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第71回逗子市内一周駅伝

先日、逗子市内一周駅伝第71回大会が開催れ、RUNNING ZUSHIからは2チームが出場。Aチームは昨年に続いて優勝を目指して、Bチームは総合入賞を目指してそれぞれ走った。

大きな変更点

逗子の駅伝は各地で公道を走る大会が減る中、数少ない公道を走ることのできる貴重な大会だ。しかし、それも随分と縮小された。

昨年までは6区間27.6km全て公道であったが、今年は5区間21.7kmと大幅に短縮され、1区、2区、3区冒頭は池子の森自然公園内を走り、スタートとフィニッシュが大きく離れた市内一周ではなく片道切符の大会となった。

それに伴い、5区間中3区間以上が逗子市内在住、在勤、在学の選手であることとなり(昨年は3/6なので割合からすれば妥当)、区間が減った分、僕らのように逗子のトラックを使って練習しているけど、市外からも参加するメンバーの多いチームは編成が難しくなった。また、1チームあたり1名の大会補助役員派遣義務が2名に増え多数チームを編成する団体は参加の敷居が上がった。

今回の大会開催のあたり、一番気になるのはコース変更についてだ。コース上の渋滞は今に始まった事ではないし70年以上続く伝統ある市民行事だ。お祭りとして考えた時に、お神輿が延々と通るのと選手通過区間だけを都度10~15分程度制限するのとではインパクトが違う(当然ながらお神輿や祭りを否定するものではない)。地域を巻き込んで伝統ある行事を存続させるために工夫した方が圧倒的にやりがいもあり盛り上がるはずだ。何より70年の伝統を手放したらもう戻らない

年々、参加資格も厳しくなり、現在は「1kmあたり4分半で3km以上走れること」という参加資格もある。これって市民行事として参加者に求めるハードルにしては高すぎる。にも関わらず、コース短縮や参加者への負担は増え続けるというのはおかしな話だ。ぜひ見直してほしい。

昨年のnoteから:逗子駅伝の課題と今後に向けて

ちなみに、せっかく公道を走れるのだから、ルート上にあるお店や商店街、学校などなどどんどん巻き込むべきであると僕は思っている。

ご贔屓のお店で打ち上げをしたり、露天を出したり…。イベントとして盛り上がればそこで商売が成り立つし、休日の過ごし方の選択肢にもなる。そうなれば、交通規制をしたとしても受け入れられるし、地域にとってプラスになる。

この駅伝の規模が大きくなって市の中でも位置づけが大きなイベントになれば、市内だけでなく対外的にも名物になる。

地域対抗には葉山チームや横須賀チームがいたっていい。地域(逗子や久木)で集まらないなら、商店街でチームを組むのもアリかもしれない。団体で消防署が119番で走るなら(交通整理の兼ね合いもあってか110番ゼッケンで警察は時々出場)、何番かわからないけど郵便屋さんが走ってもいいじゃないか。

僕自身、監督兼選手でもあるけど、旗を振る人、道を拓く人でありたいのでついこうしたことばかり考えてしまう。その方がイベントが面白くなるし、盛り上がれば存続に繋がるし、みんなハッピーになれると思うからだ。

以上、昨年のnoteから引用。

縮小されたとはいえ、市内中心部も通る。連携すればもっと盛り上がり名物になるはずだ。


本題:今回の駅伝のこと

2年前は76秒差で2位、昨年はそれをひっくり返して13秒差で優勝。
そして、今回は…41秒差で連覇を達成することができた。

毎度のことになるが、優勝のための不安材料は今回も僕だ。周りのメンバーに比べ、やはりロードの走力が落ちる。とはいえ、駅伝はチーム戦。僕が作るマイナス分を残りのメンバーがフォローし、優勝に向け一番可能性の高いオーダーを組んだ。

ちなみにオーダーを組む際の考え方はいろいろだと思うが、少なくとも僕は周りのチームのオーダーは考慮しない、というか気にならない。どんなオーダーがわからないことに比べ、僕らの力を最大限発揮できるように考えることが僕らにとってベストだからだ。

