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[04/01~04/05] 生成AI Weekly News
今回も社内で話題になった生成AIに関するニュースをご紹介します。
新しい年度となりましたので、「LLM Weekly News」から「生成AI Weekly News」へとアップデートいたしました🌸🌸
LLM に限らず、生成AI 活用という文脈でより幅広くニュースを扱っていきます。生成AI に関する1週間の動きをまとめて振り返ることができる記事となっており、毎週金曜更新です!
情報のキャッチアップ、振り返りにご活用ください!
それでは今週のニュースです!
プロダクト・サービス
テキストから画像への変換 「CosmicMan」
CosmicManは、忠実度の高い人間画像を生成することに特化したテキストから画像への基礎モデル。データセットには、平均解像度1488x1255の高品質な実世界の人体画像600万枚と、正確なテキストアノテーションが添付されているとのこと。
帽子だけ、Tシャツだけ、のように部分的な修正が可能なようです。やはり今年は画像生成系がどんどん進化していきますね!
CosmicMan
— AK (@_akhaliq) April 2, 2024
A Text-to-Image Foundation Model for Humans
We present CosmicMan, a text-to-image foundation model specialized for generating high-fidelity human images. Unlike current general-purpose foundation models that are stuck in the dilemma of inferior quality and pic.twitter.com/MpvxKHuSen
線画から陰影を出力するAIアプリ「Line2Normalmap」
線画から擬似3D画像を出力、そしてそれに対して陰影を出力されるアプリが公開されました(フリー公開は 2024/04/06 予定)。
pixivFANBOXで線画から陰影を出力するAIアプリ「Line2Shadow」アーリーアクセス!を公開しました! https://t.co/bRtKk4p27a
— とりにく (@tori29umai) April 3, 2024
三日間だけのアーリーアクセスですが支援者の方は是非!!!!! pic.twitter.com/MYnu2AX5tf
Line2Normalmap test #stablediffusion #AIイラスト #AI #ComfyUI pic.twitter.com/zV9iiyiurA
— toyxyz (@toyxyz3) April 3, 2024
create.xyz 新機能「Instant Databases」
先週登場したばかりの create.xyz から早速新機能がリリースされました。DB の作成や操作ができるようになる模様。
アプリにどのようにデータを保存したいかを記述すれば、Createがデータベースを作成し、スキーマを設定し、クエリをフックします。
AIのための「SQLなし」です。
RAG を活用するために必要なベクトル DB については、未対応だが but soon とのこと。期待が高まります。
New: Instant Databases in @create_xyz
— Dhruv (@dhruvtruth) April 3, 2024
Made using plain English (or Japanese or...)
With Instant Databases, anyone can make apps that work. In seconds and with just a few words.
Describe how you want your app to store data and Create makes the database, sets up a schema, and… pic.twitter.com/ghh6n8HKSz
早速 create.xyz の活用事例も出てきてます!
create.xyz と cursor で業務フロー可視化ツールの例
https://t.co/fppI3yoDEt とcursorで業務フロー可視化ツールを作成
— まる@生成AI勉強中 (@RunRfa) April 2, 2024
自然言語だけでコード書かずに大体6時間くらい(7割はしょうもないとこのTry&Error)https://t.co/fppI3yoDEt でGPTのAPIを使えるが、意図した動きにならず途中からcursorで修正
フロントエンドと無縁だったけど少しずつ理解してこ pic.twitter.com/ark1WM4Y85
家具のイメージを生成できるページの例
https://t.co/ab17n3BXmzで家具のイメージを生成できるページを作ってみた!
— Orange_TOMATO AI (@kitsutoma1345) April 4, 2024
ユーザーの好みに沿ってインテリアの画像を生成し、その画像とそっくりな家具をwebで探してくれます。 pic.twitter.com/R0jr1MAaqo
「Command R+」
Cohere がオープンで開発した LLM「Command R+」の紹介です。
RAG 機能において高度な結果を示すようで、社内ドキュメント活用を考えている企業にとってはかなり期待できる LLM となります。
![](https://assets.st-note.com/img/1712297289602-jOUbKdDS7j.png?width=800)
Today, we’re introducing Command R+: a state-of-the-art RAG-optimized LLM designed to tackle enterprise-grade workloads and speak the languages of global business.
— cohere (@cohere) April 4, 2024
Our R-series model family is now available on Microsoft Azure, and coming soon to additional cloud providers. pic.twitter.com/Q8XXU8wAzu
Command Rってなんじゃ?と思ったら、Coreheがオープンで公開した35BのLLMだって!3月11日に発表されてたけど、全然知らんかったわ。128kコンテキストウインドウで長文理解に強み。35Bなら4bit量子化でRTX4090で動くやん。チャットボットアリーナでGPT-3.5TどころかClaude-1やMistral…
— うみゆき@AI研究 (@umiyuki_ai) April 1, 2024
Microsoft でも使える模様。企業での活用のためのリレーションシップ構築も抜かりない。
.@Cohere's latest LLM, Command R+, is now available first on Microsoft Azure—providing customers with unparalleled model choice! Create user-focused AI applications with scalability and adaptability. Get started: https://t.co/F0x1aCto2l pic.twitter.com/5dSc5z3Rvo
— Microsoft Azure (@Azure) April 4, 2024
ニュース
OpenAI Japan 新橋に
OpenAI アジア初の拠点が日本で立ち上げ開始。日本における生成AI 活用のルールづくりに加わる予定のようです。
OpenAI、「ChatGPT」をサインインなしで利用可能に
サインインなしに無料で利用できるようになるとのこと。
ChatGPT で DALL-E の画像編集ができるように
ウェブ、iOS、Android の ChatGPT にて、DALL-E を使って生成した画像に対して、プロンプトで編集ができるようになりました。なんと編集箇所も指定できるようです!
