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今を生きる|2024年新卒入社員自己紹介




はじめに


みなさま、初めまして。
2024年度にファームノートに入社した柿元裕紀と申します。
初投稿ということで、今回は自己紹介をさせていただきます。
なぜ私が牛の世界/アグリテック・スタートアップに飛び込んだのか、お話させていただきます。

簡単なプロフィール

・1999年生まれ
・神戸生まれ、千葉育ち
・経済学部(学士)、経営管理研究科(修士)
・MBTI:INTP(論理学者)

少年時代の経験


ド文系かつ、都会育ちで酪農や農業に全く無縁な私がアグリテック・スタートアップに入社するなんて、2年前までは私自身も全く想定していませんでした。
ただきっかけは、子供時代、中高時代にありました。

1つ目は、母が施してくれた食育です。
食育というと大袈裟ですが、母は余計に手間が掛かることを承知で、私に料理の手伝い等をさせてくれました。
子供包丁で食材の下処理を手伝ったり、キッチンをデロデロにしながら揚げ物準備のために食材に小麦粉や卵、パン粉をつけたりしたのを今でも覚えています。
父親や姉も料理が上手だったので、料理に自然と興味をもっていました。
余計な手間が掛かるのを承知で、教育を施してくれた母に今では、とても感謝しています。

2つ目が、中高時代に入部した料理部です。
中学受験を経て、私は都内の中高一貫男子校に進学しました。男子だけのむさ苦しい学校でしたが、珍しく料理部がありました。当時では都内男子校の中で唯一の料理部だったようです。料理の興味から自然と入部を決意し、その後、家族の誰よりも料理に熱中することになりました。暇を見つけては書店の料理本コーナーに入り浸り、『Dancyu』や『料理王国』を定期購読し、勉強しない私に対して親に、大学ではなく辻調理師専門学校に行け、とも言われることもありました(笑)


とある料理雑誌に取材された時の若かりし柿元少年

これらの経験が後に、就職活動の時に思い出され、当初は思いもしなかったファームノートの入社に繋がることになります。

悩んだ大学時代


無事⁇、1年間の周り道を経験して、都内大学の経済学部に進学しました。意気揚々と経済学部に進学した私は、将来は金融系の仕事に就くんだろうと思っていました。しかし不真面目だった学生だったこともあり、経済学部に進学した学生が一度はもつ「なんか想定していたのと違う…」という壁にぶち当たり、古典的なミクロやマクロ経済学に興味を持てませんでした。(今思えば不真面目なだけですが…)
その中で計量経済学は唯一楽しいなぁと思い、計量経済学やデータサイエンスを専攻することになりました。その結果、IT/データサイエンティスト系の進路を候補として考えるようになりました。
その後、大学生活がコロナ禍にぶち当たったこと、モラトリアムを延長したかったこと、就職活動をまともにしてなかったことなど複数の要因が絡み合い、大学院に進学しました。

時を経て、大学院入学後、就職活動する時に自分の人生を思い返した結果、家にある大量の料理雑誌が目につきました。大学から一人暮らしを開始してからは面倒くさがって、料理は全然していなかったですが、料理雑誌はずっと購読していました。食、ひいては農業に関わる仕事も一つの選択肢としてアリだと感じていたものの、具体的な仕事のイメージはつかないでいました。そのなかで、料理王国のフードテック、アグリテックの特集号が目につきました。子供の頃から好きだった食の世界と大学時代に専攻していたDSやITを組み合わせたアグリテックなら面白そうなことができそうだなぁと漫然と思っていました。

私をファームノートにいざなってくれた書物たち

就活前半戦はモヤモヤしながら”大手・一流企業”就活を私もしていましたが、就活最終盤に差し掛かった頃に、自分自身がワクワクできる選択肢はなにか、再度問い直し、アグリテック業界をもう一度調べ直し、ファームノートに応募しました。

内定を頂いたあとでも、ファームノートに入社するかを決断する際にワクワクと同時に不安があったのは事実です。
そこで人事の方にお願いし、先輩社員であるセージさんやダニエルさん、そして二次面接を担当していただいた専務取締役の齋藤さんとの面談の機会を、無理言って設けさせてもらいました。
先輩社員のセージさんやダニエルさんの、活躍されているエピソードを聞き、憧れを抱きました。また斎藤さんからは、「君は今を生きていない、過去や未来を生きていない」と図星の指摘を受けました。最終的には、不安を抱えながらも、自分が一番ワクワクする方に”逸脱”してみようと思い、入社を決めました。

最後に

自己紹介ということで、半生と入社経緯について少し綴らせていただきました。

これからまだ見ぬことを経験していけることにワクワクしています。特に北海道の見知らぬ大地での牧場研修で、実際の酪農現場とファームノートの取り組みを見ることが楽しみです。
自分が選んだ選択肢を正解にできるように、謙虚さを保ちながら恐れず色んなことに挑戦し、ワクワクできるように、今を全力で生きたいと思います。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
改めて、みなさんどうぞよろしくお願いいたします。

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