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「紙のひも」で年商7億円!子育てママたちが大喜びの「託児付きランチ」!? 主婦の視点を生かした儲かりビジネス!

今回のがっちりマンデーは…「儲かる!主婦社長!」

そもそも日本では、女性の社長比率はたった8%程度,、1割にも満たない。
しかし、家事や育児に大忙しでありながら、社長業もこなしちゃう、スーパー主婦社長がいる!

女性の心理をうまくついたり、
主婦の視点を生かしたサービスだったり、
“主婦ならではのアイディア”で、
がっちり儲けている会社があるんです!
 
主婦社長 松田さんの会社は、年商、なんと7億円!
売っているのは…ただの紙の紐!?

元エステティシャンの主婦社長、
山村さんがやっている謎の商売。
会社の入り口には、なぜか!クマの置物!?
一体、どんな関係が?

今回は、大活躍のスーパー主婦社長に迫ります!

※以下、7/26放送した内容の書き起こしです。


「紙のひも」で年商なんと7億円!大人気のワケとは?

まずやってきたのは、千葉県茂原市にある…

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「エムズファクトリー」という会社
一体、どんな主婦社長なのでしょうか!?

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松田社長:社長の松田裕美です。

かなりバッチリ決まってる松田裕美社長、
主婦って感じもあまりしませんが…

松田社長:子供が3人おりまして
スタッフ:お子さんっておいくつですか?
松田社長:1番上が31歳です。

14年前、専業主婦だった松田さんは、
3人のお子さんを育てながら、思い切って起業!
その事業というのが…

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松田社長:こちらです。クラフトバンドという紙のひもです。

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そう、エムズファクトリーは、
「クラフトバンド」という紙のひもを販売している会社
ただの「紙ひも」と侮るなかれ、年商は…

松田社長:7億円くらいだと思います。
スタッフ:紙ひもで7億円いくんですか?
松田社長:そうなんですよ。

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売上げは設立10年目で、5億円を突破!
そして昨年は、なんと7億円ごえ!
そんな凄腕の主婦社長、松田さんのご自宅が…

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こちら!
1億円の豪邸!

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そして庭には…わかりやすく噴水が!
さらに!

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松田社長:ここが滑り台になっているんですけど。2階から朝荷物持って、ここからシューって降りて早く出勤できます。 

さすが社長、出勤も個性的です!
でも、やはり気になるのは、この紙ひもで
どうして7億円も売り上げることができるのか?という点…

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松田社長:クラフトバンドの50メートルとかで、バッグが作れるんです。

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松田社長:こういう名刺ケースとか、かわいいでしょ?

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実は紙ひもから、バッグや財布、名刺ケース、色んなものが作れるんです!
松田社長は、子育て中にこの紙ひもの手芸に夢中になり、
自らその材料を販売するようになったんです。
エムズファクトリーのクラフトバンドは、基本ネット販売で、
実店舗は本社内にある1つのみ。
お店にいたお客さんに、その魅力を聞いてみると…

お客さん:材料的には安いかもね、自分が作るからね。
スタッフ:この手提げも、もしかして?

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お客さん:そうです。これで500円くらいで作れます。

たしかに材料が紙の紐だから、安い!
自分好みのバッグや小物が安く作れる!と大人気なんです
でも、そんな安い紙紐ひもで、なんで7億円も稼げるのでしょうか!?
そこには、松田社長の「なるほど!な儲かり戦略」があるんです!
それが…

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松田社長:これです。
スタッフ:これなんですか?認定証?
松田社長:「資格制度」を作りました、講師認定証です。

 
そう、松田社長は「資格制度」そのものを作ったんです。
紙ひもの100種類の編み方をマスターすると、
「クラフトバンド手芸」講師の資格を取得できます。

そして、この資格制度が売上げにどう関係しているのでしょうか、
資格をとった講師の方いわく…

講師:最初は自分が作ってみたいと習いに来て、そのうち楽しいから、じゃあ、他の人にも教えたいって思いました。

そう、資格をとった講師さんは、せっかくだから教室を開く。
すると…?

