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交換留学で対人サークルへ学びにいった話

実は最近、縁あって強力な対人サークルとして名を馳せている「さいぷちっ!」様(以下さいぷち)へ留学の機会をいただくこととなり、10月中はさいぷちの一員として活動していた。

またとない機会だったため、この留学を通じて何を学べたのか、何を思ったのかnoteに記していく。

特にサークルの管理側にいる方々には、こういった形の交流もあるということでご参考いただき、今後のサークル間の交流やサークル発展のヒントとなれば幸いである。


■経緯

元はと言えば、対人サーバーで雑談していたときにさいぷち所属の友人が使用したスタンプが原因だった。

さいぷちグループではディスコードサーバで秀逸にデザインされたスタンプやウマ娘スタンプを使用することができるようだ。

これとか
これとか
こういうやつ

詳細はわからないが、どうやらディスコードは課金すると他のサーバーでも所属サーバーのスタンプを別で使用することもできるらしい。

当然羨ましいので「うらやまぢい」と漏らしたところ、私が所属しているVICTORIAリーダーもそこにいるのに「さいぷち来いよw」と冗談めかして言われた。
「交換留学って形なら」と半々冗談で言ったところ、雑談している面々は「それ面白そう」といった具合で話が進んでいき、私も他サークル様の文化を学びたい想いもあったので改めてお願いした、という経緯になる。

元々VICTORIAとさいぷちは「サークル交流戦」なるイベントで既に交流いただけていたため、双方リーダー同士で内々に調整いただき、スムーズに事は進んだ。

こういった形で唐突に交流から更なる交流が派生するため、サークル間の交流を前向きに考えている方々は積極的に何等かの形でイベントを催すといいだろう。何がきっかけで縁が始まるかわからない。


■目的

具体的に何を学びたかったかと言えば、下記三点である。
精神的にあまり得意ではないがサークルのサブリーダーでもあるため、自己研鑽はもちろん、サークル運営の仕組みについても学びたかった。

・サークル士気や対人レベルの保ち方、仕組み

・サークル管理の仕方やチャンネル構成

・個人の実力としてどの程度さいぷち内に通用するのか


各項目について実際に学べたかどうかは後述。


■留学開始

「交換」留学なのでさいぷち側からVICTORIAへ留学する方は誰だったかと言うと、トップレベルのトレーナーでよく知っている人物だったので驚いた。というか大会のチームメイトでもあったので奇妙な縁に笑った。

なお、交換留学といってもゲーム内のサークルを互いに入れ替え、ディスコードサーバーの方は両サークルとも所属する形となるので両方のサークルから情報を得られる立場となる。率直に言って爆アドである。

こうして10月、交換留学を順調に開始した。


■留学中

サーバー構成や普段の様子など

さてサーバーの構成をさいぷちリーダー様より掲載の許可をいただいた上で、一部ご紹介する。

さいぷち掲示板。
ゲームに関する攻略情報を各メンバーが投稿できたり、
企画やメンバーを補助するチャンネルなど盛りだくさんだった。


さいぷちVC。
ウマ娘だけでなく、別ゲーを気ままに配信したり一緒にゲームしたり、
映像をウォッチパーティしたりと交流が盛んだった。
またぱかライブ同時視聴した後で検討会も行っており、ディスコードVC機能をフル活用している。


個人チャンネル。
メンバー一人一人に個別のチャンネルが設置される。
独り言やメモ、攻略、趣味の話などなんでも使用してよい。
ちなみに当人以外にも全員みれて書き込みも自由なため雑談もよく発生し、
メンバー間のコミュニケーションにも一役買っていた。


ちなみに私の個人チャンネルを確認すると、

リーダーからのありがたい案内と共に「もう相当自由に使われた後」と記載があったのでまさかと思ったら、






まだ私が参加できていない間本当に自由に使われててくっそ笑った。


私個人チャンネルだけでなく、別メンバーのチャンネルの雑談にまぎれたり、気になる攻略情報等あればたまに議論してみたりと顔を出していた。

さいぷちメンバー様の個人チャンネルの様子。
ありがたいことに、チャンネル当人の方から掲載許可をいただけた。
当時は主にウマ好みについて調査をしていた。
天才のくだりが好き。


内戦関係(選抜戦・名人戦・竜王戦)

留学中はさいぷちのメンバーという扱いのため、各内戦に参加した。
サークル対抗戦選抜の他に、名人戦、竜王戦という内戦にも参加した。
名人戦は「サークルメンバーとマッチング」、
竜王戦は「さいぷちグループ全体のメンバーとマッチング」
という形式のようだ。

