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2024年5月11日エスコンフィールド北海道 ビジター応援エリア“以外の”3階席(スターレベル)3塁側内野席からビジターチームを応援してみての感想を書いてみました

昨年(2023年)11月にシーズンオフの秋季練習期間にZOZOマリンを訪れた記事を書きましたが、今回は観戦記というものを初めて投稿してみます。

私は北海道在住のロッテファンなので、現地で試合を観られる機会としてはマリーンズが北海道へビジター遠征に来たタイミングが最も多くなります。

学生の時は何度も札幌ドームのビジター外野席に足を運んでいましたが、社会人になってからは勿論応援はしつつも内野席でじっくりと観戦することに重きを置きたいと思うようになりました。
そのため、(札幌ドームはエスコンフィールドとは逆でホームが3塁側、ビジターが1塁側でしたので)1塁側内野席で観戦していた回数が多かったですね。

そして、昨年から日本ハムの本拠地がエスコンフィールド北海道に移転したのは記憶に新しい所でしょう。昨年は一度だけ観戦に訪れる事が出来まして、その際には2階(メインレベル)の3塁側内野席でした。
エスコンフィールドはパ・リーグの他球場と異なり、3階の内野席に応援団が位置取る形になっていますから、すぐ真上からロッテファン・応援団の声が聴こえてくるのは大変面白いと感じました。

◇◇◇

さて、前置きが長くなりましたが今回は去年の夏以来、自分にとっては2度目となるエスコンフィールドでの観戦。
最初は以前と同様に2階席を取ろうと思ったのですが、私がFチケで確認した際には2階3塁側内野は殆ど売り切れとなっていました。
それなら久々にビジター応援席のチケットを取ってみようかとも考えましたが、折角の機会なのでビジター応援席“以外の”3階 3塁側内野席から試合を観るのはどういった感じなのだろうと興味が湧いてきて、今回はそのアプローチを意識して観に行ってみようと思い至りました。

札幌ドームの頃も、比較的外野に近い位置の1塁側内野B指定席やC指定席を取った際には試合展開や状況によってビジター応援席のロッテファンの方々と(勿論試合中に大声で会話を交わす訳ではありませんし、立ち上がったり周囲の視界を妨げるような動きは当然しませんが)目線で何となく連携を取りながら応援のタイミングを合わせたりする、あの感覚が好きだったというのもありました。
また何より周囲にビジター側のファン(つまり今回だとロッテファンですね)がどれだけいるのかも気になっていましたのでその点も含めて見てみる事としました。

今後観戦に行かれる他球団ファンの方々にも少しでも参考となりましたら幸いです。

当日着ていったユニフォームとキャップ

以前の記事でも書きましたように私は金澤岳バッテリーコーチを現役時代から応援しておりまして、この他にもビジター用の黒、今季からのファーム用ユニフォーム、そして昨年度のブラックサマーユニフォームの73番も持っているのですが今回は敢えて(ビジターゲームではありますが)ホーム用のピンストライプを着て行きました。

この日73番のホームユニを見かけたという方がおられましたら、それは恐らく私だと思います。

◇◇◇

北広島駅から球場へのアクセスについては既に多くの方が記事としてまとめて下さっていると思いますが、流石に一枚くらいは球場の外観を載せておきたいと考え撮った写真がこちらです。


(以下の写真も、他の一般の方が写り込んでいる場合は基本的にモザイク加工を入れております。)

北広島駅から歩いてくるとこの角度で球場に向かっていく形となります。
球場には10時過ぎ頃到着しました。入場はスムーズでしたね。

今回の席は334通路のブロック。


開場時間頃に入るとホーム側の試合前練習も見る事が可能です。
ただし14時プレイボールの本日の試合の場合、スタンド席に入れるのは11時45分からでした。


席から右側、ビジター応援席に目線を向けた時の景色がこちらの写真になります。

(大事を取って全体的にモザイク処理を入れましたので概観を掴みにくくなっておりましたら申し訳ありません。)

北海道マリーンズの旗はいつ見ても良いですね。
この日は関西マリーンズの旗もありましたので関西支部の応援団員の方も来ていたのだと思います。

一つ懸念していたのはビジター応援席との間に大きな柱などがあったらどうしようかという事だったのですが、それは杞憂に終わったので安心しました。
まさに私の希望していたように、ビジター席の応援を横に受けながらじっくり座って観戦できる席を選ぶ事が出来ました。
しかし、これはもう致し方無いですし織り込み済みでチケットを買ったのですが、ビジター側のプルベンは今回の席からは見えないですし、レフト方向ライン際への打球が捕球されたのかファールになったのか、スタンドインしたのかは直接視認する事は不可能でした。