松田社長:先生を増やせば、生徒がもっと増えるので、
生徒は材料を買ってくれるので…、

そう、講師が増え、教室が増えるほど、
紙紐を買う生徒さんも、ドンドン増える!

現在、講師は全国に3700人、生徒の数は、今や10万人近くに!
それは、紙紐も売れるわけです!

松田社長:とりあえず女の人はカゴとかバックが大好きなんですよ。毎年買いますよね。男の人も、嫁がバッグあるのにまた買うんだよ!ってよく言ってます。あと包装紙とか、かわいい紙袋とか綺麗に畳んで取っておいたり、入れ物が大好きなんです、女の人は。

そんなエムズファクトリーには、
松田社長が決めた、独自のルールがあるという
それが…

スタッフ:女性ばっかり…

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松田社長:そうですね、女性しかいないんです。商品も1缶4キロとかあって。1人でも可愛い男子がいると、「持って、持って」ってなるでしょ。
スタッフ:そんな風になるんですか?
松田社長:私がそうなっちゃうから、みんなもそう。

男性が一人でもいると、男性の目を気にして
ついつい仕事の効率が悪くなる!
そんな社長の経験に基づいて、社員は全員女性なんです!
そして今年、エムズファクトリーに、新たな展開が!

松田社長:年明けにアメリカのカリフォルニアに店舗を出しました。
スタッフ:すごいですね、アメリカでも成功したら。
松田社長:いや、するでしょう!するから行くんですよ!

本当に、成功しそうですね!

エムズファクトリーはクラフトバンドでがっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:資格制度を自分で作ったってすごいですね。
アンミカさん:あれはすごくよく考えられてると思いますね。女性って、手のかかった物って人に見せたくなるんですよね。だからやっぱり、あのかごバッグも作ったら「見て」って、そうしたら、「可愛い!どこで買ったの?」ってなって、「自分で作ったの」「私も作りたい!」って、どんどん口コミで広がっていく。
加藤さん:自分で作れたらいいなと思うんですね。
アンミカさん:褒められたら、実は自分で作って…って、それで30分はしゃべれます!


子育て経験がビジネスに!ママたちが大助かりの託児付きランチ!

続いてやってきたのは、東京恵比寿!

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この、やけに細い一軒家をオフィスにしているのが、
“ここるく”という会社
一体、どんな主婦社長なのでしょうか!?

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山下社長:社長の山下真実です。今9歳の娘と3歳の息子がおります。

山下さんは、上の娘さんを産んだわずか2年後、35歳の時に起業!
すると、その画期的なビジネスが注目を集め…

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女性起業家大賞最優秀賞など数々の賞を総なめに!

山下社長:今従業員としては7名ほど。
スタッフ:売上げは?
山下社長:まあ、ウン千万円みたいな感じですかね。

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従業員たった7人で売上げはウン千万!
しかも設立以来、右肩上がり!
果たして、数々の賞を受賞した、がっちり!なお仕事とは!?

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山下社長:ここで今から準備を始めます。
スタッフ:普通の和室ですよね?
山下社長:これからあるものを作ります。

恵比寿のオフィスにある和室で、
おもむろにスタッフが片付けを始めました。
そして、取り出したのが…

社員さん:おもちゃを用意しています。

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おもちゃを並べたら、これで準備完了!らしいのですが…
一体何が始まるのでしょうか…

ママ:こんにちは、よろしくお願いします。

ママさんたちがどんどんやってきて…赤ちゃんを預けていきます。

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そう、「ここるく」が作っていたのは、“簡易的な託児スペース”
そして、ママさんたちが向かったのは…

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この近くにある、人気レストラン!
ママさんたちは、ランチを満喫!
これは、一体どんなビジネスなんですか?

