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アパレル業界歴10年だった私が、金融ベンチャーで働いた理由

みなさま、初めまして。株式会社日本クラウドキャピタル(以下、JCC)で経理をしている大塚冴(さえ)と申します。

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私はJCCに入社したのは 2020年9月。

社歴としてはちょうど1年が経ったばかりです。服飾系の高校と専門学校を卒業した私はアパレル業界での経歴が長く、JCCに入社するまで経理の実務経験もありませんでした。

JCCとは無縁のキャリアを歩んでいた私がJCCへ異業種から転職した経緯と、私が思うJCCという会社の特徴について、今回はご紹介させていただきます。

異業種からの転職を希望されている方、JCCに少しでも興味を持っている方にも、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

アパレル販売員からなぜ金融業界の経理に?

学生時代からファッションに興味のあった私は、全国に店舗展開するベビー・子供服と関連用品専門店でアルバイトとして7年、婦人服・ジュエリーを取り扱う銀座のセレクトショップで正社員として3年、販売員としてお仕事をしてきました。

銀座のお店は日本法人の設立前に国内で初めてグッチやエルメスを輸入・販売した歴史ある会社で、HERNO(ヘルノ)やAGNONA(アニオナ)などイタリアを中心に欧州のハイブランド商品を扱っていましたが、2019年秋に会社がまさかの倒産。

そこで長く働き続けられるお仕事に転職したいと考え、昨年2月からハローワークの紹介で簿記の勉強を始め、事務職を目指すことにしました。

2ヶ月で終わる予定だった簿記の講習は、新型コロナの感染拡大の時期と重なって3ヶ月ほどかかってしまいましたが、昨夏には本格的に転職活動を開始し、そこでJCCの面接を受けたというのが私の簡単な入社経緯です。

現在は外注先から送られてくる請求書の管理や支払い、売り上げが立った際の請求書の発行・送付、入金管理などを担当しています。

月次や年次での売上管理は経理の大切なお仕事で、各部署へヒアリングして経費や業務委託契約書の管理などの情報収集も行なっています。

専門用語が飛び交う会議には戸惑いも…

幸か不幸か、前の会社が倒産した経緯から資金調達に奮闘する役員の姿を見ていましたが、そもそも企業の資金調達に対して入社当初の私はしっかりしたイメージも湧きませんでした。

簿記の知識だけで経理の実務は未経験。しかもアパレル業界しか知らない私が、本当にこの会社でお給料をもらえるようなお仕事ができるのか?

新しいことをたくさん学び、心機一転、仕事に取り組みたいという気持ちは強くあった一方で、そうした不安も正直に面接では伝えました。

クラウドファンディングの存在は知っていましたが、その株式投資型となると私には全く未知の世界。

実際、入社した直後は社員の皆さんが会議で何を言っているのかよくわからず、ポカーンとしていました。

「新株予約権がこうだ」とか「エンジェルがああだ」とか、新世界の言葉がいっぱい出てきて「何だそれ?」と……(笑)。

経理の仕事を覚えながら、そうした専門的な用語が飛び交う会話に慣れていくのは、少し大変でした(正直、未だに自分の口をついて出るほど、そうしたワードが馴染んでいるわけでもありません)。

ただ、経理の業務自体に関しては先輩にも恵まれ、あまり違和感を感じることなく、1年間この仕事を続けられました。

管理部の先輩方にはたくさんご迷惑もおかけしたと思いますが、会社としても1から教えていただける環境を整えてくれました。

わからないことを気軽に質問でき、教えてもらえる環境はとても有難いことですし、そうした会社や先輩に出会えたことは本当に幸運だったと思います。

2年目は2年目で新たに学ぶべきことがたくさん出てくるはずですが、そうした職場の雰囲気は経理として他の部署の方に接する時にも感じました。

ときに経理は社内の各部署に面倒な対応をお願いしなければいけない立場でもありますが、けっして無下にされるようなこともなく(笑)。

年齢や社歴に関係なく皆さんきちんと耳を傾けてくれますし、疑問点などがあれば私にもしっかり質問してくれる。そうしたやり取りの中で私は成長できたと思います。

JCCは「ダイバーシティ」を体現した会社

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前職では一番年の近い後輩の方でも私より10歳年上だったことなどもあり、自分が転職活動ではジェネレーションギャップなど人間関係の面で、新しい職場に馴染めるかという心配もありました。

が、それは全くの杞憂でした。

いまJCCにはインターンの方も含めて社員も着実に増加中で、私が入社してからも20人ほど増えており、年内には100人を超える見込みです。

社員の働き方や年齢、出身の業界やキャリアも多様で、インターンの学生も多く 在籍しています。業務委託の方も含めると本当にいろんな人が事業に携わっていて、毎月、冊子にできるくらいの量の請求書の束が届きます。

それだけ動きが活発ということだと思いますが、社歴1年の私がJCCという会社の印象を一言で紹介するとしたら、「ダイバーシティを体現した会社」「若々しい会社」だと思っています。

単純に会社の設立年や社員の年齢が、という意味もありますが、展開している事業の内容についても、日々の働き方についても、そう感じます。

この1年ほどを振り返っても、毎日の業務の効率化を進めることに躊躇いがない会社で、常に改善をし続けています。

会社などにもよりますが、アパレル業界は古いブランドほどアナログな業界で、こうした点は前の会社では難しかった部分でもあり、働いていて「新しい会社って、きっとこういう会社のことなんだな」と実感しました。

私が入社した頃にはすでにリモートワークがメインになっておりました。

「フレンドリーな職場です!」と言うほどキャッキャッしているわけでもありませんが、皆さん変な壁や垣根はありません。

ちょっとした雑談をしていると、年齢の差や社歴の長い・短いということを感じさせない方ばかりで、1つ質問したことに100ぐらいお話が返ってくる(笑)。業務や仕事に限らない情報感度の高さにも感銘を受けています。

私がJCCに入って一番驚いていること

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前職との違いはいろいろありますが、どんな職場や仕事でも変わらないこともあります。例えば、私はいつも周りの人の仕事に対する姿勢にたくさんの影響を受けてきました。

JCCの社員の働きぶりは、まさに仕事に熱中しているという感じ。仕事に依存しているわけでもなく、一心不乱というほど必死な感じとも違いますが、自分の仕事に対して真摯に向き合っている方が多い印象です。

それぞれ役割や業務に熱意を持ち、結果に妥協しない。リモートワークが多いなかでも、他の方のお仕事ぶりなどを見ていると、私ももっと力になりたいと刺激を受けています。

また、いろんな専門性を武器にさまざま問題を解決しようとしているベンチャー企業を知ることができることもJCCで働く魅力です。

AIなど最先端の事業を展開するIT企業や農林水産業の企業など、営業の方々が扱う案件は本当に多種多様です。ファッションやアパレル業界のお取引先様もいらっしゃいます。

ご自身の仕事の専門性を突き詰めていきたい方もそうですが、新しいことに好奇心を持って取り組める方、挑戦することや変化に対して抵抗感のない方にも、きっとJCCはぴったりな会社です。

私の場合は少なくても経理業務に関しては初めて経験で、比較対象や潜入観がなかっただけに、素直にいろいろ吸収しやすかったという部分もあった気がします。

それにしても、我が社の営業チームはどうやって時代や情勢にフィットした案件をあれ程たくさん見つけてくるのか…。

私はアパレル販売員として営業に近い経験もしてきましたが、いつも本当にすごいなと感心しきりです。

私もバックオフィスを担当する社員として、ユーザー様を陰ながらサポートできるよう、丁寧かつスムーズなお仕事していきたいと思っています。


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