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初めて「車いすユーザーの家族」を経験して気づいたこと

足の状態が大分よくなり、子の車いす生活もそろそろ終わりを迎えます。車いすユーザーの家族を初めて経験しての気づきと想像力が大切なとこを書きたいと思います。

まず、車いすを使う家族がいることが、必ずしもかわいそうではない、ということです。今まで意識はしていなかったものの、車いすユーザーの生活は大変そうでかわいそうと思っていたことに気づきました。

今回当事者になって、確かに行動は制限される部分はありますが、車いすを押している間だからこそできる会話ができたり、面白いことも多かったです。

ちなみに、車いすを押しながら話すのが楽しいからか、車いす押し係は人気です。

次に、「親切な人が多い」ということにも気づきました。ケガをした時は心配してくれてアイシングしたり病院を探してくれたり車を出すよと提案してくれたり。そして実際乗せていただきました。

歩道で車いすを押していれば自然と道を開けてくれる方多数、段差にひっかかっていれば車いすのコツを教えてくれる方がいたり、登校に付き合ってくれるお友達がいたり。

あ、ありがてぇ…

実際には、露骨に「じゃまだな」という視線で見られたり、エレベーターに乗れなかったり、おぼつかない松葉杖でエレベーターに乗るのに時間がかかった時には「まだ?」と言われたり、ということもありましたが、急いでいたら自分もそのような行動を取っているかもしれないなぁと反省しました。

車いすユーザーの家族という初めての経験をしたことで、想像力は大事だけど自分の経験からの想像力には限界があることに気づきました。

難しいことですが、新しい経験をしたり自分とは違う考え方や生活様式の人の経験を聞くことで、想像の幅を広げることが大切だと理解しました。

今回のケガはしないに越したことはなかった経験ではありますが、得られた物も多かったと思います。

それでは、本日もお読みくださりありがとうございました!

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