ちなみに各内戦の戦績は「レーティング」という制度で記録される独自のシステムが導入されており、レート次第では「昇格・降格」といった形でサークル移籍が行われる。(私は留学という立場なので関係はない。)
目的は「対人サークルとしてのレベルを保つ」とのこと。これは他のサークルでは真似できないコアコンピタンスであり、サークル対抗戦優勝最多サークルである所以の一つであると私は感じた。


以下、私個人の戦績である。
対人トップレベルのサークルのため当たるメンバー全てが強く、さながらボスラッシュのようだった。

サークル対抗戦選抜。
獲得pt的にはあと1勝していれば…!といった感じだったので非常に惜しかった。
名人戦。中間ぐらい。
竜王戦。1位であれば準決勝進出だったので惜しかった。

■まとめ

・サークル士気や対人レベルの保ち方、仕組み
魅力的な要因は様々だが、主に「VCやイベント、個人チャンネルを活用したメンバー間コミュニケーション」、「独自の内戦制度」で士気や対人レベルを保っているものと学んだ。
あとは流石対人サークルというべきか、個々のメンバーの対人に対するモチベーションが非常に高く、相互に刺激し合っている点も大きいなと感じた。

・サークル管理の仕方やチャンネル構成
上記(■留学中)の通り。今後の参考として持ち帰り。
ただし単体サークルではなくグループ体系をフル活用しているような構成だったため、あまり真似はできなそうだが。

・個人の実力としてどの程度さいぷち内に通用するのか
だいたい中間ぐらいだろうか。育成が上振れた月ならもしかしたら…?といった立ち位置になりそうで、大会勢としてはある意味ちょうどいい腕前なのかもしれない。


■留学を通して思ったこと

「交流戦」や「交換留学」もそうだが、どのような形でもよいのでサークル間の交流は積極的にして損はないと感じている。

「一度そのサークルと交流した、顔見知りになった」ということが今後のサークル活動や個人の活動において地味に効いてくるのだ。

対人サークルでなくとも、同じ温度感や志を持っていそうなサークルを見かけたら、積極的に交流を提案してみるといいだろう。

あるいは全く違いそうなサークルでも、全く違う文化を学ぶという意味で積極的に交流を提案してみるといいだろう。


今回の話をまとめると、冒頭でも書いた通り「今後サークル発展のヒントとなる」ので、サークル間の交流は非常にお勧めですよ、という話。


■さいぷちグループの紹介

ほとんど紹介してしまったような気もするが、改めて留学を受け入れてくれた「さいぷち」グループを簡単に紹介。

「さいぷち」グループは、以下の3サークルで構成されている。
・さいぷちっ!
・さいぷちふぁーむ
・さいぷちの宿

月1で開催される霧風様主催「サークル対抗戦」では最多の優勝数を誇り、対人に関する厚い情報はもちろん、積極的なメンバー間の交流(ウマ娘、別ゲー、VC)が特徴である。
またグループ内だけでなく、交換留学や交流戦など外部との交流も積極的。

さいぷちの日常というさいぷちグループのXアカウントもあるため、日常的な雰囲気を知りたい場合は覗くといいだろう。

グループ内では対人へのモチベーション保つこと、自分の腕前を磨くような独自のシステムがあり、トレーナーとしてステップアップできるような環境であることは間違いない。
・対人トップレベルのサークルでトレーナーとしての腕前を磨きたい方
・腕前に自信があり、より高みを目指したい方
という風な対人モチベーションの高い方には、うってつけのグループだ。

募集の際はさいぷちの日常アカウントから以下のように募集ツイートがされるので、その際に応募フォームから申し込むとよい。
※残念ながら2023年11月現在の募集は行われていないため、将来的に移籍を考えている方はこのアカウントをフォローしておき、募集ツイートがされるかウォッチしておくのがよさそうだ。


■御礼

積極的に支援してくれたさいぷちの友人
交渉を進めてくれたVICTORIAリーダー
交換留学、および本記事の執筆を快諾いただいたさいぷちリーダー
交換留学に応じ、VICTORIAへ来てくれたさいぷちの友人
留学中サークルメンバーとして温かく接してくれたさいぷちグループの皆様

皆様なくしてこのような貴重な経験は得られなかったと思います、この場で厚く御礼申し上げます。ありがとうございました!

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