1区:スタートダッシュだけでなく要の区間に (2位)
昨年までは最短距離のスピード勝負区間であったが、今年から距離が伸びここでの位置どりが2区以降に大きく影響する。区間賞こそ逃したものの、絶好の位置でタスキを受け渡し。

2区:鬼門の僕の区間 (2位)
ベースの走力に加え、腰を痛めていた。最短距離を走ることでライバルチームに抜かれてもそのダメージを最小限にする走りを心がけた。離されてしまったけど現状の全てを余すことなく出す走りをして36秒差?で3区へと繋いだ。

3区:エース区間その1 (2位)
ここから公園を抜け公道へ。やっと逗子駅伝らしくなってきた。クネクネと続く住宅街を抜け、徐々にバス通りへ。前が見えるようになりしっかりとタイム差を詰める走りをしてくれ22秒差で4区へ。区間賞!

4区:重要繋ぎ区間(2位)
公園外からは次第に市内の広範囲へコースが広がるため応援が難しい。常に前の選手を見据えて走り切り、タイムさも縮めて最終5区へ。ここでも区間賞!

5区:エース区間その2 (2位→1位)
この駅伝の最長区間で、やはり応援がなかなか手が回らない。18秒差で繋いだ襷を中間点で先頭をとらえ、逆転。そこから突き放して見事フィニッシュ。3人目の区間賞。

区間が1つ減り、鬼門の僕のタイムが若干落ちたことに加え距離が6km近く短くなったにも関わらず、昨年よりも大きな差をつけて優勝できたことは大きい。それぞれがしっかりと駅伝に照準を合わせて準備をしてくれたからこそだ。

うちのチームは、皆で一緒に何かするというよりはそれぞれに練習をするし、トラック、ロード、トレイル、ウルトラ…メインの活動がバラバラだ。それもあって皆で何かをするというのがそもそも難しい。けれども、こうして大切な日に力を発揮することに長けているし、何より走ることが好きだ。チームとしての活動は決して多くないけど、これはこれでうちのチームの個性だと思う。


本題②:RUNNING ZUSHIで一緒に走ろう

RUNNING ZUSHIは2016年の1月半ばに立ち上げた。
逗子に越してきて数年、都内に住んでいたときは皇居や砧公園を走っていたがそうした場所に行かずとも住む地域の近くでランニングする仲間と、ランニングする環境を作りたいと思ったのがきっかけだ。

レースに出るもよし、出なくともよし。
トレイルでも、マラソンでも、ウルトラでも、部活でも専門に取り組むスタイルはなんでも良い。子どもも大人もそれぞれの目標に向かって一緒に走り、楽しみ強くなる。そんな風に身近にランニングを楽しむ環境を作る。これが僕の考えるランニング逗子のミッションだ。

ランニングクラブを8年も続けていると、個々の走ることに対する目標やモチベーションも当然変化するし。また、コロナ禍でライフスタイルの変化や大会の中止など色々なことがあった。

それでも新たに仲間を増やしながら活動を続けられているのは参加してくれるみんなのおかげだ。ランニング逗子も9年目に入る。この1年も楽しみながら成長していきたい。



【お知らせ色々】

1/28(日)令和6年能登半島地震チャリティラン(受付中)
3/16(土)大楠山ミニマウンテンマラソン2024(受付中)
4/13(土)第9回KANAGAWA Jr TRAILRUN in 逗子・神武寺(受付中)
4/21(日)第10回YAMANASHI Jr TRAILRUN in 甲府・武田の杜(受付中)
5/25(日)第5回 YOKOSUKA Jr TRAIL RUN & 駅伝 in 田浦梅の里(受付中)

「RUNNING ZUSHI」
逗子市内池子の森自然公園内400mトラックを拠点にしたランニングチームです。

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【スロヴェニアに対する旅の記録】
◎スロヴェニア紀行(旅の記録色々)

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