平成生まれが考える終戦直後の日本

・玉音放送が流れた日、学校が早めに終わったので、帰って冷房の効いた部屋でガツンとみかんを食べながらニコニコ動画を観る

・玉音放送が流れている最中に携帯のバイブレーションが鳴るけど、さすがに誰も指摘しない

・ラジオでは聞き取りづらかったので、NHKプラスで改めて玉音放送を聞き直す。専門家の解説も入り、「あー共同宣言を受諾するってそういうことか」と思いながらじゃがりこをつまむ

・昼にテレビをつけると、速報のテロップとともにミヤネ屋でマッカーサーが厚木飛行場に降り立つ場面が繰り返し流されていて、アメリカ政治が専門の学者がマッカーサーの人となりを解説している。梅沢富美男がGHQに文句を言っている

・マッカーサーが飛行機のタラップを降りてくる場面にミュージックステーションのBGMをつけたMAD動画

・闇市で古いパッケージのファンタふるふるシェイカーが売られている

・満州旅行のCM(ハルピン5日間〇〇万円! みたいなやつ)を見て、行けるなら行きたいけど、ご時世がご時世だしねえ…と思う

・公職追放されて暇になったお偉方のジジイが昼から公園でファミチキを食っている

・戦艦ミズーリ艦上での降伏文書調印の場面を中川家がコントの題材にする

・ソ連が土壇場で対日参戦したため、履修登録の時期にロシア語の授業だけ抽選がない

・ヤフコメとかショート動画のコメ欄にいるような奴らが、幣原喜重郎のことを敗戦メガネ呼ばわりしている

・疎開先から帰ったり、復員したりする人々の需要が高まりすぎて、えきねっとのサーバーがダウンする

・若手の二等兵が復員するときは、えきねっとのトクだ値とか、スカイメイトとかでお得に帰れてるのに、年配の将校クラス連中は律儀にみどりの窓口に並んだりしてて、それを茶化すツイートがバズる

・「疎開先ではおいしい米に野菜に肉や魚まで食べれてたのに、東京に戻ったらどこもボロボロで毎日腹ペコ。ここまでして私たちが東京にしがみつく意味って何?」みたいなツイートに大量の引用リツイートがついている

・世間は大きく動いているものの、草むらの匂いとかはずっと変わらないことに気づく



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