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息子の体調不良カウンセリングで学んだ事

休職221日目です。

昨日は妻と私で息子の通う小学校へ。
スクールカウンセラーの先生とお話をしてきました。

相談内容は息子の給食中や体育の授業中の体調不良。

昨年末の冬休みあたりから顕著になった、食事の際の気持ち悪いーという息子の訴え。
新学期も始まり少しは良くなったかなと思ったらそうでもなかったみたいで…運動や勉強にまで派生してきました。

担任の先生も頭を抱えていると聞き、定期的に学校へ来てくれているスクールカウンセリングを予約しました。昨日がその日でした。


挨拶を交わし会議室(空き教室)へ案内されます。

入ると教室の何とも言えない懐かしいにおいがしました。。うーんこのにおいは、好きでも嫌いでもないです。。(じゃわざわざ書くな)

本題に入る前に、カウンセラーの先生が事前に息子の放課の様子を見ていてくださっていた様で、
「友達と自由帳を使って絵しりとり?をして仲良さそうにしてましたよー」
と教えてくれました。声も優しくて物腰柔らかい話し方をする温和な雰囲気のある先生(女性)でした。
…わざわざ放課の様子まで見てくれているのかというカウンセラーへの安心感を感じましたし、何より普段は親が見れない放課に息子が楽しそうだったと聞くのは嬉しいです。

そして本題へ…
相談はざっくりこんな感じ。(分はあくまで体感)

(気持ち悪いという訴えについて:約15分)

(HSCや発達障害について:10分)

(保護者や先生達の対応について:20分)

(症例や地元の小児精神科の紹介:10分)

(まとめ:5分)


…時間は1時間でしたが、もうあっという間。

具体的にまとめると…

・まだ症状が出始めて1ヶ月ちょっとで少しずつ良くなっている段階の可能性が高い。もう少し症状が持続して体重減少等の身体的症状が出る様になれば病院へ。

・「気持ち悪い」という言葉の真意はわかりかねるが、少なくともその訴えをする瞬間は無理させずに気持ちに寄り添ってあげた方がいい。
まだ言語化がうまくいかない時期なので、ちょっとした不安や逃げの一言でも「気持ち悪い」といってしまうことは結構ある。

・HSCの可能性はあるが発達障害ではない。感覚系だけど九九や漢字がすぐ覚えられているので学習も学校生活も基本的には問題ない。
ただ今は少しセンシティブなので体育や行事で新しい事をやる時なんかは一度みんなのやる姿を見学させて学ばせた方がいいかもしれない。
担任の先生にもその旨は伝えておく。

・急に何でも不安になったりするのはそういう時期でもある。大体子供は高学年になるとそういう悩みに直面する。少し早いが今はそういう時期なので頻繁に側にいてあげたり声掛けしてあげたりしていればおそらく収まっていく。

・何にせよ今は自分のSOSをちゃんと親や先生に伝えられている事が凄い。まずはそこをしっかり肯定してあげる。
「気持ち悪い」に関しては冷静に少しずつ言語化の種類を増やすサポートと徐々にやれる範囲を広げていく問いかけをしてあげる。(勉強がわからないから気持ち悪いのかな?などの詳細を聞く・じゃああとこれだけ食べてみようか?などの問いかけをしてあげる)

・脳内の不安を感じる部分と記憶を司る部分は密接な関係にあって脳内にインプットされる時に感じた不安がすぐ行動や感情にアウトプットされる仕組みになっている。一種の防衛本能でそれは成長過程において必要不可欠。


…。
まとめが長いっ!!
全然具体的じゃなかった。。。下手くそですいません。

…でもこういった本当に色んな事を教えて頂きました。

話を聞くと、ここ数日は給食も先週や年末よりは全然食べれらているそうですし、体育も大放課に行われる大縄の練習もイヤイヤかもしれませんが自主的に参加できているそうなので、今はSOSを発する時以外なら少し様子見てあげてもいいのかなぁ。と。

もしまた気持ち悪いと言ったら、どう気持ち悪いか少しずつ聞き手が噛み砕いてあげて言語化できる様にしてあげる。そして自分から訴える事ができる事を褒めて少し休ませてあげる。といった感じですかね。


いやー凄い。。
相談して良かったです。

知識や経験の豊富さもさることながら、ここまで具体的な対応策を教えてくださるとは思っても見なかったですね。
先生の話しやすい雰囲気も相まって和やかな時間だったと思いますし、またこれなら息子に何かあった時相談できる!という大きな後ろ盾を感じられる内容でした。

妻もスッキリしたみたいで何より。ひとまずはこれで息子の様子見ですかね。

そんな中で息子が帰宅。
「今日は大縄大会で126回跳んだよ!他のクラスに勝った!」と教えてくれました。
(実は学校に行った時に話は聞いていた私達)

「えぇぇ!すごいやん!!」
「いっぱい練習したもんね!おつかれさまぁ!!」

と褒めちぎる妻。
もちろん私も褒めますが、ここで先生からの助言をふと思い出します…

「褒めるのは大切ですが、過剰に褒めてなんかウソくさいなぁと思われたらあまり意味ないんですよねえ」


…そ、そう言われると、、む、むずかしい。

まぁ着飾らずに褒めるのは妻が得意そうなんで任せます。"ぎゅー"ばっかしてますが…それが一番いいんでしょう。笑


…あと余談ですが最近は精神の不調や不眠を訴えるお子さんも少なからず増えているそうで、心療内科で漢方薬や睡眠導入剤を処方されて飲んだりする子もいるそうです。
そんな時代なのか…親を見てそう思うのか…暗いニュースが多い時期的なものなのか…

いずれにしてもそういった不調があればまず学校のカウンセラーに相談するのは有りかもしれませんね。存在は知っていても学校にいつ来るのかとか、些細な事でも相談できるのか、時間はどれくらいなのか、とか知らなかったので。

そして息子に関してはまた体調不良や変化があれば書きたいと思いますが、とりあえず一段落ですかね。(ほっとしつつ、言語化の難易度にビビっている)



息子のスリッパに匂いをつけるハム

以上です。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


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