このようにレフト側は見られる角度がどうしても制限されます。

同じブロックでも最前列ならよりグラウンド内の広い角度を見渡せると思いますので、その点を重視される方は席選びの参考にして頂ければと存じます。
また、もう一つ気になっていた3階3塁側内野席でのビジターファンの割合ですが、この試合に関して言えば各ブロックに4〜5人程度は座っていたように感じました。
私が座った位置からもう一つホームベース側のブロック、つまりビジター応援席のすぐ横のブロックだとより多くロッテファンも位置取っていました。

ビジター応援席から声援を送るファンの中には札幌圏をはじめとした道内在住のロッテファンの方も千葉から遠征して来られた方も、あるいはそれ以外の地域から来られた方もいることでしょう。
特にこのカードはTEAM26(千葉ロッテマリーンズファンクラブ)のビジター応援デーである事に加えて、ビジター観戦ツアーの対象試合でもあったため恐らく関東から来られた方は多かったのではと考えます。
この日、応援席の大きな旗の数はファイターズ側3本に対し、マリーンズ側が4本あったので相当応援団も気合を入れて準備して来たものと思われます。

本拠地ZOZOマリンスタジアム(私は昔の癖でついQVCと言ってしまうことがあります)での応援が素晴らしいのは勿論ですが、ビジター球場での応援も熱意や闘志が強く感じられてホームとはまた違った良さがあるなといつも思います。

それからこれは日本ハムを含めた他の11球団に対しても同様なのですが、基本的にNPBではどの試合でもビジター応援席にはビジターチームの応援団とファンの方がいらっしゃいます。
敵地(これは別にどこかのチームが嫌いで敵視するという意味では無く、ホームと比べて条件面で厳しいアウェイの環境としての意味です)でも自らの応援する球団を後押ししたいというその想いに、私は敬意を抱かずにはいられないのです。


この土日はビジター応援デーでした


席からグラウンドへの眺めがどうなっているかもお示し致します。

11時30分を過ぎたあたりでマリーンズの選手がグラウンドに登場し、スタンド利用開始時間頃からビジター側の試合前練習が行われていました。

この日の先発はロッテがメルセデス投手、日本ハムが加藤貴之投手という左腕対決となりました。

【ここできっとこの記事を後日、或いは2025年以降に読まれる方もおられると思うので現在のロッテのチーム状況につき記しておきます。
2024年5月11日試合前時点でマリーンズは16勝16敗1分の3位。
順位や勝率としては決して悪くない位置ですが、前日の5月10日は6回裏に5失点を喫しての逆転負けでした。また今シーズンはここまで日本ハム相手にはホームでも1勝2敗で負け越しており、ビジターでは4戦して全敗と最も相性の悪い対戦相手としています。
ですから本日、11日はなんとしても今季初のエスコンフィールドでの勝利を手にしておきたい所でした。】


両チームのスターティングメンバー


試合中は集中していたのでそれほど写真は撮れませんでしたが簡単に試合経過をまとめてみます。

両先発立ち上がりから調子良く三者凡退に抑えてのスタートとなった試合は3回表まではお互いランナーを一人も許さない完璧な投球。
しかし3回裏に万波選手のタイムリーヒットでメルセデス投手が1点を失います。ですがその後は崩れること無く最少失点で切り抜け、5回裏には打球が体に当たって強襲ヒットとなるアクシデントがありながらも追加点を取らせずきっちりと試合を作ります。

4回裏 メルセデス投手のピッチング

なんとか打線が援護したい所ですが5回までロッテ打線は相手のエラーによる出塁のみ。そうした中で6回に友杉選手のレフト前ヒットが出て初安打、それでも後続が続かず無得点に終わります。

結局、メルセデス投手は6回2失点と先発として十分なピッチングを見せるもロッテは1点も得点ならず、0-3での零封負けを喫しました。
(また、昔から私が現地観戦した時には投手戦になりやすいと思っていましたが、改めて今回その思いを強くしましたね。)

やはり日本ハムに対して、特にビジターでは常にプレッシャーを感じながら試合に臨んでいるのが非常に感じ取れますね。
ただ、同一リーグである以上は毎年かなりの試合数を戦う訳ですから、ひたすら実直に一つの勝ちを目指して諦めず戦いつづけるしか無いでしょう。

ですが勿論勝てれば言う事無しでしたが、当初の目的だった3階の3塁側内野からビジター応援席やグラウンドがどう見えるのかを確認できた事は自分にとって収穫でした。
次に現地観戦に来られるのがいつになるか分かりませんが、まずは明日の勝利を願って明日は自宅から応援していきます。

この度はお読み頂いて誠にありがとうございました。


本日のビジター応援デーで配布されたリアルトレカ

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