山下社長:ママ向けの、託児付きランチサービスをやっています。人気のレストランと提携をして、レストランの個室やすぐ近くの空きスペースを託児スペースに変えてお子様をお預かりするサービスです。

そう、ここるくのサービスは、国内初の「託児付きランチ」

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ママさんたちはホームページから、
行きたい日にちと、レストランを選ぶだけ!
これで、ランチを予約したと同時に、
そのお店の近くの託児スペースの手配もできちゃうんです。
例えば、品川のレストランならお店の近くのレンタルスペースを、
西麻布のお店なら近所のダンススタジオを託児スペースにして、
ここに保育士さんを用意してあげる!
一番人気は、食事代と託児代合わせて、1人あたり6000円のプラン。

「ここるく」は5、6人の赤ちゃんをまとめて預かるから、
ベビーシッターを頼むより、はるかに安いとのこと!
このサービス、子育て中のママさんにとっては…
  
ママ:子育ってって24時間、子供が寝てる間も気が抜けなくて。リラックスしながら食事をいただけるっていうのがどれだけリフレッシュになるか。

ママ:子供を預けて、両手を使って食事ができる。いつも抱っこしながら、抱えながらなので、今ナイフを使えるのが感激。

子育て中のママさんは、
24時間 赤ちゃんの面倒で、ほとんど自分の時間が作れない。

山下さんは自身の子育て経験から、
そんなママたちのストレスを和らげたいという思いで、
この「託児付きランチ」を発案したんです。
実はこれは、提携している飲食店にも、メリットが!
第一ホテル東京の町田克己さんに話を伺いました。

町田さん:単価アップにつながっています。自分へのご褒美という意味合いもあると思うので、ちょっとグレードの高い商品を提供しています。

でも、ここるくはどうやって儲けているんですか!?

山下社長:ママたちからの手数料が弊社の収入になってきます。
スタッフ:何パーセントくらい?
山下社長:実際の数字はちょっと…
スタッフ:10%くらい?
山下社長:まあそうですね
スタッフ:15%くらいですか?
山下社長:うふふふ。

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ランチ代、託児代を差し引いた手数料が会社の取り分になるのですが、
「ここるく」の儲けはこれだけじゃないんです!
今、託児付きランチが人気となり、こんながっちりが!

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山下社長:野村不動産さんが再開発エリアに建てられるマンションで、子育てしやすいエリアですっていうのをわかりやすく伝えるために物件のエリアの近くで託児付きサービスが利用できる物件をコラボしてます。

マンション会社とのコラボ!
これは、マンションの共用部分のラウンジを託児スペースにして、
入居者は、近くの人気のレストラン・カフェ・エステを
「ここるく」の託児付きで利用できるということなんです!

この事業、まだまだのびそうです!

「ここるく」は託児付きランチでがっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。
森永さん:「ここるく」の場合、ちゃんとした保育士がつくんです。プロだから安心できるわけですよ。実はあの保育士さんが、自分の子供を育ててる時って、フルタイムで働けなかったりするんです。世の中には資格を持ってんだけれども、働いてない潜在保育士みたいな人がたくさんいてその人たちがスポットで働くという場にもなってるんです。
加藤さん:意外に保育士さんの資格持ってる方は、結構いるんですね。


最新型「動物捕獲器」を作って年商2.6億円!

続いてやってきたのは、新潟県燕市にある…

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こちらの会社。

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「栄工業」とありますが、
一体、どんな主婦社長なのでしょうか?

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山村社長:代表の山村です。

山村則子社長は、24歳と20歳の2人の娘さんを持つ主婦。
社長としては2代目なのですが、その年商は…?

山村社長:2億6000万円です。

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山村さんが社長になって8年、
昨年は、売上げが過去最高の2億6千万円を記録。
一体、何でがっちりなのでしょうか!?

山村社長:女性があまりやりたがらない仕事だと思います。

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工場では、溶接をして何かを作っていますが、
この業界は男性ばかりで、女性はかなり珍しいとのこと。
栄工業の商品が使われている場所があるとのことで、
案内してもらうと…

山村社長:ここは食品関係の施設になります。農家さんでも多く使われています。

利用者は、主に食品関係の会社や農家さん。
そして、その商品が使われている場所が…

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山村社長:セットしてあるのがこちらになります。

ん?天井裏??ということで、
のぞいてみると…

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なにやらカゴのようなものが!

