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小3息子、転入生やってます。



息子、小3。この春、わが家の都合で転校となった。

2年生の中頃から行き渋りだったり、「オレには学校が合わない」と発言したりもしたが、なんとか迎えた修了式。先生やお友達からのメッセージから、息子なりに頑張って学校生活を送っていたんだなあということが伺い知れた。

今度は、転校というハードル。新しい環境で大丈夫だろうかと思いつつ、安心材料もあった。幼稚園まで過ごした街に戻って来たので、何もかもが初めてという訳ではないのだ。私も、娘が4年間通った小学校でもあり、何となく雰囲気も分かっている。

そして迎えた始業式当日。「保護者の方も一緒に来てください」と言われていたので、通学路を2人で歩く。なんだか懐かしい気分。横断歩道にはボランティアの方や先生方。門には挨拶委員会(?)の子ども達。たくさんの方に見守られて登校する。

案内された待機場所の図書室。なんと他にもたくさんの転入生が。20人近くだろうか。きょうだいの子もいる。入れ替わりが多い校区とは聞いていたけれど、これほどとは。

転入生担当の先生が来られ、始業式から教室に行くまでの流れが説明された。スケッチブックに書いてあり、なんとも分かりやすい。そこで保護者は解散かと思いきや、始業式を見ていく流れだという。

体育館の1番後ろから、新しい先生方の就任式と始業式を立ち見。貴重な経験だ。校長先生のお話もあり、今年度の学校のテーマが発表されていた。なかなか興味深い。

担任の先生が発表される。息子のクラスはベテランの女性の先生のようだ。

そして、いよいよ転入生紹介の時間。

全校生徒の前に立ち、マイクで学年と名前を言う。クラスで紹介されるものとばかり思っていたので、最初からなかなかスリリングな体験だ。

「3年の、〇〇〇〇です。」

はっきりとした声で言う息子。おー、言えた、言えた。心の中で小さくガッツポーズ。まずは最初の関門を突破したようだ。

そこまで見届け、私は一旦自宅に戻った。

帰宅時間になり、初日だけの約束で教室まで迎えに行く。

そーっと覗くと、そこには、ニコニコ笑顔の息子がいた。

担任の先生が出てこられ、「『久しぶりー!』とか言うお友達もいましたよ。お互いに覚えていたみたいですね。」と教えてくださった。クラスに、同じ幼稚園だった子が2人いたようだ。しかも1人は春休みも一緒に遊んだ仲良しのYくん。もしかしたら、前情報から配慮してもらったのかもしれない。

初日の息子と先生の雰囲気から、あ、なんだか大丈夫そうと思った。


それから2週間。

休み時間に外遊びに誘ってくれるお友達もいて、少しずつ馴染んでいるようだ。遠足もあった。少食なので気にしていた給食も、量を調整して完食できているとのこと。

クラスの懇談会もあった。
「この学年になると、出来ることがぐっと増えて、自分達で考えて行動します。でも、判断はまだまだ間違うこともたくさん。ダメなものはダメと指導しつつも、そのチャレンジした気持ちは大事にしながら、一緒に成長していきたいと思います。」
と、担任の先生。

メリハリも大切にし、色んなタイプの子がいることも考慮していくと。その話を聞いて、時に厳しさもありながら、温かな愛情を感じる素敵な先生だなあと思った。周囲からの評判がすごくいいのも納得。

「学校ダリ~(だるい)」と言いながらも、毎朝時間になると、嫌がることなく登校していく息子。なんとなくだけれど、リラックスしているように見える。今までは、自分を奮い立たせて戦いに行くような雰囲気だったので、違いがよく分かるのだ。

何が違うのかな。学校全体のオープンな感じがしっくりきたのかもしれないし、先生のお力もあるんだろうなあとも思う。何にせよ、本当にありがたい。

学習の上での困り事などは様子を見ながら、適宜対応できれば、と思っている。

まだまだ始まったばかりだけれど、いい感じでスタートできたんじゃないかとほっとしている。息子らしく、楽しく過ごせたらと願う。

今週は家庭訪問。先生とお話しするのが楽しみだ。



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最後までお読みいただき、ありがとうございました♩

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