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【Unityアセット】Nice Vibrationsを使ってみた

こんにちは。アプリ開発者のpinbitと申します。Android, PC, iOSで簡単に振動が扱えるNice Vibrationsを使ってみたので、今回はその紹介記事です。

Nice Vibrationは以下からダウンロードできます。Nice VibrationsはMMFeedbacksというアセットにも含まれています。MMFeedbacksも必要な場合は、こちらを購入することをお勧めします。


公式ドキュメント

導入方法

ゲームに追加してNice Vibrationsを使うために必要なのは、パッケージをインポートして、プロジェクト内にNiceVibrations/Common フォルダをインポートすることです(残りのフォルダもインポートすることが望ましい)。シーンに何かを追加する必要はなく、どこにもコンポーネントを追加する必要はありません。これで、スクリプトのどこからでもバイブレーションメソッドを呼び出すことができるようになりました。

バイブレーションを呼び出すスクリプトの先頭にこれを追加する必要があります。

using MoreMountains.NiceVibrations;

振動させる方法

Nice Vibrations には、あらゆる種類の振動をトリガーするための多くのメソッドが用意されています。最もシンプルなのは Vibrate() です。これはiOSとAndroidデバイスの両方でデフォルトのバイブレーションをトリガーします。

MMVibrationManager.Vibrate();

これだけでも十分良いですが、ナイスバイブレーションはそれ以上のものを提供しています。他にも(ゲームパッド、iOS または Androidなどで共通で利用できる)普遍的なメソッドがあります。それはHapticと呼ばれるもので、パラメータとしてHapticTypeを取り、あらかじめ決められたパターンをトリガーできるようになります。これらのパターンは iOS 10+ でネイティブです。 そして、それらは Android でも同じフィードバックをシミュレートするために、Nice Vibrationsに組み込まれています。

この方法の使用方法は以下の通りです。

MMVibrationManager.Haptic (HapticTypes.Success);

使用できるタイプは以下の通りです。

Selection : Androidでは軽い振動、iOSでは軽い衝撃
Success:Androidでは軽くて重い振動、iOSでは成功のインパクト
Warning:Androidでは重くて中程度の振動、iOSでは警告の衝撃
Failure:Androidでは中/重/重/軽の振動パターン、iOSでは障害影響
Light : iOSでは軽いインパクト、Androidでは短くて軽い振動。
Medium : iOSでは中程度のインパクト、Androidでは中程度のレギュラーバイブレーション
Heavy : iOSでは重い衝撃、Androidでは長くて重いバイブレーション
Rigid : 短くて硬いインパクト
Soft:やや長めでソフトなインパクト

以下のように呼び出すことができます。

MMVibrationManager.Haptic (HapticTypes.Selection);
MMVibrationManager.Haptic (HapticTypes.Success);
MMVibrationManager.Haptic (HapticTypes.Warning);
MMVibrationManager.Haptic (HapticTypes.Failure);
MMVibrationManager.Haptic (HapticTypes.LightImpact);
MMVibrationManager.Haptic (HapticTypes.MediumImpact);
MMVibrationManager.Haptic (HapticTypes.HeavyImpact);
MMVibrationManager.Haptic (HapticTypes.Rigid);
MMVibrationManager.Haptic (HapticTypes.Soft);

使ってみた

このように、Nice Vibrationsを利用すれば簡単にゲームに振動を追加することができます。私も以下のアプリで利用しているので、試してみてください。

Nice Vibrationsのダウンロードはこちら


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