山村社長:私たちの会社は、害獣を捕獲する「捕獲器」を作ってるメーカーです。

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そう、栄工業はネズミやタヌキなど、害獣の捕獲器を作っている会社。

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山村社長:こちらの方に、大型のイノシシとかクマを捕獲する捕獲器があります。
スタッフ:お値段は?
山村社長:30万円くらい。

そして、この中には社長が発案し、
未曾有の大ヒットとなった捕獲器が!

それが…

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ネズミの捕獲器、お値段1万3000円。

山村社長:年間で1000台くらい売れればいい方なんですが、弊社では年間で2000台弱くらい。

実はこれ、捕獲器業界に革命をもたらしました!

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普通のネズミ捕獲器は餌を取ろうとすると…

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入り口が閉まる仕組み。だから、1匹しか捕まえられない。しかし、栄工業のネズミ捕獲器は、何匹も捕まえられる!
その秘密が…

山村社長:弊社のネズミの捕獲器は、ネズミの出入りが自由なんです。
スタッフ:出入りできるんですか?
山村社長:はい!
スタッフ:閉まらないんですか?
山村社長:閉まらないです。ネズミはものスゴく臆病で警戒心を持っている動物なので、なかなか捕獲器に入っていこうとしないんですね。
スタッフ:だから出入りが自由ですよって?
山村社長:そうです、何度も何度も出入りをして。

 
そう、栄工業の捕獲器は、“ネズミを安心させる作戦!”

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出入りを自由にし、遊び場を設け、警戒心を解く。
しかし、安心して餌に近づくと…

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山村社長:ネズミの重さで下がるんですね。

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山村社長:これで捕獲が完了になります。
スタッフ:もう戻れないんですね?
山村社長:はい。戻れないです、音が全くしないので。自分が捕まったという気がしないので餌を食べてるんですね。それを周りで見てるネズミたちが、ここは安全に餌が食べられる所だという風に理解して次々に入るっていう、これがネズミの習性なんですよ。

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普通の捕獲器だと、10匹捕獲するには、10個仕掛けないといけない。

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でも、栄工業のネズミ捕獲器なら、1台で何匹も捕獲できるんです!
他にも、タヌキの捕獲器は…

山村社長:女性が持ってもあまり重くないタイプ。天井裏に上げなければいけないので。

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女性でも持ち運びしやすいようにと、
タヌキ捕獲器の重さを従来の半分以下、60%近くも軽くしたんです。
こうした独自のアイデアが生まれるのには、
その製造現場にもヒミツがあるらしい…

スタッフ:女性が多くないですか?

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山村社長:製造現場は全員で7名になります。そのうち女性が6名。

社長いわく、女性が多い現場だからこそ、
女性目線のアイデアが生まれるんだとか。
ところで、社長!
そもそも、どうして捕獲器を作る会社の社長になったんですか?

山村社長:嫁ぎ先の親がやってた会社なんです。私は元々はエステティシャンだったんです。

嫁ぎ先のお父さんが社長だったのですが、
旦那さんは、継ぐつもりがなかったようで…

スタッフ:旦那さんは絶対に継がないって感じだったんですか?
山村社長:そうですね。
スタッフ:嫁をなんとかってお父さんとしては。
山村社長:嫁に来る条件には全く入ってないかったんですけど。

でも、山下さんは昨年ついに
先代の社長の売上げを超え、最高記録を更新!すごい!

栄工業は女性が手掛ける捕獲器でがっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん: 捕獲器と女性というのは、なんか繋がらないなと思ったんですけれど。
アンミカさん:女性が溶接するのも初めて見る光景でした。よく考えたら軽いものを作ってらっしゃるので、溶接も女性ができるっていうのと、ねずみも残酷じゃないと言うか、蓋の重みで頭打ったり、固まったり粘着テープが取れなくて泣いてるものをよく見てたので、あの何匹も楽しそうに餌食べて集まるっていうが優しい捕まえ方だと思いますね。


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