
のいずれかが必要になり(要は、5試合中4勝が必須)、一気に苦しくなります。
改めて書いて思うけど本当に苦しすぎる!

逆に、先鋒さえ取れてしまえば
「先鋒+初見+どこか1本」(8pt) ←これが本当に強い!
「先鋒+中堅か大将2タテ+自選」(9pt)

で勝利です。うちのチームには自分とちや選手という初見が強い2人がいましたので、この

「先鋒+初見+どこか1本」(8pt)

が勝つのが良さそうだということになり、自分は大将2回ではなく先鋒戦に多く出ることになったのです。


なお、APINA戦については、YU11選手の残コストが70であることから、中堅戦がKND*48TE選手とPAPER.選手であることが明らかであり、運要素も絡むメガミックスバトルよりも中堅戦の2タテを狙うほうが確実性が高いということから中堅戦に出場する運びとなりました。

2. 選曲について

全体的に、「流したい曲」を選んできました。
初戦のメガミックスバトルなんて、自分が好きでやりたい曲を5個選んだだけですからね。(そしてそういう選び方がバフになるとも思っていました。)

第2試合 (vs Tradz)

ただやりたかった5曲

大事な初放送日ということで、大好きなボルテの大好きな曲を聴いて欲しいという一心で選びました。Nextaから始まったのが嬉しかったです。
ボルテといえばBPM200超えの高速曲というイメージがやはりあると思うので、BPMが遅めの曲にしたかったという裏テーマもあったりなかったりしますが。

そのおかげで350B1選手の選曲とBPMの落差が激しくサウナ冷風呂みたいなことになりましたね。

第3試合  vs GiGO

続く--H.R.--選手とのメガミックスバトルでは明確に勝ちを意識して、相手の苦手であるつまみ譜面を多く選びましたが、結果負けてしまい少し後悔しています。堂々と鍵盤で勝負したほうが良かったかな。

5色で綺麗だねという裏テーマあり

とはいえ、入念に対策してきたはずの蓬莱選手がきっちり本番につまみを外してくれたというのは今後何かに活かせると思ってます。

続く中堅戦の『Innocent Tempest』は、タッグを組むKAINARU選手が得意めだということ(元歴代スコアを保持)から選曲しました。テーマ「ONE-HAND」を説明するのに相応しい、PHQUASEさんによる出張の楽しい名エフェクトだという裏テーマもあります。

なお、これにてDiceros Bicornisの3曲全て選びました

いつ聴いても色褪せない最高の合作曲…
今思えば、タッグバトルに合作曲ってすごく良いかも

ただ、相手のSIRON.選手とDPE選手が好スコアを出して負けてしまったため、次の選曲は方針を変えることにしました。

第10試合 (vs APINA)


それが『afterimage d'automne』です。

歓声が大きかった

この譜面は自分の自己ベストがMAX-3と高く、「自分が引っ張るからちやに付いてきてもらう」という方針で選びました。そしてそれが無事ヒット。
(そして当然、曲が好きです。)

今後のタッグバトルの選曲でも、「自分のスコアが高い曲で、相方に付いてきてもらう」というのを基本的な方針で考えていこうと思っています!

大将戦の『神話に芽吹く』は、積年のライバルであるYU11選手に対する選曲としてはこれ以外に考えられませんでした。

Lv18のONE-HANDというジャンルの中で、ガチ押し系プレイヤーであるYU11選手が特に苦手とするであろう配置が多く、5年以上昔の登場当時から彼の苦手曲であることを知っていましたので、どれだけ対策されようと、どれだけ事故要素があろうと、これで挑んでやろうという気概で臨みました。

こんなにもPUCする曲は後にも先にもこれくらいでしょう。

YU11選手も自分と同じくらいこの曲に対して向き合っていたらしく、彼のPUC回数も40を超えていました。あの数字を見た時自分は嬉しくなりました。いくら投げられる予想をしていても、あくまで予想なのに、40回もPUCすることありますか?
きっと負けたくない気持ちはお互いにとんでもないことになっていたでしょう。
この戦いに敗れてしまったことは心の底から悔しいです。

ですが、こうしてたった2分のために2人の選手が同じ曲に向き合い続けた結果として生まれた試合だったということをどうか覚えていて欲しいです。

CRITICAL14個だったのは間違いなく練習し続けた成果です。
YU11選手のこのスコアも、間違いなく練習し続けた成果です。


3. 個人としての成長と課題

さて、レギュラーシーズン3試合の個人的な戦績ですが

メガミックスバトル・・・1勝1敗
タッグバトル・・・・・・3勝1敗(1位 3回  3位 1回)
シングルバトル・・・・・1勝2敗

やはり vs 350B1のメガミックスバトルは生涯忘れられないような経験になりました。あの状況で他選のLiar Rainを取れたという事実は、時が経つほど自信として自分の中に根付いてきています。

それから、この試合によって、自分がBPLに出た理由の一つであった「創る側に回ることができるから」というものを叶えることができたと感じています。
メガミックスバトルの面白さ、興奮を、BPLの1シーンとして楽しんで頂けていれば幸いです。

しかし。勝ち越してはいるものの、負けもそれなりに経験しました。
特に、--H.R.--選手やYU11選手といった、1巡目の強敵相手に負けています。

自分の性質上、試合中には実に色々なことを気負って考えてしまうので
いかに自分の強さを信じ、本番を楽しむかというのがこれまでの試合を経た課題として大きく残りました。
MURAKAMI選手が満を辞して登場した際の堂々さが衝撃として忘れられません。

これは1人のBPL選手としてではなく、一人の人間としての課題でしょう。
自分がどういう心境の時に、本来の自分を出せるのか。
どういう心持ちでいればよいのか。
考えは尽きません。

4. チームGAMEPANICとしての成長と課題

1戦目のvs Tradz以降チームの雰囲気は大きく変わりました。
試合中に多くコミュニケーションを取るようになりました。
チームメイトを信頼して送り出せるようになりました。

レギュラーシーズンは4位という結果でしたが、獲得ptはいずれも6, 7, 7ptとあと一勝どこかできていれば勝利という非常に惜しいものでした。

むしろ、毎回劇的な勝利をどこかでしてきたので、「これだけ良い試合してたのに4位なんだ」くらいの感想を抱いています。

オーダーも適切な配置だったと思っていますし、全ての試合が紙一重でした。
今後も、魅せる試合を続けていきます。


それでは、本日のインターリーグ戦、お楽しみください。
最後かも知れませんので、私も全力で楽しみます。

#SDVX
#BPLS2
#GAMEPANIC

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?