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日本古来の器 やちむん から学ぶSDGs

こんにちは
飲食店や美容室オーナーかつ、
パラレルキャリアを推進しています
向山かおりです。

本日は
飲食店で利用している器のお話です。

沖縄には
やちむん
という、
沖縄県の土で作られた古き良き焼き物
が有名です。

焼き物
という言葉を沖縄の言葉で表現したことばです。

歴史は長く、1600年代から
琉球王国に現れました。
色は沖縄の青い海をおもわせるコバルトブルーや
緑や茶色、白で構成されることがおおいです。

モチーフは魚を意味する 魚紋が多いです。
魚はたくさんの卵を産むから、
縁起の良さも込められています。

使いはじめは、お米の研ぎ汁などで煮たりして、
下準備が必要だったり、
電子レンジが使えなかったり
現代の食器生活にはなかなか難しいところもあります。

しかし、
このやちむん、沖縄の人々の知恵と努力の結晶により
今にも素晴らしい食器として残り続けているのです。

戦後は、粘土の材料が希少化したことや、
有毒な釉薬や、釜の環境問題などにより、
文化が途絶えようとした時期もありました。

しかし、
こうした時期も、
よみたんそん 読谷村 で、
なんとかやちむんを残し続けようという流れができました。

釉薬をサトウキビや軽石などの原料にすることで
環境に優しいものにしたり、
やちむんの制作工程での資源再利用
など
工夫に工夫を重ね、

2024年の今も残り続けているのです。

素晴らしい取り組みですよね。

SDGsという言葉のないころから、
沖縄の方々の熱意と努力により
残り続けたやちむん

手にしてみたら
その素晴らしさにきっと好きになると思います。

私の経営する飲食店でも、
やちむんを使った食器を一部利用していますので、
ぜひ一度使ってみてください。


https://www.mingei-okumura.com/fs/mingei/c/makingyachimun

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