You can now edit DALL·E images in ChatGPT across web, iOS, and Android. pic.twitter.com/AJvHh5ftKB
— OpenAI (@OpenAI) April 3, 2024
サイバーエージェント、社内のクリエイターに向けて「画像生成AIガイドライン」策定
以前、文化庁から出された資料を踏まえて作成した感じがしますね。他社企業にとっても、画像生成AI 活用の一つの基準となりそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1712296950951-iQJRgv93v2.png?width=800)
↓↓ あわせて読みたい ↓↓
![](https://assets.st-note.com/img/1712297064844-vnS9ph28R7.png?width=800)
「AI と著作権に関する考え方について」令和6年3月15日 文化審議会著作権分科会法制度小委員会
論文・技術系
Apple開発のAI「ReALM」、ChatGPT 4.0を凌駕
Siri 機能の向上が期待できますね!
プロンプトエンジニアリングのコツ 「文脈を最初に示すパターンの方が回答精度が高い」
文脈を最初に示してから、タスクを指示するプロンプトの方が回答精度が良いというのは意外でした。良い学び。
プロンプトエンジニアリングのコツ
— webbigdata (@webbigdata) April 2, 2024
1)文脈を最初に示すパターン
XXXX
XXXXを元にYについて教えてください
と
2)文脈を最後に示すパターン
XXXXを元にYについて教えてください
XXXX
では1)が良いとの事
結論を先に言う事を良しとする文化圏の人は対LLMの場合は要注意かもしれないですね https://t.co/J6HybIpuwk
携帯電話 GPU 上での LLM の高効率展開「Transformer-Lite」
Transformer-Liteは、大規模な言語モデル(LLM)をモバイル端末のGPUで高効率に実行するための最適化手法です。
▼ できること
大規模言語モデル(2B~14Bパラメータ)をモバイル端末のGPUで高速実行
プロンプト入力時(prefill)の高速化 - 例えばChatGLM 6Bで121 token/s
応答生成時(decoding)の高速化 - 例えばChatGLM 6Bで14 token/s
LLM の 価格/スピード/クオリティ のまとめ
価格とスピード、クオリティを比較した結果が一覧で確認できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1712298281097-fgj0epyQXG.png?width=800)
LLM Pricing + Speed + Quality 💰
— virat (@virattt) March 29, 2024
I ran tests comparing inference cost, quality, and speed today.
Task: Financial Metrics Calculation.
Given JSON of financial statements, calculate financial metrics.
Experiment setup:
• 3 financial calculations
• 10 iterations per model
•… pic.twitter.com/zDuTUQ8MyO
その他ニュース
スライド生成AI の比較
スライド生成AI、結局どのツールだったら実用レベルなのかを本気で比較してみた
— usutaku@AI情報解説 (@usutaku_com) April 4, 2024
使用したツール
- Gamma
- CanvaAI
- イルシル
- Copilot for PowerPoint
結論
1位:イルシル
非MS環境でビジネス利用ならイルシルが最もコスパいい、多くの人にとってはこれが最適、実践レベル
2位:Copilot for… pic.twitter.com/LfHnZX28j1
[資料系] ChatGPT-Azure OpenAI大全 メジャーアップデート
大変長らくお待たせいたしました。
— Hirosato Gamo | AI Cloud Solution Architect (@hiro_gamo) April 3, 2024
ご好評いただいていたChatGPT-Azure OpenAI大全ですが、メジャーアップデートしました。https://t.co/7KTAUdBRt9
ChatGPT-LLMシステム開発大全へ名称変更しています。… pic.twitter.com/sBv0sG917U
[資料系] LLMの現在
[資料系] Augmentation と Automation の違いを常に意識する
AIの役割は大きく以下の二つに分類できる。
- Augmentation(増強): 人間がタスクを遂行する手助けをする。コーディング補助、ライティングアシスタントなど。
- Automation(自動化): 人間の代わりにタスクを遂行する。(タスク指向型の)チャットボットなど。
同じタスクに対して、augmentationよりもautomationの方ができた時のインパクトが大きい一方で難しいので、まずはaugmentationから始めて徐々にautomationに移行していくというデザインパターンがある。
「Cotomo」 独自のデータを使って、自分たちで開発した LLM で動いていた
複数のLLMやネット検索ができるAI検索エンジンの『Perplexity』が広告を導入することを発表
今週もニュースが盛りだくさんの1週間でした。来週もどんなニュースがあるのか楽しみです!
今週もお疲れ様でした!
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[ご案内] AI 活用ウェビナーを実施します!
![](https://assets.st-note.com/img/1712298591780-apl7fmdplD.jpg?width=800)
■ウェビナー概要
AI時代を勝ち抜くための最新AI活用戦略
〜これから求められるAI人材育成と導入方法とは?〜
・日時:2024年4月17日(水)12:00〜13:00
・場所:ウェビナー専用のURL
※ お申し込みいただいた方にウェビナーのURLをお送りいたします。
・費用:無料
・申込締切:当日 4/17(水) 12:00 まで
■こんな方にオススメです!
・生成AI / DX に興味のある方
・業務効率化に関心がある方
・生成AIの業務活用を考えている方
・生成AIを活用して新規事業の立ち上げを考えている方
・生成AIについて興味があるが何から始めれば良いかわからない方
■ウェビナー登壇者
AI研修SkillBridge/事業統括 内山 拓海
株式会社エクスプラザ/代表取締役 高橋 一生
株式会社エクスプラザ/セールス & マーケティング 大川 泰河
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